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【ポケモンGO】ニョロボンってどうなの?

 ポケモンGOニョロボンのおすすめ技構成や最大個体値CP、色違い、入手方法などニョロボンのデータをまとめています。さらにジムやレイドバトル、トレーナーバトル(対人戦)の対策やニョロボンの弱点といったバトル情報も掲載!

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目次


ニョロボンとは


図鑑説明
発達した強靭な筋肉はどんなに運動しても疲れることはない。太平洋も軽く横断できるほどだ。

図鑑   No.62
カテゴリ おたまポケモン
高さ   1.3m
重さ   54.0kg
相棒アメ 3km,ニョロモのアメ


入手


 ニョロボンは野生で出現しにくいので、ニョロゾを進化させるほうが早い。
 進化前のニョロモは定期的に入れ替わるポケモンの巣で大量に出現するので、そこでゲットするのがおすすめ。
 ニョロモからニョロゾに進化させるにはニョロモのアメが25個、ニョロゾからニョロボンに進化させるには100個必要。


ステータス


タイプ1  みず
タイプ2  かくとう
天候1   雨
天候2   曇り
MAXCP  2586


種族値


HP   207
攻撃  182
防御  184
合計  573


タイプ相性(弱点・耐性)


2.56倍
なし

1.6倍
でんき,くさ,ひこう,エスパー,フェアリー

0.625倍
ほのお,みず,こおり,むし,いわ,あく,はがね

0.391倍
なし

0.244倍
なし


ニョロボンの評価


7タイプに耐性を持つ

 HPが高く、その他も平均以上で使いやすい。水と格闘の複合タイプで、7タイプに耐性を持っており多くのポケモンに有利を取れる。

みずタイプ枠としては他ポケモンに劣る

 みずタイプとして使うには他のみずポケモンに劣る部分が多い。複合タイプとしての強みを活かすべき。

トレーナーバトルでの運用

 メジャータイプの弱点は痛いが、耐性も多く覚える技も優秀。種族値のバランスも良いためCP制限下のリーグで活躍する。
 ほのおタイプ、はがねタイプ、いわタイプが相性有利。ニョロボンを活躍させる場合、これらのポケモンにぶつけていこう。


ニョロボンが覚える技


※は現在覚えない技(レガシー技)


ノーマル技


ジム/レイドバトル時


あわ
威力 12
DPS 10
EPS 11.67

いわくだき
威力 15
DPS 11.54
EPS 7.69

マッドショット ※
威力 5
DPS 8.33
EPS 11.67


トレーナーバトル時


あわ
威力 8
DPT 2.67
EPS 3.67

いわくだき
威力 9
DPT 3
EPS 2.33

マッドショット ※
威力 3
DPT 1.5
EPS 4.5


スペシャル技


ジム/レイドバトル時


ハイドロポンプ
威力  130
DPS  39.39
ゲージ 1

れいとうパンチ
威力  50
DPS  26.32
ゲージ 3

ばくれつパンチ
威力  90
DPS  33.33
ゲージ 2

じごくぐるま ※
威力  60
DPS  27.27
ゲージ 2

グロウパンチ
威力  50
DPS  25
ゲージ 3


トレーナーバトル時


ハイドロポンプ
威力 130
DPE 1.73
消費 75

れいとうパンチ
威力 55 
DPE 1.38 
消費 40

ばくれつパンチ
威力 90
DPE 1.8
消費 50

じごくぐるま ※
威力 60
DPE 1.2
消費 50

グロウパンチ
威力 40
DPE 1.14
消費 35


ニョロボンのオススメ技構成


ニョロボンのコンボDPS


ノーマル技  あわ
スペシャル技 ばくれつパンチ
DPS     22.82

ノーマル技  いわくだき
スペシャル技 ばくれつパンチ
DPS     21.52

ノーマル技  あわ
スペシャル技 ハイドロポンプ
DPS     21.02

ノーマル技  あわ
スペシャル技 グロウパンチ
DPS     20.69

ノーマル技  いわくだき
スペシャル技 ハイドロポンプ
DPS     20.61

ノーマル技  マッドショット※
スペシャル技 ばくれつパンチ
DPS     20.57

ノーマル技  いわくだき
スペシャル技 グロウパンチ
DPS     19.89

ノーマル技  あわ
スペシャル技 じごくぐるま※
DPS     19.03

ノーマル技  マッドショット※
スペシャル技 ハイドロポンプ
DPS     18.78

ノーマル技  いわくだき
スペシャル技 じごくぐるま※
DPS     18.62

ノーマル技  マッドショット※
スペシャル技 グロウパンチ
DPS     18.39

ノーマル技  あわ
スペシャル技 れいとうパンチ
DPS     17.72

ノーマル技  いわくだき
スペシャル技 れいとうパンチ
DPS     17.65

ノーマル技  マッドショット※
スペシャル技 じごくぐるま※
DPS     16.61

ノーマル技  マッドショット※
スペシャル技 れいとうパンチ
DPS     15.52


ジム/レイドバトル


【攻撃】あわ×ばくれつパンチ

 性能の高いあわをメインに戦い、タイプ一致のばくれつパンチでダメージを稼ぐ。みずとかくとうタイプとしての働きをこなせるので、幅広く対応ができる。

【防衛】いわくだき×れいとうパンチ

 ニョロボンの弱点になるくさとひこうタイプに対して強くなる構成。HPが高いので、防衛力がグッと上がる。


トレーナーバトル(対人戦)


ノーマル   あわ
スペシャル1 グロウパンチ
スペシャル2 れいとうパンチ

 通常技の「あわ」はエネルギーチャージ量が多く、比較的早めにグロウパンチに繋げられる。
 グロウパンチは使う度に4段階まで攻撃力を上げる効果があり、多く打てば打つほどダメージ効率が上昇する。グロウパンチの使用回数を増やせる技構成がベスト。

マッドショットがあればそちらを採用

 レガシー技のマッドショットはエネルギー効率が更に高く、最速で繋げることが可能に。グロウパンチの利点を最大に生かせる技構成となるので、あれば優先的に採用しよう。


ニョロボンの活躍場面


ハガネール

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 はがねにはかくとう、じめんにはみずで弱点が取れるので、効率よくダメージを与えられる。

ラプラス

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 ラプラスの技を軽減しつつ、かくとうで弱点を突くことができる。

パルシェン

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 パルシェンの技を軽減しつつ、かくとうで弱点を突くことができる。


ニョロボン対策におすすめのポケモン


サンダース

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 でんき技しか覚えないので、必ず弱点を突くことができる。

ナッシー

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 みずとかくとうの両方の弱点を突くことができるので、優位に立ちやすい。れいとうパンチには注意。

フーディン

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 耐久を物ともしない高い攻撃力が魅力的。

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 以上です。これで紹介を終えます。

【よくわかるポケモン解説】オニシズクモ編

 今回のポケモン解説はオニシズクモです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.752
分類    すいほうポケモン
英語名   Araquanid
タイプ   みず むし
種族値   H68 A70 B92 C50 D132 S42
高さ    1.8m
重さ    82.0kg
特性    すいほう / ちょすい(隠れ特性)
性別比   ♂50.0%:♀50.0%
卵グループ 虫 / 水中1


進化


シズクモ → オニシズクモ(Lv22)

 

図鑑説明


ポケットモンスターサン
とうぶの すいほうで ヘッドバット。 ちいさなポケモンで あれば そのまま すいほうに とりこまれ おぼれしぬ。

ポケットモンスタームーン
みかけに よらず めんどうみが いい。 よわく ちいさな なかまを みつけると すいほうの なかに いれて まもる。

ポケットモンスターウルトラサン
ふだんは みずのなかで すごす。 まんぷくの とき しとめた えものは あたまの すいほうに しまっておく。

ポケットモンスターウルトラムーン
だいじなものを すいほうに しまう しゅうせいがある。 ちゅういしないと トレーナーも しまおうとしてくるぞ。


耐性


4倍
なし

2倍
でんき,ひこう,いわ

等倍
くさ,ほのお,エスパー,あく,ドラゴン,ゴースト,どく,むし,ノーマル,フェアリー

1/2
みず,こおり,かくとう,じめん,はがね

1/4
なし

無効
なし


容姿


 進化前同様ミズグモのような姿をしている。進化前に比べクモらしい体つきになり、サイズもかなり大きくなった。
 高さ1.8mと虫タイプではかなりの大きさであり、実際トレーナーと並ぶとその異様なデカさが目立つ。
 シズクモの様に足で水泡を支える事は無くなり、代わりに足の関節部が水泡で包まれている。名前の由来は「シズク(滴)+オニグモ(鬼蜘蛛)」と思われる。 


概要


 『サン・ムーン』にて初登場した、シズクモの進化形。 普段は水の中で過ごし、地上での呼吸用に頭部を水で包む所は変わっていない。 
 戦いでは水泡に包まれた頭でヘッドバットすることを得意としており、身体の小さいポケモンならばそのまま取り込まれて溺死することもある。 
 その一方で面倒見がよく、弱く小さな仲間を見つけると水泡の中に入れて守る他、満腹のとき仕留めた獲物もそこに仕舞っておく。 
 このように大事なものを水泡に仕舞う習性があり、信頼関係を築いたトレーナーも注意しないと水泡に入れようとしてくるようだ


ゲームのオニシズクモ

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『サン・ムーン』


 当初は系統全体が昼にしか出現しないという仕様もあり、しばらく存在に気付かなかったプレイヤーも多数。中には殿堂入り後にようやく存在を知った者もいるとか。 


『ウルトラサン・ウルトラムーン』


 ヨワシに代わり、オニシズクモぬしポケモンとして登場。 
 バトル開始の直前までは「むれたすがた」のヨワシが登場するかのような雰囲気を醸し出すが、いざヨワシが飛び出そうとする寸前で、後方から巨大なオニシズクモの影が迫り、ヨワシを押し退ける形で水中から登場する。 
 そのため、「今作でもスイレンの試練はヨワシと戦う事になるだろう」と思っていた多くのプレイヤー達を驚かせた。 


性能


 高さ3.1m、体重217.5kgにまで巨大化しており、「けたぐり」と「くさむすび」の威力が上がるものの、「フリーフォール」が無効になる。あのテッカグヤのヘビーボンバーも威力100に下げてしまう。
 元々半減な上他のポケモンのヘビーボンバーならもっと威力が低くなるのでフェアリーの引き先としてとても有効。 
 デメリットはねばねばネットが使えないことくらいで実戦での使用にも十分堪えうる。最大のセールスポイントであるフリーフォール耐性はダブルバトルで特に有用であり、それ買われてか世界大会でも採用された実績も持つ。 


攻略


 ぬしヨワシ戦と同様、フィールドには常に雨が降っている。加えて「すいほう」による補正もあり「あわ」が威力120にまで膨れ上がる。
 そのほか、くさタイプ対策として「オーロラビーム」や「きゅうけつ」を覚えており、安易にくさタイプのポケモンを出すと非常に危険(後者の技に至っては体力の回復もされてしまう)。 
 でんきタイプの技で攻撃しても、持ち物のソクノのみの効果で一度限りだがダメージを半減され、そのまま反撃してくる点には注意が必要。 
 仲間として呼び出されるシズクモアメモースも、「ねばねばネット」でこちらの素早さを下げてくるなど非常に厄介。 
 特にアメモースは「しびれごな」でこちらを麻痺状態にしてきたり、「おいかぜ」で自身とオニシズクモの素早さを上げてきたりと迷惑極まりないため、できる限り速攻で倒しに行く必要があるだろう。 


対戦のオニシズクモ

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能力


 防御面に優れ、特に高い特防の持ち主。しかしHPは低く鈍足であり、火力に関する数値はかなり不安を抱えている。 


特性


 「すいほう」はみず技の威力が2倍になる。足りない火力はこれで補える。また、本来等倍のほのおタイプを半減できるため、実質的に耐性が増える。そして火傷も無効になる。隠れ特性は「ちょすい」。みずタイプの技を受けたとき最大HPの1/4回復する。


オススメ技


物理技


アクアブレイク
タイプ みず
威力  85(127)
命中  100
備考  相手防御↓20%

たきのぼり
タイプ みず
威力  80(120)
命中  100
備考  相手怯み20%

きゅうけつ
タイプ むし
威力  80(120)
命中  100
備考  HP吸収

とびかかる
タイプ むし
威力  80(120)
命中  100
備考  相手攻撃↓100%

どくづき
タイプ どく
威力  80
命中  100
備考  相手毒30%

かみくだく
タイプ あく
威力  80
命中  100
備考  相手防御↓20%


特殊技


ねっとう
タイプ みず
威力  80(120)
命中  100
備考  相手火傷30%

なみのり
タイプ みず
威力  90(135)
命中  100

まとわりつく
タイプ むし
威力  20(30)
命中  100
備考  拘束ダメ

ふぶき
タイプ こおり
威力  110
命中  70
備考  相手凍り10%

こごえるかぜ
タイプ こおり
威力  55
命中  95
備考  相手素早さ↓100%

ミラーコート
タイプ エスパー
効果  相手の特殊技を倍返し
命中  100
備考  優先度-5


変化技


なかまづくり
タイプ ノーマル
効果  相手を自分と同じ特性にする
命中  100
備考  ダブル用

ワイドガード
タイプ いわ
効果  全体攻撃技を防げる
備考  ダブル用

ねばねばネット
タイプ むし
効果  場に出た相手の素早さを下げる
備考  飛行タイプやふゆうには効果なし

どくどく
タイプ どく
効果  相手を猛毒状態にする
命中  90

みずびたし
タイプ みず
効果  相手をみずタイプにする
命中  100

パワーシェア
タイプ エスパー
効果  攻撃と特攻の実数値を交換する

たくわえる
タイプ ノーマル
効果  自分防御・特防↑
備考  三回まで使用化。Zワザ化でHP全回復

あまごい
タイプ みず
効果  5ターン雨を降らせる

ねむる
タイプ エスパー
効果  HP・状態異常全回復
備考  眠り状態になる

ねごと
タイプ ノーマル
効果  睡眠時に自分の技をランダムで繰り出す

みがわり
タイプ ノーマル
効果 HP1/4消費してみがわりを生み出す

アクアリング
タイプ みず
効果  HPを毎ターン回復


Zワザ


スーパーアクアトルネード
元の技 アクアブレイク
威力  160(240)
元の技 なみのり
威力  175(262)

レイジングジオフリーズ
元の技 ふぶき
威力  185
元の技 れいとうビーム
威力  175


テンプレート型


物理アタッカー型 

特性:すいほう
性格:いじっぱり/ゆうかん(トリル用)
努力値:A252 S調整 残りH
持ち物:こだわりハチマキ/ミズZ/オボンのみ/とつげきチョッキ/しんぴのしずく/たべのこし
確定技:アクアブレイク
優先技:きゅうけつorとびかかる/ミラーコート
選択技:ねばねばネット/どくどく/ねっとう/かみくだく/どくづき/れいとうビームorふぶき

特殊アタッカー型 

特性:すいほう
性格:ひかえめ/れいせい(トリル用)
努力値:HC252 B4
持ち物:こだわりメガネ/ミズZ/コオリZ/とつげきチョッキ
確定技:なみのり/れいとうビーム
選択技:めざめるパワー/ふぶき/ねっとう/ミラーコート/どくどく


相性考察 


 ドリュウズなどの鋼/地面ジバコイルなどの電気/鋼すいほうの炎半減込みで互いに弱点となるタイプを半減以下に抑えられる。
 特にジバコイルと組むと、ゴースト・悪以外を半減以下にできる。ただし、地面や格闘タイプは岩技の所持率が高いので、受け出しする際は注意が必要。


オニシズクモ 


注意すべき点


 専用特性すいほうにより強化される水技が強力。物理アタッカーでありながら火傷無効。種族値自体は防御寄りで、特殊耐久が非常に高い。
 ミラーコートで倍返しも可能。鋼タイプとの相性補完に優れ、ダブルではなかまづくり等でサポートに回ることも。


対策方法


 火力はすいほうありきのため、水技に耐性があるポケモンなら比較的優位に立てる。いえきやスキルスワップ等で特性を無効化するのも手。
 ナットレイやメガフシギバナサブウェポンの虫・毒技も等倍以下に抑えられる。ギャラドスボーマンダいかくで弱体化させて起点化も狙える。
 ただしボーマンダは特殊型の氷技に注意。トリトドンドクロッグ特性により水技を無効化でき、後続の鋼にも強い。特防が高くミラーコートを覚えるため、悪以外の特殊アタッカーは注意が必要。


オニシズクモの歴史


第七世代


SM期

 みずウエポンの素の火力と、マリルリを上回る特殊耐久を持つポケモンとして注目を浴びた。

ダブルバトル

 良くも悪くもアクアブレイク一本やりなので、有利なポケモンで攻めることが常であるダブルバトルが主戦場であった。
 PGLレーティングバトル統計データからは、アクアブレイクワイドガード、まもる、きゅうけつが主流技構成であり、持ち物をミズZにして性格をいじっぱりかゆうかんにした型が一般的であったとうかがえる。
 特にヤレユータンのさいはいやトリックルームペリッパーあめふらしでサポートしつつ、オニシズクモなみのりで制圧する「ペリヤレシズクモ」はSM期初期のダブルバトルで活躍した。
 ところが、それで突破しづらいカビゴンポリゴン2、天候を奪取するすなおこしギガイアスが増えると、下火になっていった。
 WCS2017期にはアクアブレイクも然ることながら一致むしくいでそれなりのダメージを与えながら相手のきのみに干渉するポケモンとしての個性が出るようになった。  
 JCS2017オンライン予選ジュニアカテゴリ22位、シニアカテゴリ19位、マスターカテゴリA日程19位、B日程20位、C日程18位、D日程24位、E日程19位の使用率を記録。

USUM期

 教え技はこごえるかぜ、てっぺき、ギガドレインを獲得。アタッカーとしての役割が求められるオニシズクモに向いた教え技が与えらず、相対的に弱体化した。

ダブルバトル

 WCS2017世界大会シニアカテゴリではベスト8進出者中3人が使用し、優勝の実績も残している。
 WCS2018期には低年齢層を中心に需要があり、JCS2018オンライン予選ジュニアカテゴリ26位、シニアカテゴリ30位の使用率を記録。WCS2018シニアカテゴリ優勝者は、情報アドバンテージの観点で上級者同士の対戦には不向きとされていたぬしオニシズクモを採用していた。

シングルバトル

 シーズン11からねごと型が伸び始める。シーズン13になるとみずの攻撃技を確実に出したいがために技をねっとう、ねごと、なみのりの3つに絞った型が需要を伸ばした。


アニメにおけるオニシズクモ

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 SM編第71話で初登場。


主な使用トレーナー

 


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 以上です。これで紹介を終えます。

【よくわかるポケモン解説】アブリボン編

 今回のポケモン解説はアブリボンです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.743
分類    ツリアブポケモン
英語名   Ribombee
タイプ   むし フェアリー
種族値   H60 A55 B60 C95 D70 S124
高さ    0.2m
重さ    0.5kg
特性    みつあつめ / りんぷん / スイートベール(隠れ特性)
性別比   ♂50.0%:♀50.0%
卵グループ 虫 / 妖精


進化


アブリー → アブリボン(Lv25)

 

図鑑説明


ポケットモンスターサン
かふんを まるめ だんごを つくる。 しょくようから せんとうようまで たくさんの しゅるいが あるよ。

ポケットモンスタームーン
アブリボンの かふんだんごは えいようまんてんの ものも ある。 サプリメントとして うられることも。

ポケットモンスターウルトラサン
かふんが しめるので あめが きらい。 くもゆきが あやしくなると きの うろで じっとして うごかなくなる。

ポケットモンスターウルトラムーン
しつどや かざむき から てんこうを よそく できる。 せいてんが つづく ときにしか すがたを みせないのだ。


耐性


4倍:なし

2倍:ほのお,どく,ひこう,いわ,はがね

等倍:みず,こおり,エスパー,ゴースト,でんき,ノーマル,フェアリー

1/2:くさ,じめん,むし,あく

1/4:かくとう

無効:ドラゴン


初登場


 正式発表は10月14日。しかし、実はナリヤ・オーキドの存在が判明したPVの時点でシレっと男主人公にゲットされるシーンがあった。


容姿


 アブリーの進化形で、より妖精に近い姿となった。中国語版の鳴き声は「萌萌萌萌~♪」というかわいらしい表記である。 


概要


 初登場は『ポケモンSM』。様々な花の花粉や蜜を集めて、花粉の団子を作り出す習性を持つ。 
 この「かふんだんご」はアブリボンの食料になるだけでなく、めまいや麻痺の効果を持ったものをバトルの時に投げつける他、リラックス効果を持つものは高価なサプリメントに加工されるなど用途が多い。 
 濡れると集めた花粉で羽毛が汚れてしまい飛べなくなってしまうため、天候が雨の時は濡れるのを嫌って一切出てこなくなる。 
 晴天になるとアブリボンが飛び回るために、アローラ地方の人々はアブリボンが飛び回っている間は晴天が続くと知っている。


ゲームのアブリボン

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 ぬしポケモン


 『USUM』では新たにマツリカの試練でのぬしポケモンとして登場する。オーラで全能力2段階アップでスタートする上、ちょうのまいを持っており、ドレインキッスで回復もしてきて、おまけにオッカのみで弱点対策と鉄壁の体制を敷いてくる。 


呼ばれる仲間


 ペリッパーあめふらしでほのおを実質半減にしたり、ハピナスのいやしのはどうでの回復やてだすけでの攻撃強化をしたりするなど、味方をうまく利用する。


攻略


 もとが速い上に能力が上がりまくっているため先制はほぼ不可能。むし/フェアリーの両方を半減できる鋼や毒タイプのポケモンで挑むのがオススメ。
 炎でも半減できるが先述のようにオッカのみがある上、あめふらしペリッパーを呼び出してくるので非常に分が悪くオススメしない。 
 特殊方面はちょうのまいで更に硬くなってくるので物理のZワザで弱点をついて一気に決めるのがいい。 


生息地・出現場所


『USUM』


• ウラウラの花園
• ポニの花園


『SM』


• ウラウラの花園
• ポニの花園


対戦のアブリボン

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能力


 特筆すべきは素早さの高さ。124という数値はフェアリーとしてはカプ・コケコに次ぐ第2位であり、鈍足揃いの新規アローラ一般ポケモンの中でも最も速い。
 特攻もそこそこ高い一方攻撃は低く、高速特殊アタッカーとして無駄のない配分となっている。 


特性


 「りんぷん」は追加効果の影響を受けない。怯むことや追加効果で状態異常になる、ステータスを下げられるといったことがなくなる。
 「みつあつめ」は非戦闘用特性なので対戦で採用されることはまずない。
 隠れ特性は「スイートベール」。自分や味方の眠り状態を防ぐことができる。


かふんだんご


 威力が「むしのさざめき」と同じという優秀な性能ながら、味方に使うと体力を回復するという特殊な効果を持つ。 
 「むしのさざめき」と異なり特性ぼうおんにも有効。とはいえあちらは「みがわり」を貫通することが出来、アブリボンはどちらも覚えられるのでむし技は選択となる。 


オススメ技


特殊技


かふんだんご
タイプ むし
威力  90(135)
命中  100

むしのさざめき
タイプ むし
威力  90(135)
命中  100
備考  相手特防↓10%。みがわり貫通

ムーンフォース
タイプ フェアリー
威力  95(142)
命中  100
備考  相手特攻↓30%

マジカルシャイン
タイプ フェアリー
威力  80(120)
命中  100
備考  相手全体攻撃

サイコキネシス
タイプ エスパー
威力  90
命中  100
備考  相手特防↓10%

エナジーボール
タイプ くさ
威力  90
命中  100
備考  相手特防↓10%

めざめるパワー
候補タイプ じめん,ほのお
威力    60
命中    100


変化技


ちょうのまい
タイプ むし
効果  自分特攻・特防・素早さ↑

みがわり
タイプ ノーマル
効果  HP1/4消費してみがわりを生み出す

バトンタッチ
タイプ ノーマル
効果  能力変化を引き継ぐ

ねばねばネット
タイプ むし
効果  交代で出てきた相手の素早さを下げる

リフレクター
タイプ エスパー
効果  味方の防御を強化。

ひかりのかべ
タイプ エスパー 
効果 味方の特防を強化

スピードスワップ
タイプ エスパー
効果  対象と「素早さの実数値」を交換する

ふんじん
タイプ むし
命中  100
備考  優先度+1

てだすけ
タイプ ノーマル
効果  使用したターンの間、味方の技の威力を1.5倍にする
備考  優先度:+5

おさきにどうぞ
タイプ ノーマル
効果  相手は『すばやさ』に関係なく、この技を受けた直後に行動できるようになる
備考  ダブル用


Zワザ


ラブリースターインパク
元の技 ムーンフォース
威力  175(262)
元の技 マジカルシャイン
威力  160(240)

ぜったいほしょくかいてんざん
元の技 むしのさざめきorかふんだんご
威力  175(262)

マキシマムサイブレイカー
元の技 サイコキネシス
威力  175

ブルームシャインエクストラ
元の技 エナジーボール
威力  175

Zアロマセラピー
元の技 アロマセラピー
効果  HP全回復。後続の状態異常も治せる


テンプレート型


ちょうのまい積みアタッカー型 

性格:ひかえめ/おくびょう
特性:りんぷん(推奨)/スイートベール
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/ラムのみ/Zクリスタル
確定技:ムーンフォース/めざめるパワー(炎/地)ちょうのまい
選択技:むしのさざめきorかふんだんご/サイコキネシス/エナジーボール

ちょうのまいバトン型 

性格:おくびょう
特性:りんぷん/スイートベール
努力値:HSベースで調整
持ち物:きあいのタスキ/たべのこし/メンタルハーブ
確定技:ちょうのまい/バトンタッチ
選択技:むしのさざめきorかふんだんご/ムーンフォース/めざめるパワー(炎/地)/サイコキネシス/みがわり

先発ねばねばネット設置型 

性格:おくびょう
特性:りんぷん
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:ねばねばネット
攻撃技:ムーンフォース/むしのさざめきorかふんだんご/めざめるパワー(炎/地)
変化技:おいかぜ/リフレクター/ひかりのかべ/しびれごな

【ダブル】基本型 

性格:ひかえめ/おくびょう
特性:りんぷん/スイートベール
努力値:S252 HorC252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/Zクリスタル/こだわりスカーフ/ひかりのねんど
優先技:かふんだんご
攻撃技:ムーンフォースorマジカルシャイン/むしのていこう/エナジーボール/サイコキネシス
補助技:おいかぜ/まもる/てだすけ/サイドチェンジ/ふんじん/スピードスワップ/トリック/リフレクター/ひかりのかべ/ねばねばネット


アブリボン 


注意すべき点


 フェアリー屈指の素早さと、優秀な積み技ちょうのまいによる対ドラゴン性能。特性りんぷんにより、ねこだましやほっぺすりすり等の妨害技で阻止しにくい。シングルではバトンタッチ、ダブルではかふんだんごによるサポートもこなす。


対策方法


 一致技に加え、サイコキネシス等のサブ技も半減の鋼タイプなら攻守共に有利。ただし、役割破壊にめざめるパワー炎を持っている個体も時々いる。
 メガハッサムメガメタグロスなら積まれてもバレットパンチで先制確1にできるが、残っているサイコフィールド等の先制技封じには注意。その他のポケモンでもきあいのタスキ貫通の連続技、ステルスロックがあれば対処が楽。


欠点


 耐久は心もとなく、むしタイプであるがゆえに弱点も多い。どくタイプとはがねタイプ、ほのおタイプにはタイプ一致技の両方を半減にされる上に弱点を突かれてしまう。


アブリボンの歴史


第七世代


『SM』期

 アメモースモルフォンと並んでちょうのまいとバトンタッチを両立できる数少ないポケモンとして登場。
 PGLレーティングバトル統計データからは、SMリーグシングルバトルではちょうのまいムーンフォース、バトンタッチ、むしのさざめきという技構成が主流であったとうかがえる。
 性格はおくびょうが、持ち物はきあいのタスキが、特性はりんぷんがメインであった。

『USUM』期

シングルバトル

 タマゴ技にふんじん、ねばねばネットが追加され、教え技においかぜ、トリック、てだすけ、スキルスワップが追加された。
 むしのさざめきねばねばネットに入れ替えるケースが殆どになった。シーズン9からシーズン11あたりまではバトンタッチを切ってしびれごな、おいかぜを活かした構成も多くなった。

ダブルバトル

 単体では微妙なポケモンだが、アブリボンのかふんだんごでメガカメックスのしおふきをサポートしたり、おいかぜでアタッカーを上から動けるようにしたりして、ジャラランガブレイジングソウルビートも活かした「ジャラカメリボン」が成立している。時にメガカメックスねこだまし起点役にできるのも強い。


使用トレーナー

 

  • マツリカ/キャプテン


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 以上です。これで紹介を終えます。

【よくわかるポケモン解説】ヤトウモリ編

 今回のポケモン解説はヤトウモリです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.757
分類    どくトカゲポケモン
英語名   Salandit
タイプ   どく ほのお
種族値   H48 A44 B40 C71 D40 S77
高さ    0.6m
重さ    4.8kg
特性    ふしょく / どんかん(隠れ特性)
性別比   ♂87.5%:♀12.5%
卵グループ 怪獣 / ドラゴン


進化


ヤトウモリ → エンニュート(Lv33・♀のみ)

 

図鑑説明


ポケットモンスターサン
たいえきを もやし どくガスを たく。 ガスを すった てきが フラフラに なったあと おそいかかるのだ。

ポケットモンスタームーン
かざんや かわいた いわばに すむ。 あまい かおりの どくガスを はなち むしポケモンを おびきよせ おそう。

ポケットモンスターウルトラサン
オスは メスの ほぼ いいなり。 とった エサも ほとんど みつぐので えいようぶそくで しんか できない。

ポケットモンスターウルトラムーン
どくガスで あいてを フラフラに よわらせてから おそう。 いつも フラフラしてる パッチールは にがて。


耐性


4倍
じめん

2倍
みず,エスパー,いわ

等倍
でんき,あく,ゴースト,ドラゴン,ノーマル,ひこう

1/2
ほのお,こおり,かくとう,どく,はがね

1/4
くさ,むし,フェアリー

無効
なし


容姿


 灰色の体色で、腹部から尻尾の先には溶岩のような模様があり、そこから火が放出される。
 黒い頭部分には二本の特徴的なトサカのような物があり、何処となくバンダナを被った盗賊のイメージを連想させる。イモリがモチーフと思われる。名前の由来に「夜盗」が入っているのはその為であろう。 


概要


 初登場はポケモンSM。2016年7月8日の英語圏用プロモーションムービーでその存在を確認されたポケモン
 個体ごとの力は強くないが、持ち前の狡賢さを活かし敵のペースを崩す、あくタイプのような戦いを得意としている。尻尾の付け根から炎と共に甘い香りのする毒ガスを発生させ、いい香りだからといって吸い込んだ生物をフラフラにしてしまう。 
 メスはこの毒ガス以外にも、人間を含むあらゆる生物のオスを魅了し思い通りに操る効果を持ったフェロモンガスを放出することができる。


進化 


 エンニュートに進化できるのはメスのみとなっている。この手のポケモンのお約束なのか、ヤトウモリのオスメス比は7:1。とにかくオスがわんさか出てくる。 
 そうとは気づかずにオスを育成して、最後までヤトウモリのままである事を知り絶望したトレーナーは数知れず。 
 『USUM』の図鑑説明にて明かされた情報では、本来はオスも進化の可能性を宿しているが、メスに栄養等が集中する社会性の為それが叶わないとのこと。


ゲームのヤトウモリ

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 初のどく・ほのおの複合タイプである。
 特性の「ふしょく」は本来どく状態を無効化するどく・はがねタイプのポケモンをどく状態にすることが可能になる。
 レベル13とかなり早い段階でりゅうのいかりを覚える。高めの素早さも相まって、野生で出会うと危険。


アニメにおけるヤトウモリ

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• 『サン&ムーン』のOPテーマに一瞬だけ登場

• 1話ではスカル団のしたっぱ達が手持ちとして使っており、どちらもヤングースズバットらと共にピカチュウバクガメスに挑むも瞬殺されている。 

• 8話でも野生種が登場。ラナキラマウンテンで見つかったというポケモンのタマゴに目を付け、リーリエの屋敷に付いて行ってまで狙おうとしたが、ピカチュウモクローオドリドリに撃退されて逃亡した。 

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 以上です。これで紹介を終えます。

【よくわかるポケモン解説】ドクケイル編

 今回のポケモン解説はドクケイルです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.269
分類    どくがポケモン
英語名   Dustox
タイプ   むし どく
種族値   H60 A50 B70 C50 D90 S65
高さ    1.2m
重さ    31.6kg
特性    りんぷん全国図鑑#―ジョウト#―夢特性ふくがん(隠れ特性)
性別比   ♂50.0% : ♀50.0%
卵グループ むし


進化


ケムッソ → カラサリス(Lv7) → アゲハント(Lv10)or  マユルド(Lv7) → ドクケイル(Lv10)


図鑑説明


ポケットモンスタールビー
あかりに ひきよせられる しゅうせいを もつ。まちあかりに さそわれた ドクケイルの むれが がいろじゅの はっぱを たべちらかしてしまう。

ポケットモンスターサファイア
はばたくと こまかい こなが まいあがる。すいこむと プロレスラーも ねこむ もうどくだ。しょっかくの レーダーで エサを さがす。

ポケットモンスターエメラルド
まよなか がいとうの あかりに さそわれて のやまから とんでくる やこうせいの ポケモン。もうどくの こなを はねから ふりまく。

ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン
きけんを かんじるとき もうどくの こなを まきちらす。よる がいとうの あかりに あつまる しゅうせい。

ポケットモンスターダイヤモンド
やこうせいの ポケモン。 あかりに さそわれた ドクケイルが がいろじゅの はを くいちらかす。

ポケットモンスターパール
おそわれると はげしく はばたいて もうどくの こなを まきちらす。 ひがくれると こうどうを はじめる。

ポケットモンスタープラチナポケットモンスターブラック・ホワイトポケットモンスターブラック2・ホワイト2
はばたくたびに どくのこなが まう。 よるの あいだに がいろじゅの はっぱを くいちらかすことも ある。

ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー
もうどくの こなを まきちらして てきの こうげきに たいこうする。 まよなかに かつどうする ポケモン


耐性


4倍
なし

2倍
ひこう,ほのお,いわ,エスパー

等倍
じめん,あく,ゴースト,でんき,ドラゴン,こおり,はがね,みず,ノーマル 

1/2
どく,むし,かくとう,フェアリー

1/4
くさ

無効
なし


概要


 第3世代に登場した虫ポケモンの一匹。英語名はDustox。Dust(塵)+tox(毒)だと思われるが対のアゲハントがBeautiflyなことを考えるとなかなか酷い。


生態


 吸い込むとプロレスラーも寝込むほどの毒の粉を翅から撒き散らす。2日から3日からは寝たきりになってしまうほどの強力な毒であると言う。ただし、触れてもすぐ手洗いすれば問題ないらしい。
 本来の生息地は野山で、毒蛾らしく街灯に集まる習性がある。また、食性は植物食であるようで、街路樹の葉っぱを食べ散らかす。
 実際の蛾が葉っぱを食べるのは幼虫の時なのだが、夜行性である以上、花の蜜を食べるよりも葉っぱを食べたほうが効率が良いからなのだろうか。触角がレーダーの役割を果たしているが、明かりに集まって来たり、隠れ特性がふくがんである以上、視覚に頼り切ってる感が否めない。


ゲームのドクケイル

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 ケムッソから特殊な内部処理によって分岐進化するため、最終的にアゲハントになるのかドクケイルになるのかは進化させてみないと判らない。
 『DP』ではギンガ団のお気に入りとして登場。しかし『pt』では全てヤミカラスに入れ替わっている。


対戦のドクケイル

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能力


 種族値は基本的に低いが意外と特防は高い。技もとくせいも優秀なので甘く見ていると痛い目をみる。


特性


 「りんぷん」は技の追加効果を受けない。
 隠れ特性は「ふくがん」。命中率が1.3倍になる。/『てもち』の先頭にいると道具を持った野生のポケモンと出会いやすくなる。


オススメ技


特殊技


ヘドロばくだん
タイプ どく
威力  90(135)
命中  100
備考  相手毒30%

ベノムショック
タイプ どく
威力  65(97)/130(195)
命中  100
備考  毒状態の相手に威力倍増

むしのさざめき
タイプ むし
威力  90(135)
命中  100
備考  相手特防↓10% みがわり貫通

むしのていこう
タイプ むし
威力  50(75)
命中  100
備考  相手特攻↓100%。※5~6世代技マシン限定

まとわりつく
タイプ むし
威力  20(30) 
命中  100
備考  拘束耐久型の選択肢

サイコキネシス 
タイプ エスパー
威力  90
命中  100
備考  相手特防↓10% 

シャドーボール
タイプ ゴースト
威力  80
命中  100
備考  相手特防↓20%

ギガドレイン
タイプ くさ
威力  75
命中  100
備考  相手HP吸収1/2HPを回復

エレキネット
タイプ でんき
威力  55
命中  95
備考  相手素早↓100%

めざめるパワー(第七世代まで)
候補タイプ こおり,いわ,ほのお,じめん
威力    60
命中    100


物理技


とんぼがえり
タイプ むし
威力  70(105)
命中  100
備考  攻撃後自分交代


変化技


ちょうのまい
タイプ むし
効果  特攻・特防・素早さ↑

はねやすめ
タイプ ひこう
効果  HP1/2回復

つきのひかり
タイプ フェアリー
効果  HP1/2回復
備考  晴れ下で効果増大。雨や砂嵐で回復量が下がる

どくどく
タイプ どく
効果  相手をもうどく状態にする
命中  必中

まもる
タイプ ノーマル
効果  相手の技を防ぐ

みがわり
タイプ ノーマル
効果  HP1/4消費してみがわりを作る

てっぺき
タイプ はがね
効果  自分防御↑↑

ひかりのかべ
タイプ エスパー
効果  5ターン味方の特殊耐久を強化


テンプレート型


耐久型 

特性:りんぷん
性格:おだやか/ずぶとい/おくびょう(124振り以上の場合)
努力値:H252 BDS調整
持ち物:くろいヘドロ/オボンのみ/しめつけバンド/半減のみ
確定技:ちょうのまい/はねやすめ
優先技:てっぺき
攻撃技:まとわりつく/むしのさざめき/ヘドロばくだん/むしのていこう/シャドーボール/めざめるパワー(炎/地)
補助技:どくどく/ひかりのかべ/みがわり


ドクケイル 


注意すべき点


 特殊耐久が高め。一撃で落とせないと、ちょうのまいorてっぺき+はねやすめで粘られる。
 特性りんぷんで追加効果が無効。一度積まれると物理・特殊ともまずまず固くなるのでがんせきふうじなどが悪手となる。
 タイプにより毒・猛毒無効。必中どくどくやまとわりつくの拘束もあるので、耐久型どうしの対面になると起点にされる恐れがある。


対策方法


 素の能力は低く火力・耐久・素早さいずれも低水準。積まれる前に処理するのが一番。鋼には有効打が無いため流しやすい。流し際にステルスロックを撒ければなお良い。
 先手を取って物理Zワザや、ステルスロック+ほえる、ちょうはつして逆に起点化するなど対策方法は多岐にわたる。メガボーマンダカプ・テテフレベルの超火力は一度積んだ程度では受けきれないので、選出段階から強く牽制できる。


ドクケイルの歴史


第三世代


 どくどく、つきのひかりひかりのかべ、てっぺきと、耐久型として必要な技は一通り揃っていた。一方で攻撃技はヘドロばくだんを以外マトモな技を覚えないため、どくどくの通用しない相手は倒せなかった。
 ドクケイルLv10を6匹ひみつきちの対戦相手として並べると、3(ドクケイルの特防の努力値)*2(きょうせいギプス)*2(ポケルス)*6(ドクケイルの数)=72もの特防の努力値を1回に楽して稼げる。


第四世代


 メインウエポンとしてむしのさざめきを獲得。プラチナでてっぺきを獲得して耐久型として進歩。シナリオでは四天王の1人であるリョウの手持ちとなった。
 しかしこの世代では火力インフレによってドクケイルの耐久性能では安心できない場面が目立ち、ドラピオンスカタンクドクロッグロズレイドなど、大幅に強化されたどくタイプのラインナップの前では見劣り感が否めなくなった。


第五世代


 ちょうのまいを獲得したことで積みアタッカーとしての道が開けた。隠れ特性としてふくがんを獲得するも、ふくがんの恩恵をうける技がどくどく程度しかなかったのが痛かった。


第六世代


 隠れ特性がはやあしからかそくに変更されたペンドラーの存在によって、同じ複合タイプのポケモンとして立場が悪くなった。どくタイプのポケモンがどくどくを必中技として運用できるようになったことで、元々必中なので恩恵を受けないという意味でふくがんが腐るようになった。
 PGL公表のレート戦統計データを見ると、主流は積みアタッカーとも耐久型とも断定しづらいが、やはりアゲハントよりは耐久に寄せた種族値であるためはねやすめの採用率はアゲハントよりも高い傾向。


第七世代


 カプやミミッキュなどフェアリータイプが普及したが、積みアタッカー型でない限り一致ヘドロばくだんで弱点を突いても倒せない。
 特にカプ・テテフに対しては相手がこだわりスカーフ無しであってもひとたまりもない。実際、きあいのタスキ型のおくびょうカプ・テテフのサイコメイカー補正込みサイコキネシスは、HD特化たべのこし型おだやかドクケイルに確定1発。


アニメのドクケイル

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CV:西村ちなみ愛河里花子(AG139話で代役)


概要


 ロケット団のムサシのポケモン。性別は雌。AG14話から登場。AG24話でマユルドに、AG28話でドクケイルに進化した。ムサシ初のむしタイプ。


進化

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 ムサシはマユルドカラサリスと間違え、アゲハントに進化すると思い込んでいた。コジロウたちは「(自分のことを美しいと思っているから)アゲハントじゃなくてドクケイルに進化したらキレるのでは」と進化を恐れていた。
 しかし、進化してドクケイルになった後、ムサシは「美しい」「超可愛い」と言っており、ドクケイル(元マユルド)に対する愛情は変わらなかった。また、この時ムサシはマユルドを進化させるために自らサトシたちにポケモンバトルを挑んでいた。


描写


 ムサシは「ちゃん」付けするほど気に入り大事にしている。性格は素直で、ポケリンガではコジロウの言うことも聞いている。実力は高く、特にコンテストでの活躍が目立つ。バトルでもサトシたちを苦戦させるなど活躍する機会が多い。


別れ

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 DP73話でムサシが昔想いを寄せていた少年と瓜二つの少年・タイキの色違いのドクケイルと恋に落ち、その気持ちをくみ取ったムサシと別れる。
 一度はムサシとの別れが辛くなったために彼女の元へ戻ってくるが、その際にムサシに自分のモンスターボールを壊される。その後、タイキのドクケイルや他のドクケイル達と共に涙ながらも旅立っていった。
 この話は、過去にサトシが無印編でサトシのバタフリーが同じく色違いのバタフリーに恋をして、サトシもバタフリーの意思を尊重し、別れ、旅立っていった、「バイバイ、バタフリー」のロケット団バージョンでもある。


現在使える技


• たいあたり
• かぜおこし
• どくばり
• サイケこうせん
• しびれごな
• ふきとばし


忘れたと思われる技


• いとをはく
• かたくなる

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 以上です。これで紹介を終えます。

【よくわかるポケモン解説】メガリザードンY編

 今回のポケモン解説はメガリザードンYです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.006
分類    かえんポケモン
タイプ   ほのお / ひこう
種族値   H78 A104 B78 C159 D115 S100
高さ    1.7m 
重さ    100.5kg
特性    ひでり
性別比   ♂:87.5% / ♀:12.5%
卵グループ 怪獣/ドラゴン

 

進化



ヒトカゲリザード(Lv.16)→リザードン(Lv.36)


メガシンカ



リザードン → メガリザードンX(リザードナイトXを所持) or メガリザードンY (リザードナイトYを所持)


耐性


4倍
いわ

2倍
みず,でんき,

等倍
ノーマル,ゴースト,こおり,あく,エスパー,ドラゴン,ひこう,どく

1/2
かくとう,はがね,フェアリー,ほのお

1/4
くさ,むし

無効
じめん

 

外見

 

 大きさや色に変わりはないが、頭部に大きな角が一本生え、翼の形状がやや変化し大きくなった。さらに手首の部分にも小さな翼が生えたり、尻尾にとげが追加されるなど細かなデザインも変更されている。 
 メガシンカ前のリザードンの角は2本であるが、元々初代のポケモン全盛期では情報量の少なさからリザードンの角を一本だと誤解して描いてた漫画家やファンも多く、その名残とも言えよう。 リザードンの面影を大きく残しつつも、メガシンカにより強化したことがわかりやすいデザインとなっている。 


概要


 メガシンカにはポケモンYのみでもらえる「リザードナイトY」(とメガリング)が必要となる。ポケモンYでプラターヌ博士からもらえるカントー御三家ヒトカゲを選べばその場でもらえるが、他の御三家を選んでもミアレシティの石屋で石マニアから1万~100万の値段で買い取ることができる。 


ゲームのメガリザードンY

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能力


 主に特攻・特防が大幅に上昇し、攻撃もある程度上昇する。 
 反面、防御・素早さは一切上昇していない。素早さが上がらないのはカントー御三家メガシンカの共通の特徴である為仕方が無いが、防御が上がっていない事から特に物理技の多いいわタイプの技がかなり痛いままなので注意。 

 

特性

 

 「ひでり」に変化。能力アップと天候の相乗作用で強化されるほのおタイプの技の威力は凄まじいものとなる。例えば「オーバーヒート」などは、全ポケモンでも上位の威力となる。 
 りゅうのまいで自身の能力を飛躍的に上昇させるメガリザードンXに対し、こちらは天候を変えることで、自身だけでなく他の味方もサポートすることができるという点で優秀。 
 ただし第6世代からは天候特性も5ターン制限がかかり、メガリザードンYには「あついいわ」を持たせる事ができない為(特にシングルでは)自身の強化として活かす事が多い。 

 ダブルバトルでは全体攻撃となるねっぷうを押しつけるのも単純ながら強力。特性によって天候が晴れになることで、ソーラービームの連発が可能となっており、水技の威力を抑える事が出来る等、水タイプへのごり押しが効きやすい。 
 特殊技の威力の低下や自身の特防の上昇も手伝って、強化アイテムの無い水技程度は楽に耐えられる。 

 

オススメ技


特殊技


だいもんじ
タイプ ほのお
威力  110(165)
命中  85
備考  相手火傷10%

かえんほうしゃ
タイプ ほのお
威力  90(135)
命中  100
備考  相手火傷10%

オーバーヒート
タイプ ほのお
威力  130(195)
命中  90
備考  自分特攻↓↓

ねっぷう
タイプ ほのお
威力  95(142)
命中  90
備考  相手火傷10%相手全体攻撃。ダブルバトル

エアスラッシュ
タイプ ひこう
威力  75(112)
命中  95
備考  相手怯み30%

ソーラービーム
タイプ くさ
威力  120
命中  100
備考  タメ攻撃

きあいだま
タイプ かくとう
威力  120
命中  70
備考  相手特防↓10%


げんしのちから
タイプ いわ
威力  60
命中  100
備考  自分全能力↑10%

りゅうのはどう
タイプ ドラゴン
威力  85
命中  100

めざめるパワー
候補タイプ こおり,いわ,じめん
威力    60 
命中    100


物理技


フレアドライブ
タイプ ほのお
威力  120(180)
命中  100
備考  反動1/3 火傷10%

ニトロチャージ
タイプ ほのお
威力  50(75)
命中  100
備考  自分素早さ↑100%

じしん
タイプ じめん
威力  100
命中  100


変化技


みがわり
タイプ ノーマル
効果  体力を1/4削ってみがわりを出す

おいかぜ
タイプ ひこう
効果  3ターン味方素早さ2倍

おにび
タイプ ほのお
命中  85
効果  あいてをやけど状態にする

はねやすめ
タイプ ひこう
効果  体力1/2回復


テンプレート型


特殊アタッカー型 

性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:特攻252 素早さ252 防御4
確定技:かえんほうしゃorだいもんじ/ソーラービーム
選択技:オーバーヒート/ニトロチャージ/めざめるパワー(氷)/きあいだま/エアスラッシュ/りゅうのはどう/げんしのちから/じしん/みがわり/はねやすめ

対面性能重視型(HBベースアタッカー) 

性格:ひかえめ
努力値:H252 B100 C116 D4 S36(一例)
確定技:炎技/めざめるパワー氷
選択技:特殊アタッカー型参照

積み型 

性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:特攻252 素早さ252 防御4
確定技:だいもんじ/ニトロチャージorりゅうのまい
特殊選択技:ソーラービーム/きあいだま/めざめるパワー氷/エアスラッシュ/りゅうのはどう/かえんほうしゃ
物理選択技:じしん

ダブルバトル】特殊アタッカー型 

性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:特攻252 素早さ252 or 調整
確定技:ねっぷう/まもる
選択技:ソーラービーム/おいかぜ/オーバーヒートorかえんほうしゃorだいもんじorほのおのちかい/エアスラッシュ/きあいだま

 

リザードン 


注意すべき点


 2種類のメガシンカを持ち、その両方が対策必須級の強さ。性能もまるで異なり、メガシンカ先が不明のままだと対策ポケモンの後出しが安定しない。
 どちらもかなりの突破力があるため、読み違えればあっと言う間に壊滅しかねない。


メガリザードンX


 かたいツメによる高火力に加え、炎・ドラゴンの広い技範囲。積み技が揃っており、火力と素早さを上げるりゅうのまい、火力を大きく上げるつるぎのまい、攻撃しながら素早さを上げるニトロチャージ
 積まれるとこちらの状態によってはそのまま全抜きもありうる。おにびとはねやすめを用いた物理受けも存在する。耐性が大きく変わり、従来のドラゴン対策も通りにくい。


メガリザードンY


 ひでりによる超火力の炎技に加え、相性補完に優れるソーラービーム水、岩で相手しようとするとソーラービームで返り討ちにされる。
 こちらは天候を奪いながらサイクルに負担をかけ、ダメージレースを制しようとしてくる。ダブルだとほぼこちら。晴れねっぷうで高火力の全体攻撃や、おいかぜでサポート等。またメガシンカしたターンにひでりが発動するので、対面からの天候合戦を制しやすい。


対策方法


シングル


 選出時点でどちらにメガシンカするかを見抜ければよいが、確実に見抜くことは不可能。簡単な指標としては、でんき技が重い構築であればメガリザードンXの可能性が高い。
 また、物理アタッカーが多いならY、特殊アタッカーが多いならXの可能性が高い。次に、後出しで受けることが困難なため、先手を取って釘付けすることを考えたい。通常リザードンリザードンYともにステルスロックで体力の1/2を削れる。
 リザードンより素早いポケモン、もしくは先制技を持ったポケモンで対抗する。ラムのみは持てないのででんじはで機能停止させる。みがわり持ちも多いので注意。
 ほかには対策としては弱いが、おみとおし持ちのポケモンなら先方で対面した際などにXかYか分かるので、有利なポケモンに退くことができるほか、まもる持ちのポケモンならメガシンカ先を見てから有利対面に交代できるし(起点化されないように注意が必要だが)、S100族以上のポケモンでトンボルチェンから有利対面を作るのも有効。


ダブル


 9割以上がYにメガシンカするため、メガシンカした次のターンまたは交代技でニョロトノバンギラスを後出しすれば大幅な弱体化を図れる。いたずらごころ持ちにあまごいを持たせるのも手。
 天候上書きの為に引くことも多いのでステルスロックを撒いておくと更なる弱体化を図れる。
 いわなだれでまず落ちるがワイドガードに注意。天候パ同士の場合、素早さ処理の関係から初ターンに隙が出来やすい(バトル中の処理の順番も参照)。
 ただし守ってくる事も多いためそこは駆け引きとなる。岩タイプのみX・Y共通の弱点なので、岩技で攻撃するポケモンならどちらにメガシンカしても大打撃を与えられる。

 

キュウコンと比較すると


 同じくひでりの特性を持ち、素早さも同じであるポケモンキュウコンがいる。 
 しかしこちらはメガシンカによる任意の天候変化や攻めに優れた性能、あちらは豊富な補助技や持ち物による柔軟性(あついいわでひでりターンも伸ばせる)があるので差別化自体は十分出来ている。 
 ただほのおタイプはアタッカーとして求められがちなので、メガリザードンYの登場でキュウコンの数が大幅に減ったのも事実。 

 

その圧倒的な火力


 第6世代における物理・特殊のバランス調整によって特殊技の威力は下げられているものの、前作の控えめ眼鏡シャンデラ(C216×1.5(眼鏡))よりちょっと低い程度の数値を「拘らず」「性格補正をかけず」に(C211×1.5(晴れ))実現できる。  
 素早さはシャンデラより20も上だが、あちらはスカーフを持たせられるのでまた違う使い方になる。 

 

物理技の可能性

 
 一応攻撃も20上昇しており、「りゅうのまい」もあるので物理型もできなくは無い。 
 ただ、リザードン自体のひこう物理技の習得が貧弱である事と分岐メガシンカであるメガリザードンXの存在から「Xでやれ」と言う事になってしまうのであまりこの型で使われることは無い。意表は突けるが。
 ただ、微妙な素早さを補う目的でのニトロチャージは採用されることもある。 


欠点

 

 前述の通り変化しない防御と素早さ。特に素早さ100は数多のポケモンが所属する超激戦区であり、素早さ1の差が大きく響く。 
 加えて物理が強めの第6世代の環境では、そこまで高くない防御を突かれて軽く落とされる事もままある。いわタイプの技を受けたものなら目も当てられない。 
 とは言え、物理が重視される環境だからこそ圧倒的な特殊火力が上手く刺さっているのも事実。その為メガシンカの中でも非常に高い採用率を誇っている。 
 炎御三家の特殊ではダントツで使用率が高く、特に晴れやねっぷうを活かしやすいダブルではXを遥かに上回る。 


アニメのメガリザードンY 

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 アニメではもう一つの形態の出番が多く、アニポケXYのメガシンカ図鑑でのメガラティオスメガラティアスの紹介で、メガチャーレムと共に標的機としての出番があった程度であった。 
 カロスリーグでの記念すべき第一試合でトロバのリザードンが秘策であるメガシンカを発動、ついにアニメ本編でメガリザードンYが登場することとなり、しかもアランのリザードンメガシンカを発動、メガリザードンX VS メガリザードンYという熱い展開となった。 
 しかし、肝心の試合はメガリザードンXにまともにダメージを当てられず、アランの地形を利用した作戦により隙を突かれ、敗北してしまった。

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 以上です。これで紹介を終えます。

【ポケモンGO】フーディンってどうなの?

 ポケモンGOフーディンのおすすめ技構成や最大個体値CP、色違い、入手方法などフーディンのデータをまとめています。
 さらにジムやレイドバトル、トレーナーバトル(対人戦)の対策やフーディンの弱点といったバトル情報も掲載!

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目次

 

フーディンとは


図鑑説明
脳がどんどん大きくなったので首では支えきれないほど頭が重くなった。超能力で頭を支えているのだ。

図鑑   No.65
カテゴリ ねんりきポケモン
高さ   1.5m
重さ   48.0kg
相棒アメ 3km,ケーシィのアメ


入手


 フーディンは野生で出現しにくいので、ユンゲラーを進化させるほうが早い。進化前のケーシィは定期的に入れ替わるポケモンの巣で大量に出現するので、そこでゲットするのがおすすめ。
 ケーシィからユンゲラーに進化させるにはケーシィのアメが25個、ユンゲラーからフーディンへ進化させるには100個必要。


ステータス


タイプ1 エスパー
タイプ2 なし
天候1  強風
天候2  なし
MAXCP 3057


種族値


HP   146
攻撃  271
防御  167
合計  584


タイプ相性(弱点・耐性)


2.56倍
なし

1.6倍
むし,ゴースト,あく

0.625倍
かくとう,エスパー

0.391倍
なし

0.244倍
なし


フーディンの評価


ポケモン屈指の攻撃力


 攻撃の種族値の高さは伝説のポケモン並であり、高火力の攻撃を繰り出すことができる。一方耐久面は脆く、HPが低いので倒されやすい。


貴重なエスパータイプ


 エスパータイプで軽減されにくく、高い火力を維持しやすい。


トレーナーバトルでの運用


 攻撃力が極端に高いため、CP制限下だと耐久力がなく長期戦には向かない。
 ただし、通常技のねんりきはダメージ効率とエネルギーチャージを両立。サイコカッターはエネルギーチャージの面でトップクラスの性能を持ち、先制してスペシャル技に繋げることが容易。


フーディンが覚える技


※は現在覚えない技(レガシー技)


ノーマル技


ジム/レイドバトル時


ねんりき
威力 20
DPS 12.5
EPS 9.38

サイコカッター
威力 5
DPS 8.33
EPS 13.33


トレーナーバトル時


ねんりき
威力 16
DPT 4
EPS 3

サイコカッター
威力 3
DPT 1.5
EPS 4.5


スペシャル技


ジム/レイドバトル時


きあいだま
威力  140
DPS  40
ゲージ 1

みらいよち
威力  120
DPS  44.44
ゲージ 1

ほのおのパンチ
威力  55
DPS  25
ゲージ 3

シャドーボール
威力  100
DPS  33.33
ゲージ 2

マジカルシャイン ※
威力  100
DPS  28.57
ゲージ 2

サイコキネシス ※
威力  100
DPS  35.71
ゲージ 1


トレーナーバトル時


きあいだま
威力 150
DPE 2
消費 75

みらいよち
威力 120
DPE 1.85
消費 65

ほのおのパンチ
威力 55
DPE 1.38
消費 40

シャドーボール
威力 100
DPE 1.82
消費 55

マジカルシャイン ※
威力 110
DPE 1.57
消費 70

サイコキネシス ※
威力 100
DPE 1.43
消費 70


フーディンのオススメ技構成


ジム/レイドバトル


【攻撃】ねんりき×みらいよち

 高性能な技で揃えた火力重視の構成。高い攻撃力を活かして、大ダメージを与え続ける。

【防衛】ねんりき×シャドーボール

 エスパーの苦手なゴーストとむしタイプを相手にできる構成。あくタイプに強いきあいだまは、ゴーストとむしタイプに軽減されるので、多くのポケモンに対応するためにシャドーボールを採用する。


トレーナーバトル(対人戦)


ノーマル   ねんりき
スペシャル1 シャドーボール
スペシャル2 みらいよち

 通常技のエスパー技はいずれも優秀だが、耐久値的にスペシャル技を打てる回数は少なめ。確実にダメージを与えられる「ねんりき」を採用しよう。
 シャドーボールを覚えさせておくと、エスパー同士の対決で有利に。みらいよちも高性能な大技で、素早く打ち込めば大ダメージが期待できる。


最大の活躍は後半


 一撃が大きくともシールドで防がれてしまうと意味がなく、2発目・3発目と打てるチャンスは少なめ。
 確実にダメージを与えたいため、フーディンの強みである一撃の強さを生かすのは、他ポケモンでシールドを使わせたあとの後半戦と言える。


フーディンの活躍場面


カイリキー

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 高火力を活かして、弱点のエスパーで大ダメージを与えられる。

ニョロボン

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 エスパータイプに有効手段を持たないので、有利にバトルを進められる。

ベトベトン

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 耐久性能が高いポケモンだが、それを上回る火力で攻撃できる。


フーディン対策におすすめのポケモン


ブラッキー

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 エスパー技を軽減できるので、倒されにくい。

ヘルガー

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 エスパー技を軽減でき、攻撃が高いので殴り合いも可能。

バンギラス

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 悪タイプの技と高ステータスによる攻撃が魅力的。きあいだまには要注意。

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 以上です。これで紹介を終えます。