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【よくわかるポケモン解説】メガゲンガー編

 今回のポケモン解説はメガゲンガーです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.094
分類    シャドーポケモン
タイプ   ゴースト/どく
種族値   H60 A65 B80 C170 D95 S130
高さ    1.4m
重さ    40.5kg
特性    かげふみ
性別比   ♂:50.0% ♀:50.0%
卵グループ ふていけい


進化


ゴース→ゴースト(Lv.25)→ゲンガー(通信交換)

 


メガシンカ


ゲンガー→メガゲンガー(ゲンガナイトを所持)

 

図鑑説明


ポケットモンスターサン
ゲンガーの きずなは いびつ。 ゲンガーが えものとして ねらう あいてとしか めばえないことも。

ポケットモンスタームーン
メガシンカの エネルギーで かくせい。 いじげんに もぐって こうげきの チャンスを じっと うかがっている。

ポケットモンスターウルトラサン
すべての ものの いのちを ねらう。 あるじで ある トレーナーにさえ のろいを かけようと ねらっているぞ。

ポケットモンスターウルトラムーン
メガシンカに よって いじげんへの アクセスが かのうに。 ぜんしんが あやしい パワーに みちみちている。


耐性


4倍
なし

2倍
エスパー,あく,ゴースト,じめん

等倍
ほのお,みず,でんき,いわ,こおり,はがね,ドラゴン,ひこう

1/2
くさ,むし,どく,フェアリー

1/4
なし

無効
かくとう,ノーマル


概要


 シャドーポケモン・ゲンガーがメガシンカした姿。 
 「ポケットモンスター赤・緑」から登場し、愛嬌のある外見と高い能力によって長年人気を博しているゲンガーだが、XYではこのポケモンにもメガシンカが与えられる事となった。
 サンムーンの図鑑解説によると、ゲンガーの絆はいびつで、ゲンガーが獲物として狙う相手としか芽生えないと示唆されている。 


容姿


 頭の角や両腕、尻尾が大型化し、非常に鋭角的でワイルドな姿へと変化。 
 足元が常に異次元空間へ沈み込んだ形となり、まるで影そのものが飛び出したかの様なその身体は、異次元からの照り返しを受けて赤紫に光っている。 
 また、額にはその異次元の世界を見ることができると言われる第三の目が現れている。 
 デザインはメガシンカ前と同じ杉森建氏が担当。氏のもっともお気に入りのポケモンであるゲンガーのメガシンカということで、気合の入れ具合が伺える。 
 図鑑でも下から見ることは出来ず、一見下半身がどのようになっているのかわからない。
 しかし、実はモンスターボールに戻して再度登場させると一瞬だけ空中に浮くので足を見ることができる。それは、上半身と対照的にとても小さなものである。 


対戦のメガゲンガー

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能力


 とくこうとすばやさが大きく上昇する。また、不安要素だった耐久面も上昇し、使わない攻撃はそのままという無駄のないバランス良い配分となり、特性は「のろわれボディ(6世代ではふゆう)から「かげふみ」になっている。 
 XYからシャドーボールがはがねタイプに対し等倍ダメージを与えられるようになったこともあり、とくこう種族値170から繰り出されるシャドーボールを2発耐えられる相手は少ないだろう。 


特性


 「かげふみ」は相手が逃げたり、ポケモンを交代することができなくなる。相手が『ゴースト』タイプや特性『かげふみ』の場合は無効。得意とする相手を交代させず確実に仕留めることができる。
 特にほろびのうたと組み合わせると凶悪。同じくかげふみを持つソーナンスと組み合わせた通称「ゲンガナンス」はあまりにも有名。ただし、ゲンガーにほろびのうたを使わせるにはタマゴから遺伝させる必要があるので注意。

 

オススメ技


特殊技


シャドーボール
タイプ ゴースト
威力  80(120)
命中  100
備考  相手特防↓20%

たたりめ 
タイプ ゴースト
威力  65(97)→130(195)
命中  100
備考  状態異常の相手には最大火力

ヘドロばくだん
タイプ どく
威力  90(135)
命中  100
備考  相手毒30%

ヘドロウェーブ
タイプ どく
威力  95(142)
命中  100
備考  相手毒10%※PDW・配布限定

きあいだま
タイプ かくとう
威力  120
命中  70
備考  相手特防↓10%

マジカルシャイン
タイプ フェアリー
威力  80
命中  100

こごえるかぜ 
タイプ こおり
威力  55
命中  95
備考  相手素早さ↓100%

サイコキネシス
タイプ エスパー
威力  90
命中  100
備考  相手特防↓10%


変化技


みちづれ
タイプ ゴースト
効果  相手を道連れにする。連続で使うと失敗する

おにび
タイプ ほのお
効果  相手をやけど状態にする
命中  85
備考  たたりめと併用推奨

どくどく
タイプ どく
効果  相手をもうどく状態にする
命中  必中

さいみんじゅつ
タイプ エスパー
効果  相手を眠り状態にする
命中  60

みがわり
タイプ ノーマル
効果  みがわりを作る

ほろびのうた
タイプ ノーマル
効果  3ターン後全滅
備考  タマゴ技。みがわり貫通で必中

かなしばり
タイプ ノーマル
効果  技を封じる
命中  100
備考  タマゴ技・PDW

ちょうはつ
タイプ あく
効果  変化技を封じる
命中  100

まもる
タイプ ノーマル
効果  相手の攻撃を防ぐ
備考  ほろびのうたやかなしばりと併用


テンプレート型


HSアタッカー型 

特性:のろわれボディ→かげふみ
性格:おくびょう
努力値:HS252ベース
持ち物:ゲンガナイト
確定技:シャドーボール/ヘドロばくだんorヘドロウェーブ/みちづれ
選択攻撃技:きあいだま/こごえるかぜ/マジカルシャイン
選択補助技:みがわり/ちょうはつ

CSアタッカー型 

性格:おくびょう
努力値:CS252 
持ち物:ゲンガナイト
確定技:シャドーボール/ヘドロばくだんorヘドロウェーブ
選択技:マジカルシャイン/10まんボルト/こごえるかぜ/きあいだま/サイコキネシス/みちづれ/ちょうはつ/おにび

ほろびのうた型 

性格:おくびょう
努力値:HS252
持ち物:ゲンガナイト
確定技:ほろびのうた/まもる
選択技:シャドーボール/ヘドロばくだんorヘドロウェーブ/かなしばり/みちづれ/みがわり

さいみんたたりめ型 

性格:おくびょう
努力値:素早さ252 特攻orHP252
持ち物:ゲンガナイト
確定技:さいみんじゅつ/たたりめ
優先技:ヘドロばくだん
選択技:きあいだま/みがわり/みちづれ

おにびたたりめ型 

特性:のろわれボディ→かげふみ
性格:おくびょう
努力値:H252 S252をベースに調整
持ち物:ゲンガナイト
確定技:たたりめ/おにび
優先技:みちづれ
選択攻撃技:ヘドロばくだんorヘドロウェーブ/きあいだま
選択補助技:みがわり/ちょうはつ


厄介な点


 高めの素早さからさいみんじゅつを放つ型も強力。
 4割で外すものの、当てればみがわりを貼ったり、たたりめで素早く処理をしてしまえる所が非常に厄介。
 逆に外しのリスクを恐れて、みがわりを貼ってから試行回数を増やす場合もあるが、いずれにしても運要素が絡むため嫌われやすいタイプの型である。 


欠点


 反面、防御は上昇したとはいえ、ずば抜けて高いとは言えず、タスキもないので相手によってはタイプ不一致ふいうちでもあっさり沈む事も多々ある。
 とはいえメガゲンガーは元々Cが170もある。ゲンガーの技威力は低めの物が多く、弱点を突いていくタイプで無い限りは、その分をHPに回してしまえばある程度の耐久力は確保しつつ、技火力も確保出来るので致命的に耐久力が低いという訳では無い。 
 また、メガシンカするターンには普通に交代されてしまうこと、XYからの仕様変更でゴーストタイプにかげふみが無効になったことなどには気をつけておきたい。 

 

メガゲンガー 


注意すべき点


 メガゲンガーの火力と特性は強力で、交代受けはかなり厳しい。かげふみによって1:1交換を強いられ、相手の構築への対抗手段を持っていかれることもザラ。
 無補正C252きあいだまは、HD特化とつげきチョッキバンギラスを確2、HD特化しんかのきせきポリゴン2を低乱2。
 しかもみがわり+ほろびのうたやおにび、必中のどくどく、かなしばりにいたみわけなど耐久型を狩る補助技もある。みがわり+かなしばりもある。


対策方法


 耐久はあまり高くないので、高火力技で殴るのが手。ボルトチェンジやとんぼがえり等があれば、はめられる事はない。
 タスキカウンターやおにびもあるので、できれば特殊で相手をするのが望ましい。いたずらごころ持ちのでんじはで機能停止させて、後続のポケモンに処理を任せる。
 いばる+イカサマ(みがわり)のコンボも有効。やはりかげふみ対策にとんぼがえりは欲しい。


具体的な対策ポケモン


 サザンドラを除いて、タイプ相性面で勝るバンギラス等の悪タイプのポケモンはおにび、きあいだま、みちづれ等への不安が大きいので、そこまで有利でも無い。

 

メガゲンガーの歴史


第6世代


 メガシンカを獲得。フェアリータイプの追加に伴いマジカルシャインを習得可能となった他、どく技がフェアリータイプに抜群を取れるようになっている。
 その他、はがねタイプの相性変更により、攻撃範囲が広くなった。反面、サブウェポンとしての採用率が高かった10まんボルトなどの威力が低下している。
 バトルハウスでメガガルーラガブリアスと組んで挑戦すると効率よく連勝数を稼げるとまで言われた。この場合しばしばきあいのタスキを持ち、みちづれを搭載している。

『XY』期

 シーズン5、シーズン6にシングルバトルバトル使用率2位を記録。レート戦ではシャドーボールorたたりめ、みちづれ、ヘドロばくだん、おにびの技構成が多く、シングルバトルであれば性格はおくびょうが割合の低いシーズンでも90%には確実に達していた。
 ただ、きれいなぬけがらを持っておりサイコキネシスを覚えたハピナスなど徹底的にメタを張った型にはどうしようもない。こだわりスカーフ持ちや先制攻撃技にも弱いなど、対策自体はそこまで難しくはないポケモンであった。

ORAS』期

 シーズン7を除いて全てのシーズンでシングルバトル使用率ベスト3入りを果たしている。
 ゲンガー (ハロウィン)がORAS以降産地マークなしのポケモンが互換切りによりレーティングバトルに参加できなくなった中で唯一使えるヘドロウェーブ個体であるという長所がある。
 ただし、この世代の展開期には配達員乱数が確立されていなかったため、厳選によって完全ランダムの個体値と性格を粘るしかなかった。

結論パ

 遅くともシーズン12には成立。その結論パはガブリアス、ガルーラ、ゲンガー、けしんボルトロススイクンバシャーモという構成であった。実際同シーズンでは使用率1位から6位(順同)がそれらのポケモンであったことから裏付けられている。

大会実績

 WCS2016は禁止伝説級の出場を解禁した「GSルール」であったが、メガゲンガーがかげふみでサイクルを崩壊させることができる点が重宝され、ベスト8進出者の内4人に使用された。


第7世代


『SM』期

 特性がのろわれボディに変更となった。この特性自体は有用だが、HPが低く耐久型ではないゲンガーとの相性は悪い。
 これによって第二世代までと同様にじめんわざが効果抜群で刺さるようになってしまった(その代わりどくびしを踏んで無効化できるようになった)。
 みちづれが連続では成功しなくなった上、初登場のミミッキュに対してはばけのかわが剥がれていない状態に対して対応し辛くなったため弱体化した。それでもカプに対する相性の良さやメガシンカの強力さなどからメジャーどころの地位を保っている。
 単体構成としてはみちづれ読みで補助技を撃つ相手に対する流しとしてみがわりが採用率を伸ばしており、かわりにみちづれは相対的に見ると採用率に陰りが見え始めた。
 この通常ゲンガーの弱体化により、前世代ではゲンガナイトの採用率が7割台であったものが、今世代では9割前後とほぼメガ型で占められるようになった。

『USUM』期

シングルバトル

 ランドロスカバルドンなどのじめんタイプがトップメタ化。使用率が10位台半ばまで落ち込むシーズンも見られるようになった。
 努力値は耐久振りが一般的。おにび込みでれいじゅうランドロスのじしんを確定耐えできるように調整するケースがそこそこ見られるようになった。
 前世代で定番であったメガガルーラガブリアスとの組み合わせ、通称「ガルガブゲン」は、メガガルーラのおやこあい弱体化、フェアリーの普及やメガシンカの素早さ仕様変更によるガブリアスの使用率低下により、環境から姿を消した。
 代わりに、れいじゅうランドロスのいかく、とんぼがえり、ステルスロックを活かして場を整えたり有利体面を作ったりして、ゲッコウガメガゲンガーで攻めるという「ゲコランドゲンガー」がU成立。
 じめんタイプの蔓延によって不利対面に出くわすことが多くなったこの世代のゲンガーにとって有利体面を作るのに適した「ゲコランドゲンガー」は非常に合理的である。

技構成

 初期はヘドロばくだんシャドーボール、みちづれ、たたりめが主流であったが、シーズン10あたりからみちづれをこごえるかぜに入れ替えるケースが多発。シーズン10あたりからは上からゲッコウガを叩けるようにときあいだまが投入されるケースが増えた。
 シーズン13にはまもるの採用率が4位に到達。恐らくだがほろびのうた、まもる、みがわり、シャドーボールorヘドロばくだんという構成が流行していたのだと思われる。
 シーズン16で最終レート2172(1位)を記録したパーティにはさいみんじゅつ型のゲンガーが投入されていた。これによってさいみんじゅつ型はシーズン17で流行し出した。

ダブルバトル

 シーズン8までの間ギルガルドに押されて使用率25位を上回ることができなかったが、いかくガオガエンが解禁されていかくサイクルが全盛になると使用率10代前半から半ばが定位置となった。
 いかく二大巨頭であるランドロスガオガエンに一致技で抜群を取られるにもかかわらず使用率が伸びた。
 努力値は耐久ベースのメガゲンガーが多い。一方のポケモンを倒しても残ったポケモンで返されやすいためだ。
 例えば、メガゲンガーをおくびょうにした上で素早さの努力値を44振ると実数値171になり最速ウツロイドを抜けるため、素早さはそこまで抜けるように調整して後は耐久に回すという考えがこの世代では比較的に一般的。


色違いのメガゲンガー

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 色違いのゲンガーがメガシンカすると、濃紺から純白へと大胆なカラーチェンジを行う。 
 2014年10月にはなんとこの白いメガゲンガーにスポットを当てたキャンペーンまで開催され、一部家電量販店やポケモンセンターなどで「白いメガゲンガーキャンペーン」と称してゲンガナイト持ちの色違いゲンガー(しかもそれまでPGL限定技だったヘドロウェーブも覚えている)が配信されたり、抽選ではあるがポケモントレッタやモンコレなどが商品化されるなど公式からかなりの優遇を受けている。
  キャンペーンの時期の都合上オメガルビーアルファサファイアではもらえなかったが、2016年3月にポケモンセンターヒロシマで一ヶ月限定で同じ仕様の色違いゲンガーが配信された。 
 さらに、2016年7月公開のボルケニオンと機巧のマギアナの連動企画で、「ジャービスの色違いメガゲンガー」としてゲンガナイトを持った色違いゲンガーがもらえるシリアルコードが配信されるキャンペーンが行われた。
 まさかの二度目の色違いゲンガー全国配信となったが、こちらはヘドロウェーブを覚えていない。 
 しかし、すでに一度配信したポケモンのためか対象期間は7月9日〜7月15日のわずか一週間、対象店舗はセブンイレブンセブンスポットのみのため一日に所持している3DSの台数分しかシリアルコードを受け取る事が出来なかった。
 条件はその前に行われた色違いメガサーナイトのキャンペーンと比べかなりシビアなものとなっている。 


ポケとるにおけるメガゲンガー

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敵としては


 メインのステージ135に登場。その鬼畜っぷりはメガオニゴーリ以上。 
 肝心のパズル環境・オジャマはどうかというと 

「効果今一つで攻撃力40のイーブイが混ざっている」 
「開始3ターン後に中央縦2列をバリア化」 
「その後も3ターンごとに中央縦3列バリア化」 

と、厄介極まりない。 

 一応ゴーストをオジャマで出現させるので、こちらもゴーストをサポートに入れれば勝手に消えてくれる。 
 が、1ターンに1体だけなので、運が悪いと消えるどころか十字コンボやT字コンボを崩してしまう。 
 勿論素の耐久も高く、レベルが半端だとオジャマガードを使っても負けてしまう。 
  イーブイの存在も中々厄介で、コンボが続いたのに消えたポケモンの半分がイーブイだったせいで、ダメージがそれ程入っていなかったというのもよくある話。 
 要は、アイテム無しの攻略は無理に等しい。 
 幸い、メガシンカ前のゲンガーや、コンボであくタイプの威力を上げる「ダークパワー」を持つゾロアーク、攻撃力80で主力に成り得るイベルタル、そして同じく攻撃力80で効果は強力な「4つのちから+」のギラティナ(イベント限定)等がこのステージをクリアする前に手に入るので、持っていたら積極的にサポートに入れておこう。 


味方としては


 こちら側の手持ちとして使っても文句なしに強力なポケモンである。 
 その効果は「メガゲンガーをマッチさせると盤面にある全てのメガゲンガーを消去する」という効果。
 これによりコンボが期待しやすくなる為非常に扱いやすくかつ強力な能力を持っている。 
 それだけでなく、ゴーストタイプ故等倍範囲が非常に広く仮に半減でも扱いやすい、そしてなんと言ってもメガシンカスピードが11個なので素早くメガシンカすることが可能である。代償としてメガスキルアップが1個しか使えないものの裏を返せば一個だけで完成するという事でもある。 
 これらのポイントにより初期ではメインステージだけでなくエキストラステージ、イベント、そしてランキング戦において圧倒的な強メガシンカとして名を轟かせた。 


現在では


 インフレが非常に進み、メガゲンガー以上にコンボ誘発率の高く扱いやすいメガレックウザ、盤面関係なくお邪魔すら強引に壊す事の出来る規格外な性能を持つメガバンギラスメガボスゴドラ、こちらも盤面に関係なく壊せる物の一か所しか消せない代わりにメガスキルアップを最大投与すればたったの3個でメガシンカ出来るメガスピアーなどの存在により第一線からは退いている。
 他のメガシンカメガシンカスピード上限解放によって今では決してメガシンカスピードも速い方ではない。 
 それでも3匹ステージや制限時間制では未だにお呼びがかかる事があるのは流石と言ったところ。
 また、先述したメガシンカポケモンはいずれも中盤、後半ステージに出現(メガスピアーに至ってはランキングのみ)し、かつメガボスゴドラを除けば実用範囲内にするには膨大な数のメガスキルアップを要求される。 
 そのため、与えずともそこそこの速さを持ち与えてもたった一個で完成するメガゲンガーは初心者救済用のメガシンカとして有用でありその需要が無くなることは決して無いだろう。


ハロウィンゲンガー


 ちなみに姿違いの物としてハロウィンゲンガーをメガシンカさせた物も存在する。メガゲンガーになると見た目は一緒になるがこちらはどくタイプを持ち、メガシンカ効果も「マッチさせると同じタイプのサポートポケモンメガゲンガーに3つだけ変化する」という物。 
 しかし、こちらは扱いにくい能力とタイプ、メガスキルアップを与えなければ遅いメガシンカスピードと同じ能力を持ったポケモンと違いサポート候補が扱いにくいポケモンばかりなので使い道は少ない。 
 だがその後、ポイズンコンボというコンボスキルが登場し、高火力を出せる可能性が出来たため、今後の研究と活躍が期待されるところ。 

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 以上です。これで紹介を終えます。