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【よくわかるポケモン解説】ヒトカゲ編

 今回のポケモン解説はヒトカゲです。

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目次

 

 


基本データ

全国図鑑  No.004
分類    とかげポケモン
タイプ   ほのお
種族値   H39 A52 B43 C60 D50 S65
高さ    0.6m
重さ    8.5kg
特性    もうか/サンパワー(隠れ特性)
性別比   ♂:87.5% / ♀:12.5%
卵グループ 怪獣/ドラゴン


進化


ヒトカゲリザード(Lv.16)→リザードン(Lv.36) 


メガシンカ


リザードン → メガリザードンX(リザードナイトXを所持) or メガリザードンY(リザードナイトYを所持) 


図鑑説明


ポケットモンスター赤・緑ポケットモンスターファイアレッドポケットモンスターY
うまれたときから しっぽに ほのおが ともっている。ほのおが きえたとき その いのちは おわって しまう。

ポケットモンスター青ポケットモンスターリーフグリーン
あついものを このむ せいかく。あめに ぬれると しっぽの さきから けむりが でるという。

ポケットモンスターピカチュウ
しずかな ところに つれていくと シッポが もえてる ちいさな おとが きこえてくるよ。

ポケットモンスター金ポケットモンスターハートゴールド
シッポで もえる ほのおは せいめいりょくの あらわれ。げんきがないと ほのおは よわまる。

ポケットモンスター銀ポケットモンスターソウルシルバーポケットモンスターX
しっぽの ほのおは ヒトカゲの せいめいりょくの あかし。げんきだと さかんに もえさかる。

ポケットモンスタークリスタル
しっぽの さきの ほのおは げんきなら すこしくらい ぬれても きえることなく もえさかる。

ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
しっぽの ほのおは きぶんを ひょうげん。たのしい ときには ゆらゆら ほのおが ゆれて おこった ときには めらめら さかんに もえる。

ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイト
ヒトカゲの しっぽの ほのおは いのちの ともしび。 げんきな ときは ほのおも ちからづよく もえあがる。


耐性


4倍
なし

2倍
みず,じめん,いわ

等倍
でんき,ひこう,ノーマル,ドラゴン,どく,ゴースト,エスパー,あく,かくとう

1/2
くさ,こおり,ほのお,フェアリー,むし,はがね

1/4
なし

無効
なし


容姿


 炎をイメージしたオレンジ色の皮膚を持った、直立したトカゲの姿をしている。 
 お腹の部分はクリーム色。 
 ヒトカゲ系統は共通して尻尾に炎を灯している。この特徴に関しては後述。 
 当初は背びれが付いていたが、いつの間にか無かった事になった。 (アニメ版では初登場時点から背ビレは存在しない) 
 ただしBW、BW2では正面時のみだが、アニメーション時に一瞬だけ背びれのようなものが確認できる。ただし、尻尾の可能性も考えられる。
 手の指は4本、足の爪は3本で、足の裏にはクリーム色の肉球らしき物がある。 


概要


 『ポケットモンスター 赤・緑』(第1世代)から登場しているポケモン。 
 名前の由来は『ヒ(火)+トカゲ(トカゲ<蜥蜴>)』から。 
 英語名からサラマンダー(火蜥蜴)と掛けたダブルミーニングだと思われる。 
 尻尾には炎が常に燃えており、炎は感情によって強さが変わり、怒ったり悲しんだり、びっくりした時などで強さが変化する。 
 尻尾の炎は水につけても消える事は無く、生きている限り燃え続ける。 
 なお、この設定は当初「火が消えた時死ぬ」という表現だった為、派生作品などでも「火を消されると死ぬ」という解釈がほとんどだった。 
 今でも「火を消されると死ぬ」と勘違いしている者が多い。(実際酸素と燃える芯があれば水中でも火は燃え続ける事ができる) 


アニメのヒトカゲ


サトシのヒトカゲ

 初登場は無印編11話。ダイスケという不良トレーナーに「待っていろ」と嘘をつかれて捨てられたが、尻尾の炎が消えかけているのにも関わらず待ち続けていた、忠犬ハチ公のようなポケモンだった。 
 献身的にヒトカゲを守ろうとするサトシの姿に心を打たれ、後で「強くなった」と聞いておめおめと迎えに来たトレーナーを拒否してサトシのポケモンとなった。 
 非常に素直で健気な性格で、雪山で遭難した時はサトシ達を温めるため、尻尾の炎が弱まるのも厭わずに奮闘していた。 
 性格は礼儀正しく温厚。仲間と敬語で話している。
 詳しくはサトシのリザードンを参照。


ゲームでのヒトカゲ


初代


 最初の3匹の中から選ぶ事ができるカントー御三家の1匹。 
 進化系のリザードンの容姿から選ぶ人も多かったが、選ぶと序盤の進め方には苦労する事になる。 
 理由としては当時の炎タイプの不遇さや、覚える技の関係で最初と次のジム戦であるニビジム(岩)とハナダジム(水)が他の御三家と比べると非常に辛い事があげられる。 
 タケシ戦はイワークの特殊の低さと技の無さが幸いしてごり押しで突破できるのだが、カスミ戦はバブルこうせん(リメイクではみずのはどう)で瞬殺の道しか見えない。 
 辛くもクリアしてその後を楽しむのが殆どではあるが、早々にクリアを諦めてしまった人もいるほど。 


第2世代以降


 炎自体の不遇も過ぎ去り、むしろ「草を選ぶとハードモード」と代わりに言われる事となった。 
 しかしそれはヒトカゲじゃなかった場合のみ。リメイク版であるFRLGでのニビジムでは弱点を突く岩技を使ってくるようになり、単騎プレイに関しては更に辛くなった。
 一応メタルクローを覚えるが、22番道路に寄ってマンキーをゲットしたほうがいいだろう。 
 能力は特に素早さを中心に、攻撃面に優れている。 なお、この時点で既に2代目ほのお御三家・ヒノアラシと能力が全く同じである。 
 また、何気にりゅうのいかりを自力習得する点は見逃せない。 
 第2・第3世代では遅めの習得なのだが、第4世代からはレベル10台と言う速さで習得可能となった。 
 序盤から使えるXYでは、これを習得するだけで道中の野生ポケモンが耐久無視で薙ぎ倒されると言う由々しき事態となった。フェアリータイプには効かない為、序盤のゲームバランスが崩れる事こそ無かったが。 


ポケモン不思議のダンジョンでのヒトカゲ


 ポケモン不思議のダンジョンでは主人公、またはパートナーにする事ができる。 温泉に入ってもなんともない。まあ前述の通り炎は水中でも出せるから。 
 またほのおタイプのポケモン故に溶岩の中でも行動できるのも大きい。GBA・DSでは何故かかわらわりを蹴りで繰り出していた。 
 アニメにおいては「ガンバルズ」の一員として登場。 ゼニガメを半ば強制的に救助隊に入隊させ、チコリータと共に救助隊を結成する。 


スマブラシリーズでのヒトカゲ


 初代にのみ登場。ヤマブキシティのステージギミックとして登場し、ステージ中央の出口から飛び出してくるポケモンの一体となっている(他に登場するのはフシギバナマルマイン、ポリゴン、ラッキー)。 
 現れると「カゲ!」と一声鳴いてワンテンポ置いた後、かえんほうしゃで目の前にいるファイターを攻撃する。ちなみに、攻撃を当て続けると吹っ飛ばすことができる(ラッキーも同様)。 


ポケモンGO


 本作でも、ゲーム開始時に捕まえられるポケモンの候補の1つ。 
 ヒトカゲに限らず、ほのおタイプは御三家の中では最も野生での出現率が低いため、最初に選んでないとなかなか、ヒトカゲの図鑑すら埋められなかった人も少なくないはず。 当然、ヒトカゲの巣の賑わいもすごかった。 


コミュニティ・デイ


 2018年5月19日に開催された第5回コミュニティ・デイではこのヒトカゲが対象となった。 
 さらに、イベント期間中にヒトカゲおよびリザードを進化させると“特別な技”を覚えたリザードンへと進化させることができた。
 また、これまでのイベントと同様、色違いも初実装され、出現率がアップした。 
 ところが、前回までと比べると明らかに対象ポケモンの出現率が下がっていたため、普通に街中を出歩いているだけでは、あまりヒトカゲを捕まえられなかったという声が多く聞かれた。 
 さらに、これまでのコミュニティ・デイと同様、イベント中にエラーが頻発してプレイに支障を来すユーザーも多く、さらに今回は前回までと違ってプレイ時間の延長などの補償も一切なかった。 
 そのため、これまでと比べると非常に不満の残るイベントとなってしまい、「せっかく楽しみにしてたのにガッカリ」という声も多く聞かれた。 


主な使用トレーナー

 

  • レッド
  • グリーン
  • リーフ
  • トロバ(アニメ)


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 以上です。これで紹介を終えます。