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【よくわかるポケモン解説】サトシゲッコウガ編

 今回のポケモン解説はサトシゲッコウガです。

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目次

 


基本データ


全国図鑑  No.658
分類    しのびポケモン
タイプ   みず / あく
高さ    1.5m
重さ    40.0kg
種族値   H72 A145 B67 C153 D71 S132
特性    きずなへんげ
性別比   ♂:87.5% / ♀:12.5%
卵グループ 水中1


耐性


4倍
なし

2倍
くさ、でんき、フェアリー、かくとう、むし

等倍
ノーマル、ひこう、あく、ドラゴン、いわ、じめん、どく、

1/2
こおり、はがね、ゴースト、あく、みず

1/4
なし

無効
エスパー


進化


ケロマツ → ゲコガシラ(Lv.16)→ゲッコウガ(Lv.36) 

 


概要


 アニメ『ポケットモンスターXY』の第2シーズン『XY&Z』において、サトシが所有するゲッコウガの新形態として公開されたのがこの「サトシゲッコウガ」である。 
 名前からしてサトシの存在を前提とした形態であるが、『サン/ムーン』の特別体験版(2016年10月18日から配信)で登場。 
 変身能力はゲーム版において、この個体のみが有する「きずなへんげ」という超希少特性によるフォルムチェンジと位置付けられた(所謂アニメからゲームへの逆輸入)。 
 なお、発案およびデザイン自体はゲーム開発元のゲームフリークが担当している。 
 本編と異なる体験版の物語が展開され、その後、『サン・ムーン』本編に送れる状態になる。 


アニメのサトシゲッコウガ


 本編では長らく普段通りに「(あの状態の)ゲッコウガ」等と呼ばれていたが、同27話でユリーカに名づけられ呼ばれるようになった。 
 サトシとゲッコウガの絆が極限まで高まり、2人が思いを一致させることで変化した姿。 
 頭部にはサトシの髪型や帽子を彷彿とさせる意匠が見られ、胸部も彼の服装と似たデザインとなっている(また、水手裏剣のX・胸部のY・目元のZと、XYZの衣装もあしらわれている)。 
 シンクロ状態となった2人は、視界などの感覚を共有。動きが同調しているように見えることもある。
 この感覚共有によってサトシがより適切な指示を出すこともできるが、逆にゲッコウガが受けたダメージを自分も感じるというデメリットが発生し、長期戦は双方に負担を強いる。 
 まさに最強形態にふさわしい強さとリスクを併せ持っているといえよう。 
 他のトレーナーと手持ちポケモンがある程度の絆とストーンがあれば安定して行えるメガシンカと異なり、思いを一つにできなければ変身すらままならなくなる一方で、2人が思いを一つにすればするほど戦闘力は高まっていき、他のメガシンカポケモンを上回るほどのものになる。 


形態


 当初は全身を水が包んでいる姿となっていたが、この姿でも通常のポケモンを圧倒する戦闘力を発揮していた。 

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 幾度かの変身を経て2人のシンクロ率が高まっていくと、水をまとった中間体から、水のベールがはがれて背中の巨大な十字の「みずしゅりけん」の形に集約された完全体へと変化することが可能となる。 

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 しかし両者の「強くなりたい」という想いが先走りしすぎた結果、お互いの気持ちにズレが生じ、上述の負担や変身失敗による敗北が相次ぐようになる。
 サトシは、この力を引き出し切れない自分はゲッコウガのトレーナーとして相応しくないのではと自分を責め、一時は歩みを止めるトラウマとなる程に苦悩した。 
 その後、サトシは自分の過去を見つめ直してポケモンと共に歩むことを思い出し、ゲッコウガと「2人で一緒で強くなっていく」というお互いの意思を再確認。
 改めて思いを一つにしたことで、過度の負荷もかかることなく確実に完全体へと変身できるようになった。 


戦闘力


 素早さやパワーなど、全ての能力が格段に向上。中間体でもメガリザードンXとそれなりに渡り合うことができ、完全体となればメガシンカポケモンと同等以上に渡り合える圧倒的な戦闘力を発揮する。 
 サトシとゲッコウガのシンクロ率が向上していくことで戦闘力も向上し、35話では完全体から更に「みずしゅりけん」が強化された姿を披露している。 
 また、メガシンカの上位ともいえる形態故か、シリーズ終盤ではそれらに類するエネルギーを鮮明に感知する能力も表れるようになり、最終的に素のゲッコウガの状態でも使えるようになった。 



 いずれの技も、従来の技の威力から格段に向上している。 アニメでの見栄え優先ということもあるため、技構成や威力にゲーム目線でつっこむのは野暮でしかない。顰蹙を買うことのないよう注意されたし。 


かげぶんしん

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 数十体に及ぶ影分身を行う。敵の攻撃の回避率を上げることは勿論、増えた状態で敵に攻撃を仕掛けることも可能。 


「いあいぎり」

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 水(エネルギー)の刃で敵を切り裂く。中間体では従来通り光刃で、完全体になると水で構成された2つのクナイを逆手にもって攻撃する。 
 戦闘の中で威力の向上は凄まじいものとなっており、カロスリーグ準決勝では、自分に迫る「ハードプラント」を木端微塵に切り裂く芸当を見せた。 


「つばめがえし」

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 手や足にエネルギーをまとい、敵に攻撃する。サトシゲッコウガの場合は近接での連続攻撃を得意としており、まさに原典の「燕返し」のような技となっている。 


「みずしゅりけん」

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 サトシゲッコウガの代名詞と言える技。完全体になると本来のゲッコウガと異なり、背中の大きな水手裏剣を相手に投げる形で攻撃する(投げた後、背中の水手裏剣は自動的に生成される)。 
 シンクロ率の向上によって水手裏剣も強化されていき、カロスリーグ準決勝では、自らの「かげぶんしん」を吸収して巨大化させる芸当を見せた。 
 カロスリーグ決勝戦では、最後の一撃に「かげぶんしん」無しで準決勝の時より更に巨大でオレンジの水手裏剣を放っている。

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その正体


 サンペイの故郷である忍者村にて、数百年前に一度だけ似たような現象が起こったと言われているが、全ては謎に包まれている。 
 特性によってもたらされる変化ではあるが、アランはメガシンカエネルギー測定器の反応から、ストーンを用いることなく絆の力だけでメガシンカしたものだと推測している(変身解除のSE等もメガシンカと同様のものが用いられている)。 
 同36話では、プラターヌ博士の調べた古い文献に記された似た出来事が、かつて「キズナ現象」と呼ばれたものだと判明。 
 トレーナーとポケモンの信頼関係が高い状態で、それでいて一部のポケモンにのみ発現する(全てのポケモンに起こるわけではない)極めて稀な変身だったという。 
 そのためプラターヌは、キズナ現象を起こす素養(「きずなへんげ」)を持っていたケロマツ(ゲッコウガ)がサトシと出会い、自分を愛し力を引き出してくれる彼を選んだのは必然だったのではと考えた。 


アニメでの活躍


XY


92話・93話

 ヒャッコクジムリーダー・ゴジカの予知にシルエットとして登場。彼女はゲコガシラとサトシに対し、「 この者の未来、誰も見たことがない新たな高みの未来へ、お前たち2人で、登っていくことになろう 」と予言。
 それを聞いたプラターヌ博士は「それはメガシンカなのでは?」と予想した。
 ジム戦において、ゴジカはサトシと共に戦うゲコガシラの後ろにその姿をわずかながら垣間見る。そして、サトシとゲコガシラがお互いを愛し思いを一つにして戦う姿勢を認めると同時に、「ただしこの愛、心して向き合わなければ2人にとって大きな試練となろう」と忠告した。 


XY&Z


6話・7話

 忍者の里(忍者村)にて、かつて里の争いを鎮めるため活躍した英雄のポケモンのリーダーだったゲッコウガが、通常のゲッコウガと異なる姿(=サトシゲッコウガのような姿)で記録されていたことが判明。 
 そして忍者の里での戦いにおいて、ついにその水をまとった姿を現した。
 その実力は、サトシのピカチュウゲッコウガ、そしてサンペイのゲッコウガの3体を同時に相手取る強さを見せたヘイダユウのキリキザンを一瞬で倒したほど。 
 キリキザンを倒した後変身は解除され、サトシは一瞬とはいえその変化に驚いていた。 


9話

 遭遇したフレア団との戦いにて再び発現し、相手方のポケモンたちを圧倒した。 
 この時はゲッコウガが感じる気配がサトシにも伝わっただけでなく、ゲッコウガが傷ついた箇所と同じところにサトシも痛みを感じていた。 
 戦闘後、サトシは「ゲッコウガになったみたいだった」と言っており、2人がシンクロ状態であること、変身中はサトシ自身も相当の体力を消耗することが判明した。 


13話

 ライバル・ショータのジュカインとのバトルで追い詰められた際に発動。ジュカインを一蹴するも、サトシもゲッコウガもかなり消耗していた。 
 バトル後、サトシが「ゲッコウガがしていることが自分もしているように感じる」と言ったことで、セレナは「2人が合体している」と喩え、ショータは2人の絆のなせるものだと推測。 
 偶然近くにいたアランはメガシンカエネルギー測定器が大きく反応したため、2人に興味を持ってバトルを挑み、変身した姿を見てストーンを使わないメガシンカだと認識。
 バトル自体はゲッコウガが不完全体だったことや、元々の力が上回っていたこともあってメガリザードンXの勝利となった。 


23話

 これまでの様子から、シトロンが「サトシとゲッコウガの気持ちが一致することで発動する」と仮説を立て、バトルパルス測定器で2人の波長を計測。 
 アランとの再バトルで現象が発動し波長が一致することがわかったが、負担が大きすぎたのか途中でサトシが倒れてしまったため、シトロンの仮説が正しいということしかわからなかった。 
 サトシはゲッコウガが自分を置いて行ってしまうという悪夢を見るが、起きた後、負担に耐えこの変身をものにすべく「俺はゲッコウガになる!」と自分を鍛えることを決意する。 


25話

 サトシが特訓に励む中、ゴジカからカロスの危機に関する予知を知らされたカルネが現れる。
 ゲッコウガの変化を知った彼女からの提案で、サーナイトとバトルすることに。   
 バトルを続けていくうちに現象が発動(それを隠れて見ていたニャースは「2人が合体した」と錯覚した)、「もっと強く」というサトシの思いに呼応するかのように、徐々にメガサーナイトに拮抗するまでにシンクロ率が高まっていき、ついに背中に十字手裏剣を背負った姿を披露する。 
 だがまたしてもサトシが倒れてしまい、目を覚ましてもすぐには立ち上がれないほど消耗していた。 


26話

 ショータと再戦。しかし、サトシゲッコウガになれるという邪念や、ショータが実力をつけ自らにどんどん迫ってくることへの焦りがあったためか、互いの気持ちが一致せず変身できないまま敗北してしまう(その際、サトシとゲッコウガとのシンクロ率が大きく乱れていた)。 


27話

 エイセツジム戦で変身。
 だが、ショータにバッジ数で追い越されたことから、何としても勝って最後のジムバッジを手に入れたいという気持ちが焦りに繋がり、パワーを発揮できずにまたも敗北。 
 これにより、サトシは「自分がしっかりしていなかったからゲッコウガは力を発揮できなかった」と大きなショックを受け、しばらく独りになりたいと言い夜の森に姿を消した。 


28話

 セレナの叱咤により少し元気を取り戻したサトシが、自分を探しに来たゲッコウガと再会。 とあるピンチに陥ったコフーライを「助けたい」という思いを一致させ、ゲッコウガは再びサトシゲッコウガへと進化を遂げる。
 そして2人は見事な連携でコフーライを助け出した。 
 サトシは自分の過去を振り返る中で、ゲッコウガと共に強くなるという思いを忘れ、自分の中に焦りがあったことに気づいたとゲッコウガに語り、2人で一緒に強くなることを改めて誓った。 


29話

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 エイセツジム再戦では、サトシの「一緒に行くぞ」という思いと共に変身。 
 前話と同様制御には問題なく、ダメージのフィードバックこそあったが倒れることなく能力を使いこなせるようになっていた。 
 圧倒的なパワーとゲッコウガに渡り合えるスピードを持つメガユキノオーと渡り合い、熾烈な攻防の末に撃破した。 


32話

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 カロスリーグ1回戦(VSトモ)で登場。 トモのチルタリスが「りゅうのはどう」でゲッコウガにダメージを与え、続けて「りゅうせいぐん」を繰り出してきたため、全力で戦うべく変身。
 「りゅうせいぐん」を全て回避しながら完全体に変身し、「みずしゅりけん」一発で倒してしまうという圧倒的な強さを見せ、観客達の度肝を抜いた。そのままゲッコウガのみでトモのポケモンを全て倒してしまった様子。 


35話

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 準決勝(VSショータ)で登場。 ショータのジュカインとの対決の中で、ショータに追い抜かれることへの恐怖を抱いた経験を通して、改めて自分のポケモンと歩む道を見つけられたことへの感謝をこめて変身。これに対し、ショータもジュカインメガシンカさせる。 
 メガジュカインの「リーフストーム」に加え、「ハードプラント」による木の触手攻撃によって距離を詰められず苦戦するが、「ハードプラント」を切り裂いて攻略。
 戦いの中の高揚で背中の「みずしゅりけん」も強化され、数十体に「かげぶんしん」した状態で「みずしゅりけん」を構え、「かげぶんしん」を解除してそのエネルギーを集約した、ゲッコウガの身体の4倍はある巨大な「みずしゅりけん」でメガジュカインを倒した。 
 激闘でさすがに疲れたらしく、勝利後サトシとゲッコウガはその場に少し座り込んでいた。 


38話

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 アランとの決勝戦で大トリを務め、ヌメルゴンが残した「あまごい」により強化された「みずしゅりけん」でキリキザンを倒す。 
 アランの最後の1体であるリザードンに応えるようにサトシゲッコウガの姿になり、アランもリザードンメガシンカさせる。 
 メガリザードンXの「かみなりパンチ」のラッシュに「いあいぎり」で対抗し、「ブラストバーン」を地面に突き刺した「みずしゅりけん」の衝撃で相殺するなど、お互い一歩も譲らずに死力を尽くす。 
 最後の一撃でサトシとの絆が最高潮に達し、「ブラストバーン」に対して今までとは比べ物にならないほどの巨大な「みずしゅりけん」を放つ。 
 しかし、メガリザードンXにはあと一歩及ばず崩れ落ちた。試合終了後もサトシは息が上がり、ゲッコウガもサトシの肩を借りてやっと立ち上がるなど、全力を使い果たしたことが伺える。 


39話~43話

 上記の活躍からフラダリに目を付けられ、カロスリーグ終了後、フレア団にサトシ共々拉致された上に洗脳されかける。
 しかし、2人の絆の力は伝説のポケモンすら支配する装置のパワーをも上回り、そのまま拘束を破壊しプリズムタワー上でフラダリと対決。カエンジシや赤いメガギャラドスと死闘を繰り広げる。 
 2体の撃破後、フラダリラボから現れた伝説の巨石に囚われたマノンのハリマロンの救出にも尽力。メガシンカエネルギーを感知(透視)する能力でハリマロンの位置を特定し、ピカチュウメガリザードンXとの連携により、サトシたちの勝利に貢献した。 


46話

 フレア団壊滅後、カロス地方は表面上は平和になっていたが、ゲッコウガは負のエネルギーによって再び発生し始めた『植物の根』の存在を感知する。 
 植物の根(触手)は地中奥深くに未だ根を張っており、プニちゃんたちは触手のエネルギーを感知できるようになった彼の能力を欲し、協力を依頼。 
 ゲッコウガは生来の正義感から、壊滅寸前まで追い込まれたミアレの二の舞にならぬよう受諾。全ての触手を取り除くその日まで、サトシと別れることを選ぶのだった。 
 そしてゲッコウガはカロスをの平和を守るべく、今も戦っている。 


劇場版


 映画『ボルケニオンと機巧のマギアナ』に登場。 ジャービスのネオ神秘科学「メガウェーブ」によって操られるメガシンカポケモン軍団との決戦で変身。逃走するジャービスをみずしゅりけんで撃ち落とすなどの活躍を見せた。 


ゲームのサトシゲッコウガ

 

体験版では


 『サン・ムーン』にアニメ同様「サトシゲッコウガ」の名称で参戦。 親の名はサトシ。 生まれた日付は、XY編1話の放映日でありケロマツとサトシが出会った日でもある2013年10月17日。 トレーナーIDも「131017」となっている。 
 体験版初回プレイ時で送られてきた手紙には、送り主の名前が書かれていないものの、 「サンへ 手紙を読んでいるということはアローラ地方に到着だな! 引っ越しお疲れ様! 君に託したポケモン ゲッコウガは元気かい? あいつはあついのが好きだからな! あついアローラであついポケモン勝負を頼むぜ!」と書かれている。 
 体験版では、イベント中しか他のポケモンを所有することができず、イベント終了次第で「にがす」ことになってしまうため、基本的にこのゲッコウガをパートナーにしてバトルなどをこなしていくことになる。 
 技は「いあいぎり」が「つじぎり」になっており、性格は「がんばりや」固定で、個体値も完全に固定され・努力値は既に降られている。 

 

サンムーン


 本編が発売されると、ゲッコウガを受け取るタイミングで性格がランダムに変化することが判明。性格の厳選が可能になっている。 
 個体値は「20-31-20-31-20-31」となっており、努力値もあらかじめ振られているので必要があれば王冠やきのみを使うとよい。 
 尚、このゲッコウガORASのおきがえピカチュウと同じく、タマゴが見つからない特殊仕様である。 
 ちなみに、本編に送られたゲッコウガは出会った日付が送られた日付となっており、前述の2013年10月17日から書き換えられてしまう。
 送っても体験版からゲッコウガがいなくなるわけではないので、そちらで確認することは可能。 

 

対戦のサトシゲッコウガ

 

能力


 種族値上昇値がメガシンカを10上回る+110になっている。 メガシンカをも超える絆ということなのだろうか。 特筆すべきは「すばやさ」で、大台の130を抜き去り132となった。みずタイプ・あくタイプとしても共に最速である。 

 

オススメ技


特殊技


ハイドロカノン
タイプ みず
威力  150(225)
命中  90
備考  次ターン自分行動不可 Z技化前提採用

ハイドロポンプ
タイプ みず
威力  110(165)
命中  80

なみのり
タイプ みず
威力  90(135)
命中  100

ねっとう
タイプ みず
威力  80(120)
命中  100
備考  相手火傷30%

みずしゅりけん 
タイプ みず
威力  20(30)*3
命中  100
備考  優先度+1先制技 

あくのはどう
タイプ あく
威力  80(120)
命中  100
備考  相手怯み20%

れいとうビーム 
タイプ こおり
威力  90
命中  100
備考  相手凍り10%

くさむすび
タイプ くさ
威力  20~120
命中  100

じんつうりき
タイプ エスパー
威力  80
命中  100
備考  相手怯み10%

めざめるパワー
候補タイプ ほのお,でんき,じめん
威力    60
命中    100


物理技


たきのぼり
タイプ みず
威力  80(120)
命中  100
備考  相手怯み20%

つじぎり  
タイプ あく
威力  70(105)
命中  100
備考  急所ランク+1

ダストシュート
タイプ どく
威力  120
命中  80
備考  相手毒30%

けたぐり
タイプ かくとう
威力  20~120
命中  100

グロウパンチ
タイプ かくとう
威力  40
命中  100
備考  自分攻撃↑100%

とんぼがえり
タイプ むし
威力  70
命中  100
備考  攻撃後交代

いわなだれ
タイプ いわ
威力  75
命中  90
備考  相手怯み30%

がんせきふうじ
タイプ いわ
威力  60
命中  95
備考  相手素早↓100%

クロバット
タイプ ひこう
威力  55/110
命中  100
備考  消費アイテムとあわせて

とびはねる
タイプ ひこう
威力  85
命中  85
備考  相手麻痺30%

かげうち
タイプ ゴースト
威力  40
命中  100
備考  優先度+1先制技


変化技


どくどく  
タイプ どく
効果  相手をもうどく状態にする
命中  90

ちょうはつ
タイプ あく
効果  相手変化技を封じる
命中  100

みがわり
タイプ ノーマル
効果  みがわりを生み出す

どくびし
タイプ どく
効果  どくびしを撒く

まきびし
タイプ じめん
効果  まきびしを撒く

たたみがえし
タイプ かくとう
効果  自身や味方を守る
備考  ダブル用。場に出たターンのみ。優先度±0


テンプレート型


特性:きずなへんげ(サトシゲッコウガ

※レーティングバトルでは使用不可

Zクリスタル型 

特性:きずなへんげ
性格:おくびょう/むじゃき/せっかち
努力値:CS252
持ち物:各種Zクリスタル
特殊技:みずしゅりけん/あくのはどう/ハイドロカノンorハイドロポンプorなみのり/れいとうビーム/くさむすび/じんつうりき
物理技:ダストシュート/とんぼがえり/かげうち
変化技:みがわり/ちょうはつ/どくどく

 

扱い


 しかしレーティングバトルには出場することができず、代わりにバトルツリーには出場可能。 従って、メンバーが揃っていない状態でバトルツリーに挑む場合この上なく頼もしいポケモンになる。
 1匹相手を倒せばそれだけで実質メガシンカ状態になれ、Zワザとも併用できるので先鋒として申し分ない。 
 ただし「みずしゅりけん」の仕様については、「サトシゲッコウガになる前は威力15×2~5発ランダム、サトシゲッコウガになった後は威力20×3発固定」になっている。使う場合は注意。 また、「へんげんじざい」ではないので当然技を使ってもタイプは変わらない。 
 上記の通り、アニメではメガシンカとして扱われていたが、ゲームシステム上は別物。このためすでに他のポケモンメガシンカを使っていても変身でき、メガレックウザと異なり変身後にZワザを行使できる。
 アニメ設定を考慮すると、唯一の「メガシンカした状態でZワザを使えるポケモン」とみなすこともできるかもしれない。
 サトシの手持ちポケモンをモデルにした存在として、サトシのピカチュウも後に登場・配信された。 
 なお、このゲッコウガは特別体験版から『ウルトラサン・ウルトラムーン』に直接送ることができないので注意。サン・ムーン→通信交換orポケモンバンクを経由する必要がある。 


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL



 ゲッコウガ最後の切りふだとして実施。しのびのひおうぎから差し替えになるのか、同切り札の演出替えなのかは現時点不明。 


余談



監督の裏話
 
 2016年アニメージュ11月号での監督・矢嶋哲生氏へのインタビューによると、『絆』という抽象的なものを描くために未完成版としての水をまとった姿を作り、真の絆ができた時に水が背中に集約して水手裏剣として完成するという風にしたとのこと。 
 作中でショータが「背中の手裏剣が強さの証」と語っているように、あの水手裏剣こそが2人の絆の証ということである。 

別れの場面

 サトシ役の松本梨香さんは、ゲッコウガとの別れのシーンにおいて、12年半連れそい、収録の数日前に天国へ旅立った愛犬ハロへの思いを台詞に重ねながら演じたという。 

第5話

 プニちゃんの夢の中で、ゲコガシラの言葉しかしゃべらなくなった「ゲコガシラサトシ」が登場した。 

第46話

 サトシは別れる際に「帰って来る」と約束しているが、過去にも似たような例があったため、そういう意味で再登場の可能性に不安を感じている声も少なくない。 
 一方で、サトシと一度お別れした後もリーグ戦や有事の際に駆けつけてくれるポケモンも存在するため、決して絶望的というわけでもない。 

ポケモンバンク

 他のポケモン同様預けることができるので、次世代の作品にも連れて行けるかもしれない。

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 以上です。これで紹介を終えます。