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【よくわかるポケモン解説】ドヒドイデ編

 今回のポケモン解説はドヒドイデです。

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目次

[:contents] 


基本データ


全国図鑑  No.748
分類    ヒトデナシポケモン
英語名   Toxapex
タイプ   どく みず
種族値   H50 A63 B152 C53 D142 S35
高さ    0.7m
重さ    14.5kg
特性    ひとでなし / じゅうなん / さいせいりょく(隠れ特性)
性別比   ♂50.0%:♀50.0%
卵グループ すいちゅう1


進化


ヒドイデ → ドヒドイデ(Lv38)

 

図鑑説明


ポケットモンスターサン
12ほんの あしで かいていを はう。 ドヒドイデの はったあとには サニーゴのカスが ちらばっている。

ポケットモンスタームーン
ドヒドイデの どくに やられると 3か3ばん げきつうに くるしみ たすかっても こういしょうが のこる。

ポケットモンスターウルトラサン
もうどくの トゲを とばして てきを こうげき。 ちかづいてきた あいては あしの ツメで なぎはらうぞ。

ポケットモンスターウルトラムーン
12ほんの あしで なかみを まもる ドームを つくる。 しおの ながれを うけないので とても すごしやすいぞ。


耐性


4倍
なし

2倍
でんき,じめん,エスパー

等倍
ドラゴン,ゴースト,ひこう,いわ,くさ,あく,ノーマル

1/2
ほのお,みず,こおり,かくとう,どく,むし,はがね,フェアリー

1/4
なし

無効
なし


容姿


 触手が大きくなっているが、本体は相対的に小さくなった。ゲーム中の待機モーションでは前方に当たる部分の触手2本は上に持ち上げている。モチーフはオニヒトデ


概要


 ヒドイデの進化形。サニーゴ本体を貪り食うようになった。通った跡に残るのは食い殺したサニーゴのカスばかり。
 さらに、ドヒドイデの猛毒に刺されると三日三晩激痛に苦しむどころか後遺症まで残ってしまうという。 
 触手は12本に増えたが、攻撃に使用するのは正面の2本のみ。遠隔攻撃をする際も正面の2本の触手のみで身体を支え、これまた13本に増えた毒針を一斉に放つ。 


対戦のドヒドヒデ

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能力


 「ぼうぎょ」「とくぼう」に極端に偏ったステータスを持つ。HPは進化前から一切上がっていないが、ギルガルド(シールドフォルム)並にはあるのでタイプ不一致の弱点攻撃では中々倒れない。「すばやさ」は進化前よりも下がっている。 


特性


 「ひとでなし」は「どく」か「もうどく」を浴びた相手に確定で急所に当たるようになる。
 「じゅうなん」はマヒになるのを防いでくれる。元々鈍足でありマヒ状態はそこまで驚異ではないため需要は少ない。 
 隠れ特性は「さいせいりょく」。引っ込めるとHPが回復する。交代を駆使したサイクル戦も展開でき、現在ではこちらが主流。 


オススメ技


特殊技


ねっとう
タイプ みず
威力  80(120)
命中  100
備考  相手火傷30%

ヘドロばくだん
タイプ どく
威力  90(135)
命中  100
備考  相手毒30%

まとわりつく
タイプ むし
威力  20
命中  100
備考  相手拘束


変化技


どくどく
タイプ どく
効果  相手を猛毒状態にする
命中  必中

じこさいせい
タイプ ノーマル
効果  HP1/2回復

くろいきり
タイプ こおり
効果  能力上下リセット
備考  Zワザ化でHP全回復。タマゴ技

トーチカ
タイプ どく
効果  相手の技を防ぐ。接触技を防いだとき、相手を毒状態にする
備考  優先度+4。連続使用で成功率低下

どくびし
タイプ どく
効果  相手フィールドにどくびしを撒く


テンプレート型


物理受け型 

特性:さいせいりょく
性格:ずぶとい
努力値:HB252
持ち物:くろいヘドロ/コオリZ/ゴツゴツメット
確定技:どくどくorどくびし/じこさいせい
優先技:ねっとう/くろいきり
攻撃技:まとわりつく
補助技:トーチカ


ドヒドイデ 


注意すべき点


 優秀な耐性と高い耐久種族値じこさいせいを始めとする豊富な回復手段を併せ持つ。どくどくやどくびしのほか、ねっとうやまとわりつくなど、削り技にも事欠かない。
 カプ・ブルル等との相性補完に優れ、「さいせいりょく」で回復しつつサイクルを回されると厄介。積み技を使ってもくろいきりで能力変化をリセットされる。


対策方法


 ダメージ源であるどくどくは、毒・鋼タイプやちょうはつ、ミストフィールド(火傷も防げる)で封じられるが、こちらから有効打が無ければ、退き際にさいせいりょくで回復されてしまう。
 カプ・テテフ等の高火力アタッカーやつのドリル等の一撃必殺技、メガルカリオメガクチートなどの毒無効積みアタッカーでサイクル崩壊を狙うのが得策。
 その際にも相手後続を意識し、一貫性の高い技で負荷をかけていく事が重要となる。


ドヒドイデの歴史


第七世代


シングルバトル

 能力判明当初はHPの低さからそれほどの耐久を持たないのではないかと言われていたが、実際はくろいきりのおかげで突破困難な壁として活躍した。じしん持ちを厚く見られるように性格をずぶといにした物理耐久完全特化型が中心。
 PGLの統計データに基づけば、テンプレ技構築はじこさいせい、ねっとう、どくどく、くろいきりと言える。
 トーチカと特性ひとでなしは初期のシーズン(特に隠れ特性持ちをまだ用意できていなかったプレイヤーの多いシーズン1)こそそれなりに採用されたが、レート戦レベルで役に立つ攻撃手段が元々少ないこと、通常のどく状態にしてしまう性質上どくどくを自ら腐らせてしまうことなどから徐々に採用率を下げた。
 ドヒドイデの場合は真剣勝負レベルになると主流技構成以外ではほとんど通用せず、精々どくどくの枠をトーチカかどくびしに替えるのが関の山。
 レート上位に度々顔を見せ、特にくろいきりで積み技をリセットする動きが強力なため、ドヒドイデに上からくろいきりを打たれないようにするため、素早さに努力値を無振りのドヒドイデを抜けるようにカビゴンを調整するプレイヤーもいる。
 一方、上位構築の中にはくろいきりを切ってどくどく+みがわり型メガボーマンダに強くなれるれいとうビームを搭載したケースもあった。

大会実績

 JCS2017(アローラダブル)オンライン予選ジュニアカテゴリ28位の使用率を記録。
 2017年1月に開催されたアローラシングルのインターネット大会『アローラフレンドリー』ではジュニアカテゴリで14位の、マスターカテゴリで19位の使用率を記録。メガシンカ・準伝説無しのUSUMリーグスペシャルバトルシーズン12では使用率11位を記録。
 2018年10月下旬に開催されたインターネット大会『トリックホリック』では、マーシャドーミミッキュといった強力な物理アタッカーのストッパーとして活躍し、使用率4位を記録。この大会は一部のUBやシルヴァディや、マーシャドーダークライフーパ等の幻のポケモンも出場可能なルールであった為、この結果は快挙である。


アニメにおけるドヒドイデ

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SM編第58話で初登場。コジロウのヒドイデが惚れていたヒドイデが進化した。


主な使用トレーナー


• プルメリ/スカル団幹部
• グズマ/スカル団ボス

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 以上です。これで紹介を終えます。