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【よくわかるポケモン解説】ゼニガメ編

 今回のポケモン解説はゼニガメです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.007
分類    こうらポケモン
タイプ   みず
種族値   H44 A48 B65 C50 D64 S43
高さ    0.5m
重さ    9.0kg 
特性  げきりゅう/あめうけざら(隠れ)
性別比   ♂:87.5% / ♀:12.5%
卵グループ 怪獣/水中1


進化


ゼニガメ → カメール(Lv.16) → カメックス(Lv.36) 


メガシンカ


カメックス → メガカメックス(カメックスナイトを所持)


図鑑説明


ポケットモンスター赤・緑ポケットモンスターファイアレッド
ながい くびを こうらのなかに ひっこめるとき いきおいよく みずでっぽうを はっしゃする。

ポケットモンスター青ポケットモンスターリーフグリーン
うまれたあと せなかが ふくらんで かたい こうらが できる。くちから きょうりょくな あわを だす。

ポケットモンスターピカチュウポケットモンスターY
すいめんから みずを ふんしゃして エサをとる。あぶなくなると こうらに てあしを ひっこめて みをまもる。

ポケットモンスター金ポケットモンスターハートゴールド
うまれたては やわらかい こうらも すぐに ゆびでつつくと はじくほどの だんりょくせいを もつようになる。

ポケットモンスター銀ポケットモンスターソウルシルバー
うまれて しばらくすると かたまる こうらには だんりょくせいが あって ゆびで つつくと はじきかえされる。

ポケットモンスタークリスタル
あぶなくなると こうらに てあしを ひっこめて みを まもりながら くちから みずを ふきだしてくる。

ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
こうらの やくめは みを まもる だけではない。まるい かたちと ひょうめんの みぞが みずの ていこうを へらすので はやく およげるのだ。

ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイトポケットモンスターX
こうらに とじこもり みを まもる。 あいての すきを みのがさず みずを ふきだして はんげきする。


耐性


4倍
なし

2倍
でんき,くさ

等倍
じめん,いわ,エスパー,あく,ゴースト,むし,ひこう,どく,フェアリー,ノーマル,かくとう,ドラゴン 

1/2
はがね,こおり,みず,ほのお

1/4
なし

無効
なし


容姿


 小さな亀の姿をしたポケモン。 基本的には立ち上がった亀の様な姿をしているが、2足歩行も 4足歩行も出来る。 
 後ろに小さな丸い甲羅り、同じく丸い尻尾を生やしている。 表現されるメディアによって多少変わるが、肌の色は空色などの薄い青系で、甲羅は茶系、お腹の色はクリーム色をしている。 


概要


 名前の由来は「銭亀(ぜにがめ:クサガメやイシガメの子供のこと)」。某ゲームでは「金運が上がりそうな名前である」とも評されたとか。 ポケットモンスター赤・緑』(第1世代)で初登場したポケモン。 

 長い首を甲羅の中に入れて、勢いよく水鉄砲を発射する。この甲羅は生まれた時は柔らかいが、すぐに膨らみ、指でつつくと弾くくらいの弾力性のある甲羅になる。
 ピンチの時は手足も引っ込めて甲羅の中に隠れて、隙をうかがい反撃する。また、この甲羅は身を守るだけでなく水の抵抗を少なくして速く泳ぐのにも便利である。

 

ゲームのゼニガメ

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 『ポケットモンスター赤・緑』及び『FRLG』のゲーム開始時に、オーキド博士から貰う事の出来る3匹の内の一匹。 
 『ポケットモンスターピカチュウ』では、クチバジムのジムリーダー・マチスに勝利後、アニメにおけるジュンサーらしき人物から譲り受ける事となる、この時『いたずらしていた』とも語られている。 
 『HGSS』においては、クリア後にある条件を満たすとオーキド博士からフシギダネヒトカゲとの三択で貰う事が出来る。 

 

性能


 最初に選ぶポケモンの中でも、「ぼうぎょ」・「とくぼう」にやや優れている。
 初代御三家の水タイプ。オーキド博士から貰う事が出来る。ピカチュウバージョンではマチス戦の後にジュンサーから譲り受ける。
 序盤から中盤に入る辺りでマチスでんきタイプ)、エリカ(くさタイプ)と苦手な相手が続くため、この辺まではフシギダネよりも苦戦しがち。しかし終盤ではカツラ(ほのおタイプ)にサカキ(じめんタイプ)と、活躍する機会が用意されている。
 

 

ポケットモンスターX・Y

 

 カロス地方の御三家とは別に、プラターヌ博士ゼニガメフシギダネヒトカゲのうちの1匹を貰える。序盤からカロスとカントーの御三家一匹ずつが入手できるので旅はかなり楽になる。
 また最初のシリーズではそれほどいい技を覚えなかったが、シリーズが増えていく内に「こうそくスピン」、「あまごい」、「みずのはどう」、「アクアテール」などの良質な技をLvアップで習得可能となった。 
 その上タマゴわざでも「アクアジェット」、「アクアリング」、「だくりゅう」などの技を習得可能でかなり扱いやすいポケモンとなった。 カントー御三家の中でも、ストーリー進行が比較的に楽な為によく選ばれるポケモン。 

 

アニメのゼニガメ


サトシのゼニガメ

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CV 愛河里花子


出会い


 カントー編第12話にて初登場。人間に捨てられた5匹のゼニガメによって構成される、不良グループ・ゼニガメ団のリーダーだった。
 その経歴から人間嫌いだったが、サトシの身を呈した行動を見て人間を見直し、サトシの仲間となった。 
 それがきっかけとなって他のメンバーも更生。現在はゼニガメ消防団として活躍している。
 ゼニガメ団は皆サングラスをかけているが、団員が丸いサングラスなのに対し、サトシのゼニガメは三角形のサングラスをかけているのが特徴。これはこのゼニガメのトレードマークにもなっている。 
 サングラスの中は他のゼニガメの例に漏れずつぶらな瞳をしている。不良から足を洗った後はほとんど付けていないが、実はサングラス自体はずっと隠し持っていた。


描写


 サトシのフシギダネとの絡みが多く、ピカチュウのふゆやすみではフシギダネにソリの代わりにされたりとやや乱雑な扱いも。
  お調子者な性格で、一度ポケモンの台詞に字幕が付いた際は、仲間達を脅かすために冗談を言ったりしたこともあった。 


バトル面


 ジム戦ではあまり活躍出来なかったが、リーグ戦ではなかなかの戦歴を残す。 主な使える技は、みずでっぽう・こうそくスピン・ハイドロポンプ・ロケットずつき


別れ


 ずっとサトシと一緒に旅をしてきたがジョウト編第31話にて、消防団として再出発を果たしたゼニガメ団と再会。
 彼等をまとめて消防団の結束をさらに強くするために、サトシと別れることになった。 
 このときのフシギダネとの握手はファン必見。
 それからゼニガメは、ゼニガメ団のリーダーに復帰。カントー地方のとある町で、ゼニガメ消防団として活動をしている。


その後


 ジョウトリーグで偶然応援に来ていたところを代打で駆り出されたり、AG編では一時的に呼び戻されたりと、サトシとの距離こそ離れたが、いざという時は駆けつけてくれる頼もしい仲間である。 
 オーキド研究所には居ないため、BWシリーズ最終回の集合写真などでは登場せず。 
 4年半サトシと一緒にいたフシギダネ、映画などで再登場し、BW編でも活躍したリザードンと比べると、本業があるためかサトシとの再会回数は少ない。 
 だが、直接登場せず存在にも触れられていない話で別個体のゼニガメ(とその進化形)が登場した際のサトシの態度から、今でもゼニガメに対する愛を持っている事が伺える。 サン&ムーン42話では一瞬だが、ロトム図鑑に、ゼニガメ団そろって撮影されている。


ゲームでは


 ポケットモンスターピカチュウバージョンでは、アニメのゼニガメに合わせて、クチバシティでジュンサーさんから、いたずら者のゼニガメをもらえる。


シゲルのゼニガメ


 シゲルはマサラタウンを旅立つ際にゼニガメを選び、ジョウトリーグではカメックスとして登場する。ゼニガメとしての登場はない。


ハルカのゼニガメ

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CV: 半場友恵 

 AG編133話から登場。通常のゼニガメより身体が一回り小さい。性別は♀。 元はオーキド研究所にいた新人トレーナー用のポケモン。ハルカに懐き、オーキド博士から譲られる形で彼女の手持ちとなる。
 ハルカにとってはカントー地方でゲットした初のポケモンであり、同地方のポケモンコンテストで多く活躍した。 
 登場初期はハルカのアチャモ以上に泣き虫で、モンスターボールに入れられることさえ怖がるなど非常に臆病な性格だった。
 その割に好奇心は強く、勝手に出歩いてハルカを困らせることもある。
 また少々ワガママな面もあり、OVAでは疲れて歩けないと駄々をこね、ピカチュウにおぶってもらう場面もあった。 
 一方で「あなたは十分可愛いんだから」というハルカの言葉に躊躇いもなく頷くなど、良くも悪くも素直。花を好んだり、他のポケモンの華麗な演技にうっとりしたりと、♀らしい乙女チックな一面も持つ。 
 AG編189話にてサトシのゼニガメと対面。互いに「みずでっぽう」で挨拶を交わし、すぐに打ち解けた様子を見せていた。 
 DP編ではカメールに進化して登場。ミクリカップの一次審査でチャームポイントの尻尾を活かした演技を見せ、ハルカを二次審査へ導いた。 
 使用技は「あわ」「れいとうビーム」「たいあたり」「こうそくスピン」「からにこもる」「アクアテール」。 


グリーン(THE ORIGIN)のゼニガメ


 レッドがヒトカゲを選んだ一方、グリーンはこちらを選んだ。理由は「レッドが炎なら」とのこと。レッドみたいに乙女ちっくな理由で選んだりしねーよ。

 


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズゼニガメ


 CVは愛河里花子。アニメのサトシのゼニガメと同じ声優である。

 

活躍


 

スマブラDX』では隠しステージのポケモン亜空間とフィギュアで登場。『スマブラX』ではポケモントレーナーが操るポケモンの1匹として参戦。

 『スマブラ3DS/WiiU』では3DSのスペックが原因でポケモントレーナーフシギソウ共にリストラ。(ただしフィギュアは存在する)


スマブラSP


 ファイターとして復帰。リザードンフシギソウにも言えることだが、スタミナ制の廃止により、ずっとゼニガメで戦い続けることが可能となった。しかしやられたら強制的に別のポケモンに変わる仕様は残っているので注意。


性能


 プレイヤーキャラクターの一人・ポケモントレーナーが繰り出すポケモンの一匹として操作できる。 
 初心者が扱いやすい様になっており、性能としては素早く、体が小さい為攻撃が当たりにくく、全体的に技の発生が早い。空中操作がしやすく、意外と生き残りやすい。 
 みずタイプである為、くらった技が炎属性(ほのおタイプ)であった場合、ぶっ飛びがかなり緩和される。
 炎属性込みの技を使うファイターはそこそこ多く、アイテムはアシストフィギュアやボスの炎属性の攻撃も緩和することが可能なのでこれは大きい長所になる。


ボスバトル


 リザードンのいわくだきで影に隠れがちだが、優秀な機動力と非常に使いやすい技をたくさん持っており、特にタブー戦ではリザードン以上に活躍してくれる。


デメリット


 まずは吹っ飛びやすいことが挙げられる。また、全体的な火力とリーチが控えめで、あのMr.ゲーム&ウォッチ並に軽いという欠点を持つ。
 くさタイプの技は吹っ飛びやすくなるという弱点もある。しかし、使うのはフシギソウチコリータだけなのであまり気にする必要はない。


必殺技


 「みずでっぽう」、「からにこもる」、「たきのぼり」と「ポケモンチェンジ」がある。
    
「みずでっぽう」

 タメ可能。ダメージを与えない代わりに相手を押し出す。

「からにこもる」

 勢いよく甲羅ごと相手にぶつかっていく技。一回だけ受けるダメージを無効に出来る。
 
たきのぼり

 水流で斜めに上る技。画面外からの復帰にも使える。相手に当てると長く連続ヒットする。 


ポケモン不思議のダンジョン


 シリーズを通して主人公またはパートナーになる可能性のあるポケモン。ほか、野生でも登場する。 
 『青の救助隊』ではミズゴロウワニノコピカチュウとともにパッケージを飾った。 
 本編と異なり、本シリーズではクリアするまで進化できない作品が多い。そのためゼニガメのままレベルが50近くなることも珍しくない。 
 ハイドロポンプを覚えれば、直線上の離れた敵も攻撃できるため、非常に有利に戦えるようになる。 
 みずタイプなので、終盤多く登場する「ほうでん」持ちのポケモンには注意が必要。 
 ゼニガメに限った話ではないが、本シリーズのポケモンのイラストには、スカーフを身に着けたものが多い。 
 アニメ『出動!ポケモン救助隊ガンバルズ!』では主人公だった。 


ポケモンチャンネル


 番組のひとつ「ゼニゼニショッピング」に登場し、同番組の司会進行を務める。 
 ゼニゼニショッピングは通販番組で、ポケモンミニやぬいぐるみ、ナイスカードなどを購入可能。 
 1回の放送につき3つの商品を、片足立ちの不思議なポーズでゼニガメが紹介する。 
 アニメに登場する「ゼニガメ団」のゼニガメ同様に丸いサングラスをかけており、やや胡散臭さを感じさせてしまう。 


ポケモンGOのゼニガメ

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 サービス開始時から登場し、最初に捕まえることのできるポケモンの1匹に選ばれている。 
 出現率は悪くなく、水辺を探すと時々姿を見せる。最近ではレイドボスやフィールドリサーチの報酬にも選ばれることがある。 
 だがこのゲームの御三家の例に漏れず捕獲率が低い。ボールが多く削られる可能性が高いのがネック。 


コミュニティ・デイ


 2018年7月8日(日本では8月4日)に開催されたコミュニティ・デイの対象ポケモンとなり、あちこちで大量発生した。 当然このイベントの例に漏れず色違いも出現するが、真の凄さはそこではない。 
 何と同期間に入手できるフィールドリサーチ「ゼニガメを5匹捕まえる」を達成すると、リワード(報酬)として「サングラスをかけたゼニガメ」が手に入るのだ。 
 もちろんこのゼニガメにも色違いが存在する。 元々アニメで登場したゼニガメ団をモチーフにしたとみられる(といってもサングラスの形が異なるが)ことから、古参のアニポケファンを中心に大盛り上がりを見せた。 


主な使用トレーナー

  • レッド
  • グリーン
  • サトシ
  • シゲル
  • ハルカ
  • ブルー
  • ティエルノ


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 以上です。これで紹介を終えます。