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【ポケモンGO】ミュウツーってどうなの?

 『ポケモンGO』のミュウツーの最強技や最適な組み合わせ、個体値・CP、ミュウツーの巣や入手方法などを掲載しています。ポケモンGOのジムやレイドバトルでミュウツーを使う時の参考にしてください!

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目次


ミュウツーとは


図鑑説明
遺伝子操作によってつくられたポケモン。人間の科学力で体はつくれても優しい心をつくることはできなかった。

図鑑     No.150
カテゴリ   いでんしポケモン
高さ     2.0m
重さ     122.0kg
色違い    無実装
タマゴの距離 孵化しない


入手


初期


 2017年8月14日、横浜市で行われた「ポケモンGOスタジアムイベント」で先行登場。 先行登場の時点ではレイドバトルやゲットチャレンジの難易度が大幅に抑えられており、実質的に入場者プレゼントのような扱いとなっていた。 


その後


 本格的に登場するようになったのはその翌月からで、2か月間のテストプレイを経て遂に11月からEXレイドの本格実装と併せて正式登場と相成った。 
 実装から長らくの間は、挑戦するためには通常のレイドバトルではなくスポンサージムおよび公園限定で開催される招待制の「EXレイド」に参加する必要があった。  
 逆に言えば、招待状が届けられないといつまでたってもミュウツーと戦闘する機会が訪れないことになるため、世界の各地の公園内およびスポンサージムでEXレイドの挑戦権を得ようとジムで熾烈な争いが繰り広げられることとなった。 


現在では


 しかし、2018年9月11日にグロバールチャレンジ達成記念のウルトラボーナスの一環として、同年9月21日~10月23日にかけて遂にミュウツーが通常レイドに登場することが発表された。
 横浜でのイベントで先行実装されてから実に1年2か月目でのことであった。 
 これにより、日時や場所に制約されることなくいつでも好きな場所で手軽にミュウツーと闘うことができるようになり、育成のためのアメ集めや個体厳選も格段に捗るようになった。 


ミュウツーのステータス


タイプ1  エスパー
タイプ2  なし
天候1   強風
天候2   なし
MAX CP  4178
CP順位   2位/487匹


ミュウツー種族値


HP   214 61位/487匹
攻撃  300  3位/487匹
防御  182  94位/487匹
合計  696  7位/487匹


ミュウツーのタイプ相性(弱点・耐性)


2.56倍  
なし

1.6倍  
むし,ゴースト,あく

0.625倍 
かくとう,エスパー

0.391倍
なし

0.244倍 
なし


ミュウツーの評価


ポケモンでトップの性能

 「最大CP」と「攻撃力」がどちらも全ポケモンで最高と、圧倒的なステータスを誇る。タイプが不利にならない限りは、基本的に勝てる。ジム・レイドバトル、対人戦でも幅広く活躍する。

覚える技も死角なし

 通常技はエスパーのみだが、ゲージ技で5つのタイプの技を覚える。
 苦手なバンギラスに対抗できる「きあいだま」など、弱点を補える技を覚えるのもオススメ。

「EXレイド」で入手可能

 ミュウツーは「EXレイド」という特別なイベントでのみ入手できたが、10月23日までは通常の伝説レイドにて登場していた。


ミュウツーが覚える技


※は現在覚えない技(レガシー技)。


通常技


ジム/レイドバトル時


ねんりき
タイプ エスパー
威力  20
DPS  12.5
EPS  9.38

サイコカッター
タイプ エスパー
威力  5
DPS  8.33
EPS  13.33


トレーナーバトル時


ねんりき
タイプ エスパー
威力  16
DPT  4
EPS  3

サイコカッター
タイプ エスパー
威力  3
DPT  1.5
EPS  4.5


ゲージ技一覧

ジム/レイドバトル時


はかいこうせん ※
タイプ ノーマル
威力  150
DPS  39.47
ゲージ 1

サイコキネシス
タイプ エスパー
威力  100
DPS  35.71
ゲージ 1

シャドーボール ※
タイプ ゴースト
威力  100
DPS  33.33
ゲージ 2

きあいだま
タイプ かくとう
威力  140
DPS  40
ゲージ 1

10まんボルト
タイプ でんき
威力  80
DPS  32
ゲージ 2

かえんほうしゃ
タイプ ほのお
威力  70
DPS  31.82
ゲージ 2

れいとうビーム
タイプ こおり
威力  90
DPS  27.27
ゲージ 2


トレーナーバトル時


はかいこうせん ※
タイプ ノーマル
威力  150
DPE  1.88
消費  80

サイコキネシス 
タイプ エスパー
威力  100
DPE  1.43
消費  70

シャドーボール ※
タイプ ゴースト
威力  100
DPE  1.82
消費  55

きあいだま
タイプ かくとう
威力  150
DPE  2
消費  75

10まんボルト
タイプ でんき
威力  90
DPE  1.64
消費  55

かえんほうしゃ
タイプ ほのお
威力  90
DPE  1.64
消費  55

れいとうビーム
タイプ こおり
威力  90
DPE  1.64
消費  55


技解説


シャドーボール

 1/2ゲージ消費に対し威力100と非常に優秀。タイプ相性を考慮しない場合、なんとタイプ一致であるはずの「サイコキネシス」よりもDPSが高くなる。
 技のタイプも相性の影響を受けにくいゴーストタイプであり汎用性が高い。
 しかし現状ジムの配置ポケモンの半数以上がノーマルタイプということが多いため、ジム戦にはあまり向かなかったりする。
 レイドバトルだとラティ兄妹に有効な他、同族戦となるミュウツー相手での最適解の一つである。

サイコキネシス

 通常技とゲージ技のタイプが一致する。技の性能こそ控えめであるが、かくとうタイプ・どくタイプ相手に対しては圧倒的な強さを誇る。
 ただし、それ以外のタイプに使用するとなると火力がガタ落ちしてしまうことを覚悟する必要がある。
 ジム戦の場合、シャドーボールよりはマシとはいえ、エスパーを軽減できるポケモンもそれなりにいるので相手を選ぶことに変わりはない。
 レイドバトルではカイリキーレイドをソロで攻略するときの切り札になってくれるだろう。

きあいだま

 ノーマルタイプ、いわタイプ、こおりタイプ、はがねタイプへの対抗策となる。特にノーマルタイプの常連たちが多いジム戦では一番有用なゲージ技である。
 レイドバトルにおいても、ゴローニャボスゴドララプラス、レジ系といった、かくとう技を弱点とするボスへの切り札ともなる。
 ただし、フルゲージ技なのでシャドーボールのように連射はできず、さらに発動前後の硬直時間も長めでその間に攻撃を受けるリスクがある。

はかいこうせん

 ダメージこそ高いものの、硬直の長さ、弱点を突けないなどの理由で残念ながらハズレとされることが多い。
 コレクション目的等の理由で残す必要が無いのであれば「わざマシンスペシャル」を使用して他の技に変えてしまいたいところ。

れいとうビーム

 くさタイプ、じめんタイプ、ひこうタイプ、ドラゴンタイプへの対抗策となる。特にジム防衛の常連であるカイリューボーマンダの二重弱点を突けるという点は大きい。
 こおりタイプに強力なアタッカーが殆どいないことも考えると、きあいだまと並んでジム攻略の要となる技である。
 また、レイドバトルにおいても、今後登場ないしは復刻する伝説ポケモンの中にこおり技を弱点とするポケモンがいるため、活躍の場はそれなりにあると思われる。

10まんボルト 

 みずタイプとひこうタイプへの対抗策となる。しかし、弱点を突けるタイプがこの2つしかないため、汎用性の面では今一歩といったところ。
 とはいえ、でんきタイプには現状強力なポケモンが殆どいないため、でんきタイプのピンチヒッターとして運用することを考えれば、まだ採用の余地はあるかもしれない。
 また、「シャドーボール」以外で対エスパーに対してダメージ効率が最も高いため、今後の対エスパー対策に活用できる可能性はある。

かえんほうしゃ

 くさタイプ、こおりタイプ、むしタイプ、はがねタイプに対する対抗策となる。
 ただし、ほのおタイプには既に強力なアタッカーが多数いることを考えると、わざわざ習得させるメリットは薄く、はかいこうせんほどではないがハズレ扱いされやすい。
 一応、エスパータイプの苦手とするむしタイプやはがねタイプにも対抗できたり、「れいとうビーム」と同様くさ・どくの複合相手に相性が良いという利点はあるが、これらのタイプを相手にするならミュウツーよりも最適なポケモンはいくらでもいるので、やはり微妙と言わざるを得ないだろう。


ミュウツーのおすすめ技構成


 ミュウツーはゲージわざで覚えるわざのタイプが豊富で、タイプ不一致ながらも高種族値なため十分なダメージを与えられる。
 そのため仮想敵はかなり多く、戦う相手によってオススメ構成も変化。さまざまなポケモンに対応できる可能性を持つ。


ジム・レイド


ねんりき×サイコキネシス(汎用型)

 どちらもタイプ一致技であり、安定して高い火力が出せる構成。「ねんりき」はDPSがとても高く、サイコキネシスのゲージが1本溜まるまでにもダメージを与え続けることができる。

ねんりき×きあいだま(対ノーマル)

 ハピナスやケッキングといったよくジム防衛に起用される、高耐久のノーマルポケモン対策としてオススメの組み合わせ。
 対ノーマルならばカイリキーという比較的育成しやすい強力なかくとうポケモンがいるものの、攻撃と防御どちらの種族値も高いミュウツーは、カイリキーに負けず劣らず活躍してくれる。

サイコカッター×れいとうビーム(対ドラゴン)

 「れいとうビーム」を覚えたミュウツーは、カイリューボーマンダアローラナッシーといった対ドラゴン戦において、ルージュラレックウザを抜いて活躍できる。
 メインは「れいとうビーム」となるので、通常技はEPSが高い「サイコカッター」がオススメ。

サイコカッター×シャドーボール(対エスパー)

 レガシー技だが、ミュウツーデオキシスのような対エスパー戦において、こちらはエスパー技のダメージを軽減しながら、「シャドーボール」で有利に戦える。
 現在捕まえたポケモンは覚えることができないので、わざマシンで変更する場合は注意が必要。


トレーナーバトル(対人戦)


基本型

ノーマル   ねんりき
スペシャル1 サイコキネシス
スペシャル2 きあいだま

 タイプ一致のエスパー技をメインに添えた技構成。エスパー技が効かない「あくタイプ」に対しては、ゲージ技のきあいだまが有効。
 エスパーが有利な「どくタイプ」や「かくとうタイプ」に大ダメージを与えられる。

シャドーボール

ノーマル   ねんりき
スペシャル1 シャドーボール
スペシャル2 10まんボルトonれいとうビーム

 ミュウツー同士のミラーマッチなど、対エスパーに有利になる技構成。
 2つ目のゲージ技はいずれも採用可能ですが、10まんボルトなら「対みず」に、れいとうビームなら「対ドラゴン」に最適な技構成になる。


ミュウツーが活躍するジム・レイドポケモン


カイリキー

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 タイプ相性が有利なので、カイリキーに限らずかくとうタイプポケモンには確実に勝てる。

ハピナス

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 ゲージ技は「きあいだま」を推奨。ジム防衛で最強のハピナスでも、最強の攻撃力を持つミュウツーきあいだまなら突破可能。

カイリュー

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 ゲージわざのれいとうビームで高火力&W弱点で大ダメージを与えられる。タイプ不一致ながらも威力は十分。

ギャラドス

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 10万ボルトでW弱点をつけるため、他のでんきタイプ並にダメージを稼ぐことが可能。ただし通常わざでもゲージわざでもあくわざを覚えるため、注意が必要。

ミュウツー

 こちらがシャドーボール持ちならば大ダメージを与えられ、一致技は半減と耐久も安定。敵ミュウツーからのシャドーボールがなくなったので弱点を突かれることもない。


ミュウツーの倒し方・対策おすすめポケモン


バンギラス

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 最大CPが高くタイプ相性も有利。技は「かみつく」×「かみくだく」の組み合わせがおすすめ。ただし、相手の「きあいだま」には要注意。

ゲンガー

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 弱点であるゴーストわざと高い攻撃力で短時間でダメージを稼げる。ただし耐久面は期待できず、一致技が弱点のため注意。

ヘルガー

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 あくタイプでトップクラスの攻撃力をもち、技のDPSも優秀。バンギラスハッサムに比べて入手しやすいのもポイント。


ミュウツーのレイドバトル

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 9月21日~10月23日の期間限定で、通常の伝説レイド(ランク5)に登場した。


特徴


 まず戦闘力の高さが尋常ではなく、そのCPは何と60540(EXレイド時代はこれよりやや低い49430だった)にも上る。
 無論1人で倒せないどころか5~6人でもまず不可能。そもそも攻撃力が半端なく高いので、1体の生存時間も非常に短い。
 エスパータイプに加えてかくとう、こおり、でんき、ほのお技を繰り出してくるため、これらへの対抗策も練らなければならない。 


対策


バンギラス

 エスパー単タイプなので攻略はできるが、上記の通りゲージ技に「きあいだま」が紛れているせいで、これにぶち当たると逆にバンギラスが二重弱点を突かれて返り討ちに遭う。 

ゴーストタイプ

 対抗馬としてかくとう技を半減でき一致弱点を突けるゴーストタイプを出したいところだが、現状、実装されているゴーストタイプは耐久か火力のどちらかが低く碌にダメージを与えられない。
 しかも最もCPが高いゲンガーはあろうことかどくタイプとの複合なので逆に一致技である通常技で弱点を突かれてしまう。 

むしタイプ

 耐久が低いため、軽減できても大ダメージを受けてしまう。一応ハッサムカイロスヘラクロスは攻撃力が高いのでそれなりのダメージを与えることはできるか。 

エスパータイプ

 両方軽減できるが、こちらも耐久が低めの種族が多い。一応ながらサーナイトフーディンが「シャドーボール」を覚えていれば多少は対抗できるだろうか。
 また、ラティ兄妹はエスパータイプの中では耐久性と攻撃力をある程度両立できていることから、こちらも等倍ダメージを与えられるドラゴン技を覚えさせておけばゴリ押しである程度は対抗できる。 

ミュウツー

 そのため何と「ミュウツーレイドの最適解は『シャドーボール』を覚えたミュウツー」という、いつぞやの「メガガルーラ対策の最適解はメガガルーラ」を彷彿とさせる極限状態になっている。 


捕獲


 EXレイドのときは捕獲成功率がボーナス一切なしで6%と、他の伝説ポケモンよりも高めに設定されており、カーブボールやグレートorエクセレントを狙い、かつ「きんのズリのみ」を与えれば結構な確率で捕まるえることができた。 しかし、現在では基礎捕獲率が僅か2%。
 ただ、サークルが大きいため比較的エクセレントが狙いやすく、きんのズリのみさえしっかり確保してあれば、伝説ポケモンの中では比較的捕まえやすかったりする。
 それなりの頻度でジャンプするなどしてこちらを攪乱してくるものの、基本的には定位置に鎮座していることが多いため、狙いを定めやすいのもポイントが高い。 


周りへの影響


 なお、このミュウツーマクドナルドに設置されているジムにて決まった時間(15:00)に出現することがマクドナルド公式twitterで発表されたことから、当該時間、特に都会の駅前ではミュウツーを求めて人がごった返す事態となった。 
 確かに事前に時間が分かっていることはプレイヤーにとっては有り難いことではあるが、落ち着いたかに見えたマナー問題が再燃することとなってしまった。

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 以上です。ありがとうございました。