【必見育成論!】最強フライゴンの作り方!
今回解説する育成論はフライゴンです。
目次
基本データ
全国図鑑 No.330
分類 せいれいポケモン
英語名 frygon
タイプ じめん / ドラゴン
種族値 H80 A100 B80 C80 D80 S100
高さ 2.0m
重さ 82.0kg
特性 ふゆう
性別比 ♂:50% / ♀:50%
卵グループ 虫
耐性
4倍
こおり
2倍
ドラゴン,フェアリー
等倍
くさ,みず,あく,かくとう,むし,エスパー,はがね,ひこう,ゴースト,ノーマル
1/2
ほのお,いわ,どく
1/4
なし
無効
じめん,でんき
龍舞型物理フライゴン
性格 いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
特性 ふゆう
努力値配分 攻撃:252 / 特防:4 / 素早:252
実数値 155-167-100-90-101-152
個体値 31-31-31-31-31-31
技構成 りゅうのまい / ドラゴンクロー / じしん / ストーンエッジ
持ち物 きあいのタスキ
調整
性格に関しては現環境では最速100族が少ないので、いじっぱS252でも良いと判断。襷で1舞が確保できていることも考慮すると素早さに関しては心強い。
A252、これはフライゴンの種族値、1舞を考慮したうえでやはり火力が不足する可能性が高いため。
S252、これは主に最速フェローチェを抜くための調整である。1舞準速100族のS実数地が228に対し最速フェローチェは223。最速コケコや最速1舞メガギャラ等も抜くことも可能。Dはポリゴン2のダウンロード対策。
立ち回り
組み合わせるポケモンよって変わるが、基本的には先発が倒れたら繰り出すか、地震読み、交代読みで繰り出すのが良い。
鈍足ポケの交代技で無償降臨という手もある。やはり火力が心許ないので、先発に少し削ってもらったり、ステロがあると便利。
場に出たら
襷で1舞は保証されているので、りゅうのまい。その後は普通に殴って問題ない。
相手の隙を見て更に舞ったり、先制技持ちが出てきた場合は引いたり、状況を見て器用に使いこなせるといい。
技構成
確定技
りゅうのまい
この型には必須。持ち物きあいのタスキで1回は舞える。
じしん
タイプ一致のメインウェポン。外す理由がない。
• H252ギルガルドを乱数一発 100.5~118.5
• H252Rガラガラを確定一発 130.5~154.4
• カプ・コケコを確定一発 186.2~219.3
積まなくても確定一発 124.1~146.2
• H4メガルカリオを確定一発 178~210.9
積まなくても確定一発 120.5~143.8
• H252B252きせきポリゴン2を乱数三発 31.7~38
候補技
ストーンエッジ
ひこうタイプやRキュウコンに有効。しかし、命中率に不安が残る。また、ギャラはメガ石orゴツメ持ちが多いため有効打とはならないこともある。
• H4ベールRキュウコンを乱数二発 44.9~53
• H4メガボーマンダを乱数二発 49.1~58.4
ドラゴンクロー
どうしても外せない飛行対面などで。
ドラゴンダイブ
タイプ一致の技で、威力はあるが、命中率が75と不安。
とんぼがえり
苦手な相手がでてきたとき、相手に圧力を与えつつ、また襷や頑丈を潰しつつ有利なポケモンと交代できる。龍舞との相性が悪く、この型でやる意味はない。
ばかぢから
だいもんじ
じたばた型
性格 ようき(素早↑ 特攻↓)
特性 ふゆう
努力値配分 攻撃252 / 特防:4 / 素早:252
実数値 155-152-100-x-101-167
個体値 31-31-31-x-31-31
技構成 じしん / じたばた / とんぼがえり / りゅうのまい
持ち物 きあいのタスキ
役割
とんぼがえりを絡めたサイクルパーツ
交代読みや襷・化けの皮潰しに便利なとんぼがえりと電気・地面を無効化できる優秀な耐性によりサイクルの補完として動くことができる。
タスキによるプチストッパー
全抜き耐性に入ったバシャやアーゴヨン、他にも削れたリザギャラあたりにはストッパーとして機能する。フライゴンが止めれるか怪しいポケモンは大体ナットレイで見れる。
竜舞によるプチエース
相手の選出や戦況次第では竜舞を積んで全抜き体制を作ることができる。具体的にはカプコケコやメガメタグロスとの素早さ逆転が可能。
体力満タンの状態ならば襷があるため更に安定する。ただし、ここでいう全抜きとは体力満タンの相手を3タテすることではなく終盤の疲弊したパーティを一掃するということである。
舞っても火力は控えめであるためプチエースくらいの認識でいて欲しい。このフライゴンにパーティのエースを一任するというのは推奨できない。
まとめ
蜻蛉返りで苦手な相手との対面を回避しつつ隙あらば舞って負担をかけていき、襷を温存すればストッパーにもなれるということである。
性格と努力値
襷で耐久は確保できているため上を取れる相手、与ダメをできるだけ増やせるASぶっぱ。性格はリザードン、ウルガモス、サザンドラ、ミミッキュ、カプ・テテフ、ランドロス(霊獣)、ドリュウズなどを意識してようき。
もしくは、耐久を最小にして後述するじたばたを使いやすくするという調整も考えられる。
性格をさみしがりA↑B↓、やんちゃA↑D↓、せっかちS↑B↓、むじゃきS↑D↓の何かにして、耐久の個体値を0にすれば耐久が最小になる。もちろん、この場合耐性を活かした受け出しはしづらくなる点には注意。
持ち物
行動保証がないと非常に動かしづらいため、気合いの襷で確定とする。
技構成
確定技
りゅうのまい
攻撃と素早さを上げられる積み技。
とんぼがえり
攻撃後に交換できる。
• 無振りキノガッサ 29.6~35.5%
• 無振りギャラドス(威嚇込み) 8.2~9.4%
選択攻撃技
じしん
• 無振りメガバシャーモ 109.6~131.6%
• H振りメガゲンガー 101.7~122.1%
• 無振りメガメタグロス 65.8~78.7%
じたばた
ダメージ計算は最大威力。HPが削れていないうちはワンウェポンになってしまう。
• 1舞で無振りボルトロス 123.3~145.4%
• 1舞で無振りカプテテフ 124.8~146.8%
• 1舞でH振りカプレヒレ 71.7~84.7%
ストーンエッジorいわなだれ
じしんと相性が良い。ただし最大威力じたばた=抜群ストーンエッジ。ダメージ計算はエッジ。
• 無振りメガリザードンY 154.2~183.0%
• H振りテッカグヤ 23.0~27.4%
ほのおのパンチ
テッカグヤやナットレイを強く意識する場合。
• H振りテッカグヤ 34.3~41.1%
• 1舞でB特化ナットレイ 72.9~86.1%
被ダメ
物理方面
• A252ボーマンダのすてみタックル 103.2~121.9
• 特化メガバシャーモのとびひざげり 110.3~130.3
特殊方面
• C252カプコケコのマジカルシャイン 86.4~101.9
• 特化FCロトムのめざ氷 100.6~118.7
• 特化ヒードランのマグマストーム 36.1~42.5
• 特化ギルガルドのシャドーボール 64.5~76.1 →A無振りかげうち 25.1~29.6(合わせて89.6~105.7)
相性の良い味方
• ナットレイ
• ジバコイル
• ドヒドイデ
いずれのポケモンも、フライゴンか苦手とするフェアリータイプに対する対策となる。
両刀スカーフ型
性格 せっかち(素早↑ 防御↓)
特性 ふゆう
努力値 攻撃:4 / 特攻:252 / 素早:252
実数値 155-121-90-132-100-167
個体値 31-31-31-31-31-31
技構成 りゅうせいぐん / だいちのちから / だいもんじ / ストーンエッジ
持ち物 こだわりスカーフ
採用理由
メガメタグロスとサイクルを回す補完枠としての起用。サザングロスのサザンの代わりとして採用となる。
サザンドラ・ランドロスとの違い
長所
電気無効
サザンにない強み。例えばラス1にドヒドイデやマリルリ等を選出した際に、ボルチェンによるサイクル負けを起こさなくなる。
炎半減
ランドにない強み。リザやバシャへの最低限の後出しがきき、一任はできないまでも処理パターンを増やすことが可能。
汎用炎打点
ランドにない強み。一撃で落とせることは少ないが、後出しからの受けは成立させない程度の火力はある。
そのためナットやカグヤで詰むことが少なくなります
流星群
ランドにない強み。H252リザX程度なら確定で持っていく火力があるため、相手の龍ポケに悠長な行動をさせず、またフェアリーを誘ってくれる。
Sが100ある
どちらにもない強み。激戦区から2歩踏み出しているガブに比べて激戦区真っ只中なので多少の物足りなさはあるが、舞ったリザやガモス相手にワンチャンを残せる。
短所
• 悪、霊を半減できない
• 威嚇がない
• 数値が低い
まとめ
総合的に考えると、メタグロス&電気弱点ポケと合わせてサイクルを回せ、補完が取れているポケモンが欲しい場合はサザンやランドではなくフライゴンに軍配が上がるということになる。
組ませるポケモン
ドヒドイデ
汎用性の高い受け性能、再生力によるサイクル性能、電気地面が弱点。
高速中火力で弱点が突けないAT全てへの回答になるのでパーティ内の役割もしっかり分担されている。非常に相性がよい。
マリルリ
電気をフライゴンで流しつつ、フライゴンを捨ててから太鼓を積む動きが優秀。太鼓後暴れてグロスでお掃除する流れがそこそこ決まりやすい。
ギャラドス
ランドの代わりに威嚇を入れてくれる。フライゴンが岩を半減してくれるのが地味に嬉しい。Z枠が余っているのでZでもよし、ゴツメでもよし。ただパーティ内の役割的に受け主体にした方がよさそうではある。
調整
サイクル戦を想定していること、耐久が並のため被弾回数を抑え、行動回数を確保したかったこと、リザやガモス、バシャ等の炎の処理ルートを増やしたかったことから最速スカーフ。
性格はDL対策とリザYのニトチャ+文字の乱数を下げたかったのでBダウンのせっかち。メインウェポンが特殊技のためCに振り切り、残りをAとしたが、少しCからAに振る選択肢もある。
候補技
りゅうせいぐん
タイプ一致最高打点です打ち逃げはサイクル戦ともスカーフとも相性抜群。H252リザXや無振りメガマンダを確定で飛ばせる程度の火力。
• H252メガリザX:100.5%~117.8%
• H4メガマンダ:102.9%~122.8%
• 慎重H244D228メガマンダ:63.6%~75.6%(次でこちら有利の乱数)
• 無振りガブ:101.6%~119.1%
大地の力
一致の安定して打てる選択技。終盤の抜きに使えなくもない。
ボルチェンを止めた後の電気を処理したりでき、また今の環境だとメタグロスが苦手な霊に刺さりやすい。
• 無振りコケコ:99.3%~117.2%(93.8%)
• 無振りバシャ:98%~116.1%(87.5%)
• H244ドラン:109.6%~129.9%
• H252盾ガルド:47.9%~57.4%(82.4%)
• H252剣ガルド:114.9%~136.5%
• H252メガゲン:69.4%~83.8%
地震
• 無振りコケコ:91%~107.5%(37.5%)
• 無振りバシャ:98%~116.1%(87.5%)
• H244ドラン:109.6%~129.9%
• H252盾ガルド:50.2%~58.6%
• H252剣ガルド:116.1%~137.7%
• H252メガゲン:80.2%~97%
大文字
大地が通らない鋼(ナットやハッサム、ムドー、カグヤ)に刺さる。
H252メガハッサムを確定にできたりナットが確2から乱1にできたりするので文字推奨。
• H244カグヤ:44.3%~53.2%(25%)
• H252ナット:88.3%~106%(31.3%)
• H252メガハッサム:103.9%~124.2%
• 慎重HDメガハッサム:76.8%~90.3%
• H244エアームド:71.3%~84.2%
ストーンエッジ
リザ、ガモスに刺すための技。エッジだとH252リザYまで確定にできるので推奨。
• H4ガモス:134.1%~159%
• H252メガリザY:101.6%~121%
とんぼがえり
スカーフでサイクルを回すといえばこれだが、メガメタが十分役割対象相手なら受け出しできることを考えると確定にはならない。
双方に一致弱点を突けるマンムーの襷を潰しつつグロスに引いて氷を受けることができるので採用価値は十分。
被ダメ
• C252ガモスの+1さざめき:91.6%~108.3%(50%)
• C252リザYの文字:63.8%~75.4%
• 控えめC252リザYのオバヒ:81.9%~96.7%
• 臆病リザYのニトチャ:21.2%~25.8%
• A252バシャのフレドラ:41.2%~49%
─────────────────────
以上です。お読みいただきありがとうございました。