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【ポケモンGO】カイリキーってどうなの?

 ポケモンGOにおける、カイリキーのおすすめ技や評価を掲載。
 覚える技や相性といった対戦データから、個体値種族値、CP、色違い実装の有無などの基本データまでカイリキーの情報をまとめています。

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目次


カイリキーとは


図鑑説明
発達した 4本の 腕は 2秒間に 1000発の パンチを 繰り出すことができる。

図鑑   No.068
分類   かいりき
タイプ  かくとう
特性   ノーガード / こんじょう
高さ   1.6m
重さ   130.0kg
色違い  体が緑色
相棒アメ 3km,ワンリキーのアメ


入手


 カイリキーは野生で出現しにくいので、ゴーリキーを進化させるほうが早い。進化前のワンリキーは定期的に入れ替わるポケモンの巣で大量に出現するので、そこでゲットするのがオススメ。
 ワンリキーからゴーリキーに進化させるにはワンリキーのアメが25個、ゴーリキーからカイリキーに進化させるには100個必要。


ステータス


タイプ1  かくとう
タイプ2  なし
天候1   曇り
天候2   なし
MAXCP  3056


種族値


HP   207
攻撃  234
防御  159
合計  600


タイプ相性(弱点・耐性)


2.56倍
なし

1.6倍
ひこう,エスパー,フェアリー

0.625倍
むし,いわ,あく

0.391倍
なし

0.244倍
なし


カイリキーの評価


かくとうタイプ最強のCP

 格闘タイプでは最もCPが高く、相性有利に持ち込めば、相手のHPを一気に削られる。
 通常技もゲージ技もダメージ効率が良く、攻撃の高さも相まって効率良くダメージを与えられる。

育成が大変

 進化元のワンリキーの出現率は決して高くないので、育成に苦労しやすい。

トレーナーバトルの運用

 通常技の「カウンター」はダメージ効率が良く、エネルギーチャージも早めと最優の通常技。ばくれつパンチは消費エネルギーも高くなく、威力は高めという良いとこずくめの技。かくとう主体になるが、対戦ではこの組み合わせが最もダメージを稼げる。


カイリキーが覚える技とコンボDPS


※は現在覚えない技(レガシー技)


ノーマル技


ジム/レイドバトル時


バレットパンチ
威力 9
DPS 10
EPS 11.11

カウンター
威力 12
DPS 13.33
EPS 8.89

からてチョップ ※
威力 8
DPS 10
EPS 12.5


トレーナーバトル時


バレットパンチ
威力 6
DPT 3
EPS 3.5

カウンター
威力 8
DPT 4
EPS 3.5

からてチョップ ※
威力 5
DPT 2.5
EPS 3.5


スペシャル技


ジム/レイドバトル時


ヘビーボンバー
威力  70
DPS  33.33
ゲージ 2

ばくれつパンチ
威力  90
DPS  33.33
ゲージ 2

インファイト
威力  100
DPS  43.48
ゲージ 1

いわなだれ
威力  80
DPS  29.63
ゲージ 2

ストーンエッジ ※
威力  100
DPS  43.48
ゲージ 1

じごくぐるま ※
威力  60
DPS  27.27
ゲージ 2

 

トレーナーバトル時


ヘビーボンバー
威力 70
D  1.4
消費 50

ばくれつパンチ
威力 90
DPE 1.8
消費 50

インファイト
威力 100
DPE 1.67
消費 60

いわなだれ
威力 80
DPE 1.78
消費 45

ストーンエッジ ※
威力 100
DPE 1.82
消費 55

じごくぐるま ※
威力 60
DPE 1.2
消費 50


カイリキーのコンボDPS


ノーマル技  カウンター
スペシャル技 ばくれつパンチ
DPS     23.78

ノーマル技  からてチョップ※
スペシャル技 ばくれつパンチ
DPS     23.28

ノーマル技  カウンター
スペシャル技 インファイト
DPS     21.94

ノーマル技  バレットパンチ
スペシャル技 ばくれつパンチ
DPS     21.25

ノーマル技  カウンター
スペシャル技 クロスチョップ
DPS     21.05

ノーマル技  からてチョップ※
スペシャル技 インファイト
DPS     20.97

ノーマル技  カウンター
スペシャル技 ヘビーボンバー
DPS     20.71

ノーマル技  カウンター
スペシャル技 じごくぐるま※
DPS     20.7

ノーマル技  カウンター
スペシャル技 ストーンエッジ
DPS     20.51

ノーマル技  カウンター
スペシャル技 いわなだれ
DPS     20.42

ノーマル技  からてチョップ※
スペシャル技 クロスチョップ
DPS     19.64

ノーマル技  からてチョップ※
スペシャル技 じごくぐるま※
DPS     19.35

ノーマル技  からてチョップ※
スペシャル技 ヘビーボンバー
DPS     19.34

ノーマル技  からてチョップ※
スペシャル技 いわなだれ
DPS     19.1

ノーマル技  からてチョップ※
スペシャル技 ストーンエッジ
DPS     19.03

ノーマル技  バレットパンチ
スペシャル技 インファイト
DPS     18.58

ノーマル技  バレットパンチ
スペシャル技 クロスチョップ
DPS     17.5

ノーマル技  バレットパンチ
スペシャル技 じごくぐるま※
DPS     17.46

ノーマル技  バレットパンチ
スペシャル技 ヘビーボンバー
DPS     17.42

ノーマル技  バレットパンチ
スペシャル技 いわなだれ
DPS     17.36

ノーマル技  バレットパンチ
スペシャル技 ストーンエッジ
DPS     16.81


カイリキーのオススメ技構成


ジム/レイドバトル


攻撃

ノーマル技  カウンター
スペシャル技 ばくれつパンチ

防衛

ノーマル技  カウンター
スペシャル技 ばくれつパンチorヘビーボンバー

 タイプ一致で揃えた基本的な構成。高い攻撃力を持っているので、軽減されるタイプ以外にはどんな相手に対してもダメージを与えやすい。


トレーナーバトル(対人戦)


ノーマル技  カウンター
スペシャル1 ばくれつパンチ
スペシャル2 ヘビーボンバー

 通常技の性能が優秀で、短い時間でかなりのダメージを稼げる。サードアタック解放の優先度は低めながら、ヘビーボンバーもばくれつパンチと同じ消費量。
 威力は下がるが、ばくれつパンチでは効果が薄い相手に使っていこう。

シールドを使わせる

 素早く高威力の技を連発されると、等倍ダメージでも負担がかかる。相手側としてはシールドを使いたい場面が多くなり、誘発させられれば後半のバトルが有利になる可能性が高まる。

相性不利には注意

 ノーマルタイプやはがねタイプにも強く、ノーマル複合のひこうタイプにもある程度のダメージは稼げる。
 しかし耐久力が不安なため、弱点を突かれると簡単に倒されるので注意しよう。


カイリキーが活躍するバトル


ハピナス

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 弱点を突き、大ダメージを与えられる。しねんのずつきに注意。

バンギラス

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 強力なポケモンであるバンギラスに対して、有利を取れる数少ないアタッカーになれる。

ラプラス

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 ラプラスの技は等倍だが、弱点を突けるので安定してダメージを与えることができる。


カイリキー対策におすすめポケモン


カイリュー

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 高い攻撃力とひこう技で、有利にバトルを進められる。

ネイティオ

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 エスパーとひこうタイプで被ダメージを抑えることができる。

ピクシー

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 エスパーとフェアリー技で弱点が突きやすい。耐久力もあるので勝率は高め。

─────────────────────

 以上です。これで紹介を終えます。

【よくわかるポケモン解説】ガーメイル編

 今回のポケモン解説はガーメイルです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.414
分類    ミノガポケモン
英語名   Mothim
タイプ   むし ひこう
種族値   H70 A94 B50 C94 D50 S66
高さ    0.9m
重さ    23.3kg
特性    むしのしらせ / いろめがね(隠れ特性)
性別比   ♂100.0%
卵グループ むし


進化


ミノムッチ→ ミノマダム(Lv20♀のみ)orガーメイル(Lv20♂のみ)


図鑑説明


ポケットモンスターダイヤモンド
はなの ミツが だいすき。 ミツハニーの あつめた ミツを よこどりして たべてしまう。

ポケットモンスターパール
きまった すみかを もたない。 こうぶつの はなの ミツを さがして のやまを こえて とびつづける。

ポケットモンスタープラチナポケットモンスターブラック・ホワイトポケットモンスターブラック2・ホワイト2
はなのミツが だいすきだが じぶんでは あつめず ミツハニーから よこどり ばかりを  かんがえている。

ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー
よなか かっぱつに とびまわり ねむっている ミツハニーの す から ミツを うばって にげる。


耐性


4倍
いわ

2倍
ほのお,でんき,こおり,ひこう

等倍
ドラゴン,ゴースト,どく,あく,ノーマル,はがね,エスパー,フェアリー,みず

1/2
むし

1/4
くさ,かくとう

無効
じめん


モチーフ


 現実に存在するミノガ同様、外見的に雄が蛾で雌が蓑虫である。また、ミツバチから蜜を奪うのはミノガではなく、クロメンガタスズメである。
 実は、成虫のミノガは口が無く、幼虫の頃に貯めた栄養分の分だけ生きられる。ミノガ以外にもフユシャクなど、雌は翅を持たない種類がいくつか存在する。
 名前の由来は蛾+メイル(male)で相方の蓑(ミノ)+マダムと対になっている。また、ミツを奪う記述ばかりなので、ガメるとかけている可能性もある。


概要


 初出は第4世代(『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』)。ミツハニーから蜜を奪うことばかり考えているポケモン。進化の都合上、雄の個体しかいない。
 ♀の方のミノマダムはミノに応じて3形態もいるのに対して、こちらはどのミノから進化させても同じガーメイルになるのがやや寂しい。


対戦のガーメイル

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能力


 高めの攻撃と特攻である。逆に耐久力は紙。素早さも大して高くない。
 同複合タイプにはポジション争いが激化しているので、メガヤンマやストライクなどの下位互換と化しやすい。


特性


 「むしのしらせ」はHPが1/3以下の時、『むし』タイプの技の威力が1.5倍になる。
 隠れ特性は「いろめがね」。効果が今一つの場合にダメージが倍になるというもの。つまり、1/2→等倍。1/4→1/2となる。


オススメ技


特殊技


むしのさざめき
タイプ むし
威力  90(135)
命中  100
備考  相手特防↓10%。みがわり貫通

エアスラッシュ
タイプ ひこう
威力  75(112)
命中  95
備考  相手怯み30%

サイコキネシス
タイプ エスパー
威力  90
命中  100
備考  相手特防↓10%

エナジーボール
タイプ くさ
威力  90
命中  100
備考  相手特防↓10%

ギガドレイン
タイプ くさ
威力  75
命中  100
備考  HP吸収

シャドーボール
タイプ ゴースト
威力  80
命中  100
備考  相手特防↓20%

エレキネット
タイプ でんき
威力  55
命中  95
備考  相手素早↓100%

めざめるパワー
候補タイプ ほのお,こおり,じめん
威力    60
命中    100


物理技


とびかかる
タイプ むし
威力  80(120)
命中  100
備考  相手攻撃↓100%

とんぼがえり
タイプ むし
威力  70(105)
命中  100
備考  攻撃後自分交代

クロバット
タイプ ひこう
威力  55(82)/110(165)
命中  100


変化技


ちょうのまい
タイプ むし
効果  自分特攻・特防・素早さ↑

おいかぜ
タイプ ひこう
効果  3ターン味方の素早さ2倍

はねやすめ
タイプ ひこう
効果  HP1/2回復技
備考  先制で耐性が変化

スキルスワップ
タイプ エスパー
効果  特性を交換する

みがわり
タイプ ノーマル
効果  HP1/4消費してみがわりを生み出す


テンプレート型


蝶舞アタッカー型 

特性:いろめがね
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/Zクリスタル
確定技:ちょうのまい/むしのさざめき
選択技:エアスラッシュ/サイコキネシス/エナジーボール/シャドーボール/めざめるパワー(炎/氷/地)


ガーメイル 


注意すべき点


 特性いろめがねと積み技ちょうのまいにより、数値以上の火力を出せる。むしのさざめきはみがわり貫通、エアスラッシュはひるみの追加効果もあるのが厄介。物理型も存在し、とびかかるで妨害されることも。


対策方法


 素の能力は低く、粉系の補助技もないので、特別警戒する必要もない。ちょうのまいを積まれても先制できるカプ・コケコや先制技持ちがいれば楽。ほえる等の流し技も有効。ステルスロックが撒いてあればなお良い。


戦法


 自身の低耐久と鈍足を補う方法は3つ。こらえる+カムラの実。きあいのたすき+ちょうのまい。きあいのたすき+おいかぜである。
 耐えて反撃するというスタイルが主流である。先制技には滅法弱い。また、こだわりスカーフ+いろめがねというごり押し型も存在する。


ガーメイルの歴史


第四世代


 エアスラッシュむしのさざめきなどのような一致メインウエポンに恵まれたが、低種族値が足を引っ張りほとんど顧みられなかった。シナリオ中でも使用するトレーナーがほとんどいないため、影の薄い存在であった。
 種族値的には特攻を除けば生まれながらにして同複合タイプのストライクの下位互換であったのが痛かった。HGSSでむしくいを獲得。


第五世代


 ちょうのまい、アクロバットを習得。ちょうのまいを何度も積めるようにサポートすればエースとして運用することが可能になった。
 アクロバットのおかげで有効活用しづらかった攻撃の種族値が活きるようになった。一方、ウルガモスヒヒダルマなどのほのおタイプの高火力アタッカーの存在が痛かった。


第六世代


 むしのさざめきがみがわりを貫通するようになった。同複合タイプの新たな上位互換としてビビヨンが登場。
 低種族値で同複合タイプの何匹かのポケモンの下位互換であることなどからレーティングバトルで使用する者はほとんどおらず、XYリーグではあまりの統計データ不足に全17シーズン中3シーズンにおいて完全に使用実績に関するデータが非表示となっていた。
 需要を伸ばした技は、むしのさざめきちょうのまいサイコキネシス、とんぼがえりであり、性格は素早さが出て特殊アタッカー型に一致するおくびょうが好まれた。
 性格については、持ち物に関しては低耐久を補える上にむしのしらせの補正が乗ったむしのさざめきで奇襲ができるようきあいのタスキを選択するプレイヤーが多かった。
 きあいのタスキとのシナジーを考慮して性格をうっかりやにして特殊耐久をわざと下げるケースがそれなりにあったこともPGLレーティングバトル統計データからうかがうことができる。


第七世代


『SM』期

 とびかかるを習得。元々特殊アタッカーとしての運用がメインであるため噛み合わないとも言える一方、まともに戦ってはガーメイルの場合非常にきついので相手の意表を突きつつ妨害を行う手段としては一考の余地があるとも言える。
 この世代になるとメガシンカしたターンにメガシンカ後の素早さの実数値を参照するようになったことからメガシンカが強化された。その結果1ターンの密度を大切にする風潮が漂い始める。そのため、こだわりスカーフを持たせた奇襲型が需要を伸ばした。
 そのかわり、ミミッキュに対してメタを張る連続技(特にロックブラスト)がそのまま刺さることからきあいのタスキ型は廃れていく。
 同時にちょうのまいも採用技順位を下げ、空いた枠にめざめるパワーを持たせたタイプが一般化。特性に関してはきあいのタスキによる発動補助を必要としないいろめがねが割合を伸ばした。

『USUM』期

 おいかぜ、きりばらいとびかかる、アクロバットという技構成で、きあいのタスキ+アクロバットを確実に決めるためとステルスロックのダメージ対策を行うためにHP奇数値での最低耐久値に仕上げた、いろめがねにより全ポケモンに等倍以上を取れる起点型の差別化構成が成立した。


ポケモンGO』のガーメイル

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 2019年5月18日に実装された。進化前ミノムッチが激レアになってしまったため、このポケモンに進化することすらかなりの苦行。
 一応ミノマダムと異なり進化はどの♂でもよいため、揃えること自体はあちらより楽。性能も原作譲りのため、どちらかと言えばコレクション向けだろうか。


アニメのガーメイル

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 ダイヤモンドパール30話でモミのポケモンミノムッチが進化して登場。声優は川上とも子ミノムッチ)と小西克幸ガーメイル)。
 技はまもる、サイケこうせん、たいあたり、めざめるパワー、更に本来は覚えないちょうおんぱを使用。

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 以上です。これで紹介を終えます。

【ポケモンGO】フシギバナってどうなの?

 ポケモンGOフシギバナの最強技や最適な組み合わせ、個体値・CP、フシギバナの巣や入手方法などを掲載しています。
 ポケモンGOのジムやレイドバトル、トレーナーバトルでフシギバナを使う時の参考にしてください。

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目次


フシギバナとは


図鑑説明
十分な栄養と太陽の光が花の色を鮮やかにすると言われる。花の香りは人の心を癒す。

図鑑   No.3
カテゴリ たねポケモン
高さ   2.0m
重さ   100.0kg
色違い  体が黄緑色。花と目が黄色
相棒アメ 3km,フシギダネのアメ


入手


 フシギバナは野生で出現しにくいので、フシギソウを進化させるほうが早い。フシギソウの進化前、フシギダネは定期的に入れ替わるポケモンの巣で大量に出現する。
 フシギダネからフシギソウへの進化にはフシギダネのアメが25個、フシギソウからフシギバナへの進化には100個必要。


フシギバナのステータス


タイプ1  くさ
タイプ2  どく
天候1   晴天
天候2   曇り
MAX CP    2720
HP      190
攻撃    198
防御    189
合計    577


フシギバナのタイプ相性(弱点・耐性)


2.56倍
なし

1.6倍
ほのお,こおり,ひこう,エスパー

0.625倍
みず,でんき,かくとう,フェアリー

0.391倍
くさ

0.244倍
なし


フシギバナの評価と活躍場面


使い勝手のいい技を多く覚える

 覚えるくさタイプの技がいずれも優秀で、レイドバトル、ジム攻略と防衛、トレーナーバトルいずれの場面でも有用。どんな技構成でも安定した火力を出すことができる。

すべての種族値が平均以上

 種族値が全体的に平均以上あり、技の性能もあって戦闘能力はかなり高め。
 ただし特化した能力があるわけではないので、攻撃・防御それぞれの秀でた種族値ポケモンと比べると見劣りする部分もある。

弱点が多い


 強力なポケモンたちが多いひこうやほのお、こおりタイプが弱点。トレーナーバトルでも、ほのおタイプは対はがねタイプとしてパーティに組み込まれやすいので注意が必要である。 


フシギバナが覚える技とコンボDPS


※は現在覚えない技(レガシー技)


ノーマル技


ジム/レイドバトル時


はっぱカッター
威力 13
DPS 13
EPS  7

つるのムチ
威力 7
DPS 11.67
EPS 10


トレーナーバトル時


はっぱカッター
威力 11
DPT 5.5
EPS 2

つるのムチ
威力 5
DPT 2.5
EPS 4


スペシャル技


ジム/レイドバトル時


ソーラービーム
威力  180
DPS  36.73
ゲージ 1

はなふぶき
威力  110
DPS  42.31
ゲージ 1

ヘドロばくだん
威力  80
DPS  34.78
ゲージ 2

ハードプラント ※
威力  100
DPS  38.46
ゲージ 2


トレーナーバトル時


ソーラービーム
威力 150
DPE 1.88
消費 80

はなふぶき
威力 110
DPE 1.69
消費 65

ヘドロばくだん
威力 80
DPE 1.6
消費 50

ハードプラント ※
威力 100
DPE 2.22
消費 45


フシギバナのコンボDPS


ノーマル技  つるのムチ
スペシャル技 ハードプラント
DPS     25

ノーマル技  つるのムチ
スペシャル技 ソーラービーム
DPS     23.76

ノーマル技  はっぱカッター
スペシャル技 ハードプラント
DPS     23.75

ノーマル技  つるのムチ
スペシャル技 ヘドロばくだん
DPS     22.74

ノーマル技  はっぱカッター
スペシャル技 ソーラービーム
DPS     22.61

ノーマル技  はっぱカッター
スペシャル技 ヘドロばくだん
DPS     21.97

ノーマル技  つるのムチ
スペシャル技 はなふぶき
DPS     21.47

ノーマル技  はっぱカッター
スペシャル技 はなふぶき
DPS     20.8


フシギバナのオススメ技構成


ジム/レイドバトル


ノーマル技  つるのムチ
スペシャル技 ソーラービーム
攻撃     はっぱカッター
防御     ヘドロばくだん

 どちらもタイプ一致技であり、安定して高い火力が出せる。防衛ポケモンでも人気のあるシャワーズや高耐久なオムスターに対して、有利に戦える。
 防衛時はつるのムチより威力の高いはっぱカッターがオススメ。スペシャル技は比較的早めに打てるヘドロばくだんが適すが、刺さる相手が限られる。


トレーナーバトル(対人戦)


ノーマル   つるのムチ
スペシャル1 はなふぶきorハードプラント
スペシャル2 ヘドロばくだん

 苦手なタイプへの有効打はないが、みず・いわ・じめん・くさ・フェアリーのタイプには有利に戦える。
 弱点が少なく対処しにくいラグラージ(みず/じめんタイプ)にはくさ技でW弱点を突けるため、楽に倒せるだろう。レガシー技のハードプラントは、はなふぶきでも代用可能。


フシギバナの活躍場所


シャワーズ

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 すべての技を軽減でき、常に有利に戦うことができる。

オムスター

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 みずといわの両方の弱点をつけるので、効率よくダメージを与えることが可能。

ゴローニャ

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 いわとじめんの両方の弱点をつくことができる。じめん技は等倍ダメージになるので注意。


フシギバナ対策におすすめのポケモン


ブースター

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 くさ技を軽減しつつ、高火力で攻撃できる。比較的入手しやすいのも魅力的。

リザードン

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 高い攻撃力に加え、フシギバナに効果的な技を多く習得可能。

ウインディ

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 全ステータスが高水準にまとまっており、CPも高いので勝率が高い。

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 以上です。ありがとうございました。

【よくわかるポケモン解説】グソクムシャ編

 今回のポケモン解説はグソクムシャです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.768
分類    そうこうポケモン
英語名   Golisopod
タイプ   むし みず
種族値   H75 A125 B140 C60 D90 S40
高さ    2.0m
重さ    108.0kg
特性    ききかいひ
性別比   ♂50.0%:♀50.0%
卵グループ 虫 / 水中3


進化


コソクムシ → グソクムシャ(Lv30)

 

図鑑説明


ポケットモンスターサン
するどく きょだいな ツメで いっせん。 くうきや かいすいさえ いっとうりょうだんの うでまえ。

ポケットモンスタームーン
6ほんの うでで たくみに たたかう。 ふだんは しんかいの いわあなで めいそうするように しずかに すごす。

ポケットモンスターウルトラサン
からだを おおう かたいカラは ダイヤモンドなみの きょうどを もつ。 かつためには しゅだんを えらばない。

ポケットモンスターウルトラムーン
じゆうに のびちぢみする ツメが さいだいの ぶき。 コソクムシを したがえていることも あるのだ。


耐性


4倍
なし

2倍
でんき,いわ,ひこう

等倍
ほのお,くさ,ドラゴン,ゴースト,どく,むし,あく,ノーマル,エスパー,フェアリー

1/2
みず,こおり,かくとう,じめん,はがね

1/4
なし

無効
なし


容姿


 上半身がグソクムシ、下半身が武者鎧といった風貌で、鋭い眼は刀傷のような十字状となっている。6本の腕のうち2本が大きい籠手のような形状で、それぞれ鋭く巨大な2本の爪を持つ。
 名前の由来はおそらく「グソクムシ+ムシャ(武者)」だと思われる。 鎧武者のことを具足武者ということもあるうえ、モデルになった生き物のグソクムシもこの具足が名前の由来なので、ほとんどそのまんまな名前。 


概要


 『ポケットモンスター サン・ムーン』(第7世代)に初登場したコソクムシの進化系。
 設定・ステータス共に弱々しかったコソクムシから、ダイオウグソクムシのような強力な姿へと変貌を遂げた、いわゆるギャラドスポジションにあたるポケモン。 
 爪は空気や海水さえも一刀両断に切り裂いてしまうほどで、野生の個体は深海の穴蔵で座禅を組み瞑想しながら過ごしているようだ。 


ゲームのグソクムシャ

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 シナリオではスカル団リーダー、グズマの切り札。なんと初っ端から繰り出してくる。容赦なく「であいがしら」と「ききかいひ」を利用したコンボを使用してくるため、たかが虫ポケモンと侮っていたらパーティが半壊していたなんて報告例もあるほど。
 ちなみに、伝説を含む野生ポケモンとの闘いでは、HPが半分を切るとその場でバトルを終了させてしまうという致命的な欠点が存在する。 
 SM(第七世代)の野生戦闘は2体がかりで体力を削ってくる事が非常に多いため、高耐久で高い攻撃からの「みねうち」を使えるからと、捕獲の場に出すことはしないように注意するべし。 


対戦のグソクムシャ

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能力


 外見通りタンクタイプの鈍足物理アタッカー。HPは若干不安を抱えているが、防御がずば抜けて高いので物理耐久はかなりある。二番目に高いのは攻撃だが、こちらもヘラクロスに並ぶほど。
 特防もそんなに低いわけではなく、メジャーなかくとうやじめん、ドラゴンに有利なこおりを半減する優れた複合タイプを持つ。生半可な不一致技ならそう簡単には沈まない。 


特性


 「ききかいひ」はHPが半分を切ると場から離脱するというもの。
 HPが半分以下になった瞬間が発動条件なので、「いのちのたま」や相手の「ゴツゴツメット」で攻撃後にHPが減って半減以下になった時にも逃げることが出来る。ちなみにオボンの実等でHPが半分以上に戻った場合は引っ込まない。 


メリット


 場に出たターンしか出せない強力な専用先制技「であいがしら」を複数回使用する機会に恵まれる。行動後に発動することで味方を無傷降臨させられるというトリッキーな使い方も可能である。 


デメリット


 自身の行動前に発動してしまうと何もできずに退場するハメになり、恵まれた耐久を活かして場に居座る事が出来ない。
 また、むしタイプなので特性の効果が発動する前に「ステルスロック」を使われると次に繰り出すときに大ダメージを受けやすくなる。 


オススメ技


物理技


であいがしら
タイプ むし
威力  90(135)
命中  100
備考  優先度+2先制技。場に出たターンのみ使用可能

きゅうけつ
タイプ むし
威力  80(120)
命中  100
備考  HP吸収

アクアブレイク
タイプ みず
威力  85(127)
命中  100
備考  相手防御↓20%

アクアジェット
タイプ みず
威力  40(60)
命中  100
備考  優先度+1先制技

ふいうち
タイプ あく
威力  70
命中  100
備考  優先度+1先制技。相手が攻撃技を使用したときのみ有効

しっぺがえし
タイプ あく
威力  50/100
命中  100
備考  攻撃を受けた後だと威力2倍

はたきおとす
タイプ あく
威力  65
命中  100
備考  道具排除

シャドークロー
タイプ ゴースト
威力  70
命中  100
備考  急所ランク+1

ドリルライナー
タイプ じめん
威力  80
命中  95
備考  急所率+1

いわなだれ
タイプ いわ
威力  75
命中  90
備考  相手怯み30%

がんせきふうじ
タイプ いわ
威力  60
命中  95
備考  相手素早↓100%

どくづき
タイプ どく
威力  80
命中  100
備考  相手毒30%

かわらわり
タイプ かくとう
威力  75
命中  100
備考  壁破壊

ダブルチョップ
タイプ ドラゴン
威力  40
命中  90
備考  連続攻撃


特殊技


れいとうビーム
タイプ こおり
威力  90 
命中  100
備考  相手凍り10%

ふぶき
タイプ こおり
威力  110
命中  70
備考  相手凍り10%


変化技


つるぎのまい
タイプ ノーマル
効果  自分攻撃↑↑

ビルドアップ
タイプ かくとう
効果  自分攻撃・防御↑

ちょうはつ
タイプ あく 
効果  相手の変化技を封じる
命中  100

どくどく
タイプ どく
効果  相手を猛毒にする
命中  90

ワイドガード
タイプ いわ
効果  全体攻撃を防ぐ
備考  ダブル用


Zワザ


ぜったいほしょくかいてんざん
元の技 であいがしら
威力  175(262)
備考  優先度0

スーパーアクアトルネード
元の技 アクアブレイク
威力  160(240)
備考  非接触

ワールズエンドフォール
元の技 いわなだれ
威力  140

アシッドポイズンデリート
元の技 どくづき
威力  160
備考  非接触

レイジングジオフリーズ
元の技 ふぶき
威力  185


テンプレート型


アタッカー兼クッション型 

特性:ききかいひ
性格:いじっぱり/わんぱく/しんちょう
努力値:H252 A252 or B252 or D252
持ち物:ゴツゴツメット/いのちのたま/こだわりハチマキ/とつげきチョッキ/レッドカード/各種Zクリスタル/オボンのみ/だっしゅつボタン
確定技:であいがしら
優先技:アクアジェット/アクアブレイク
選択技攻撃:きゅうけつ/いわなだれorがんせきふうじ/どくづき/ふぶき/ふいうち
選択補助技:どくどく/つるぎのまい/ちょうはつ

【ダブル】トリルじこあんじアタッカー型 

特性:ききかいひ
性格:ゆうかん
努力値:HA252
持ち物:フィラのみ/オボンのみ/ラムのみ/各種Zクリスタル
確定技:じこあんじ
選択技:アクアブレイク/きゅうけつ/アクアジェット/いわなだれ/ふいうち/まもる


相性考察 


ドリュウズ

 炎技以外の弱点を互いに補完できる。グソクムシャの苦手なカプ・テテフやカプ・コケコにも強い。
 一方で岩+地面の攻撃範囲を持つガブリアス・霊獣ランドロスや、飛行+地面の範囲を持つメガボーマンダには注意が必要。
 カバルドンバンギラスとの補完にも優れるため、砂パの補完兼クッションに利用するのも一考。

メガゲンガー

 脱出滅びのコンボパーツに。ゲンガーの苦手な地面技を受けられる点も優秀。
 滅び型でなくても「ききかいひ」と「かげふみ」の相性はよく、得意な相手をキャッチして落とすことができる。


グソクムシャ 


注意すべき点


 強力な先制技であいがしらを持ち、ききかいひとあわせて繰り出される度に撃たれる。ゲッコウガ程度の低耐久ポケモンなら等倍でも火力アイテム込みで確1圏内に入ってしまう。
 クッションと削りの役割を兼ね備え、不利対面から一転して有利対面を作られてしまう。後続のエースアタッカーはもちろん、自身も高い攻撃・防御を持つため侮れない。


対策方法


 特防は並程度で鈍足。カプ・テテフなら先制技を封じつつ上から特殊技を撃てる。
 攻撃技は物理技かつ接触技メインなので、おにびやゴツゴツメット持ちの物理受けも有利。特にドヒドイデはメインウェポンをどちらも半減でき、HB特化ならドリルライナーも確3と余裕で耐える。 
 必然的に繰り出し回数が増えるため、ステルスロックを撒けば岩弱点も相俟って大幅に削れる。積み技でであいがしらをやり過ごし、ききかいひを発動させずに倒すのもよい。


グソクムシャの歴史


第七世代


SM初期

 デメリット特性とも捉えられるききかいひ、サイコメイカーで完封されかねない先制攻撃技依存と言うべき覚える技の傾向などから、世代初期の評価は散々であった。
 「捕獲用にグソクムシャを使用したが、ききかいひが発動して使い物にならなかったのでリストラした」というのは、当初発祥した冗談の1つであり、そこからもグソクムシャの酷評ぶりが窺えた。

SM中期

 しかし研究が進むにつれて、交代先を事前に落として詰めていくことで有利体面を作ることができることが明らかになった。
 そして、カプ・コケコと組ませることで真価を発揮できることが判明。カプ・コケコは高速のサイクル技使いで尚且つボルトチェンジで十分な削りを入れることができるからである。
 とはいえ、環境レベルで言えばアクアジェットを軸としたみずの物理アタッカーとしてはマリルリの方が技範囲も対面性能も高く、使用率30位以内とは縁が無い。
 こだわりハチマキ型のグソクムシャが放つアクアジェットが爆発力に欠けるため、雨パのメンバーとしても定着していない。
 シーズン10スペシャルバトル(さかさダブル)では使用率7位を記録。しかし、この頃はUSUMが発売されてSMが実質的に展開終了して久しい状況であり、参加人数僅か168人と過疎化していた。
 さかさバトルでも弱点5、半減3と耐性に恵まれているとは言い難いが、グソクムシャの物理耐久が不利な相手を受けられるほどのものであることに変わりはない。
 PGLレーティングバトル統計データを見ると、全シーズンを通してアクアブレイクアクアジェットであいがしら、きゅうけつがメジャーな技構成であったことがうかがえる。

USUM期

 はたきおとす程度しか教え技で獲得した有効な技が無かったため、相対的に弱体化。
 だっしゅつボタン型のグソクムシャメガミミロップの有利体面を作る「グソロップ」が成立し、同リーグシングルバトル各シーズンで同時エントリー率上位にミミロップが安定して入るようになった。
 PGLレーティングバトル統計データによると、持ち物はこだわりハチマキ、オボンのみ、いのちのたまが主流であり、シーズンによってはゴツゴツメットとつげきチョッキも相対数を伸ばしている。
 性格はいじっぱりほぼ一択だが、シーズンによってはわんぱくやゆうかんも比率を伸ばすことがある。ゆうかんに関しては、交代を繰り返す中では素早さは機能しないため必要とされないという理屈で選ばれることもある。

大会実績

 通常環境には縁が無いが、2017年1月に開催されたアローラシングル『アローラフレンドリー 』ではジュニアカテゴリで18位の、マスターカテゴリで25位の使用率を記録。
 2018年10月にハロウィンキャンペーンとして行われたいわゆる「怖いポケモン限定戦」の「トリックホリック」では使用率19位を記録。


欠点


 戦法が読まれやすい事と、カプ・テテフのように先制技そのものを封じてくる相手や、ファイアローのように自身より早く先制攻撃できる相手にはめっぽう弱いという事。 
 また、先制技が豊富な反面高威力技に乏しく、特性の関係もあって「つるぎのまい」等の積み技が腐りやすいため、何かとステータス以上の威力を出すのが難しい。 


アニメにおけるグソクムシャ

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SM編第115話でグズマポケモンとして初登場。


主な使用トレーナー


グズマスカル団ボス 

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 以上です。これで紹介を終えます。

【よくわかるポケモン解説】マルヤクデ編

 今回のポケモン解説はマルヤクデです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.851
分類    はつねつポケモン
英語名   Centiskorch
タイプ   ほのお/むし
種族値   H100 A115 B65 C90 D90 S60
高さ    3.0m
重さ    120.0kg
特性    もらいび / しろいけむり / ほのおのからだ(隠れ特性)
性別比   ♂50%:♀50%
卵グループ むし


進化


ヤクデ → マルヤクデ(LV28)

 

図鑑説明


ポケットモンスターソード
発熱時の体温はおよそ800度。体を鞭のようにしならせて跳びかかってくるぞ。

ポケットモンスターシールド
攻撃的な性質。焼けた体も危険だが大きなキバも鋭いぞ。


耐性


4倍
いわ

2倍
みず,ひこう,

等倍
ほのお,でんき,じめん,どく,ドラゴン,ゴースト,エスパー,あく,ノーマル

1/2
こおり,フェアリー,むし,かくとう,はがね

1/4
くさ

無効
なし


容姿


 ヤスデモチーフの進化前から一転、より体が長くなり、漢字の『火』の形に燃え盛る触角と尾が生えてムカデらしくなった。
 全長はメガムカデポケモンペンドラーよりも長いが、体重はペンドラーよりは軽い(とはいえ120kgという虫ポケモンとしてはかなりの重量級)。
 名前の由来は丸焼き+ヤクデ。これまた関西弁を思わせる名前だが、進化前以上にかなり殺意の高い関西弁に聞こえる。


概要


 ヤクデの進化形。進化前同様、むし/ほのおという組み合わせはウルガモス以来となる。ただし、マルヤクデはほのお/むしと逆の組み合わせである。
 性質はとても凶暴で発熱時の体温は800度で巨大な牙としなやかな体を武器に襲いかかってくる。
 一見、側面に牙らしき物は確認できても、口は確認できないように思われるが、実は閉じているだけで顔面の底にある。戦闘モーションでは口が開く所を見ることが出来、口の中は黄色く発光している。
 進化前のヤクデの図鑑説明では体の黄色い部分が特に熱いと解説されていたので口の中は相当な灼熱空間になっているのだろう。


モチーフ考察

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 マルヤクデがムカデモチーフである事を裏付ける理由としては、使い手であるカブが主人公と初対面した場所が鉱山であったり、カブのシンボルが武者兜である点である。
 前者はムカデは古来から鉱山の象徴とされており、後者は上杉謙信が敬う毘沙門天の使いがムカデである点と繋がる。


ゲームのマルヤクデ

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キョダイマックスのすがた

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 マルヤクデがキョダイマックスした姿。エンジンジムリーダー・カブのエースポケモンとなっているマルヤクデは、ストーリー中最初に「キョダイマックス」を披露するポケモンとなっている。
 通常時よりもさらに体が長くなっており、ドラゴンにも見える出で立ちになっている。体温も摂氏1000度を越えるまでに上がっている。
 キョダイマックス技は「キョダイヒャッカ」。ほのおタイプのわざが変化し、一度発動すると5ターンの間、相手を逃げられなくして最大HPの8分の1のダメージを与えられる。
 ドラゴンのような姿になるのはムカデの漢字表記に『天龍』があったり、『大百足』などの日本の伝承に置いてムカデが龍を害する逸話に由来しているものと思われる。


▼マックスレイドバトル


• ストーンズ原野
• 砂塵の窪地

• ナックル丘陵
• 巨人の帽子
• げきりんの湖


対戦のマルヤクデ

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能力


 攻撃に重点に置いた無駄のないステータスの持ち主。地味にむしタイプではマッシブーンに続くHP100越えである。


特性


 「もらいび」は『ほのお』タイプの技のダメージや効果を受けず、以後自分の『ほのお』タイプの技の威力が1.5倍になる。
 「しろいけむり」は相手の能力ランクを下げる技や特性の効果を受けない。/野生のポケモンと出会いにくくなる。
 隠れ特性は「ほのおのからだ」。直接攻撃を受けると、30%の確率で相手を『やけど』状態にする。/『てもち』にいると、ポケモンのタマゴが2倍かえりやすくなる。


オススメ技


物理技


ほのおのムチ
タイプ ほのお
威力  80(120)
命中  100
備考  相手防御↓100%

とびかかる
タイプ むし
威力  80(120)
命中  100
備考  相手攻撃↓100%

フレアドライブ
タイプ ほのお
威力  120(180)
命中  100
備考  反動33%。相手やけど10%

きゅうけつ
タイプ むし
威力  80(120)
命中  100
備考  ダメージの半分を回復

パワーウィップ
タイプ くさ
威力  120
命中  85 

かみなりのキバ
タイプ でんき
威力  65
命中  100
備考  相手麻痺10%。ひるみ10%

かみくだく
タイプ あく
威力  80
命中  100
備考  相手防御↓20%

はたきおとす
タイプ あく
威力  65
命中  100
備考  相手持ち物除去


特殊技


ねっとう
タイプ みず
威力  80
命中  100
備考  相手やけど30%

ベノムショック
タイプ どく
威力  65
命中  100
備考  毒で威力2倍


変化技


おにび
タイプ ほのお
効果  相手を火傷にする
命中  85

とぐろをまく
タイプ どく
効果  自分攻撃・防御・命中率↑。

ねむる
タイプ エスパー
効果  HP・状態異常全回復
備考  眠る

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 以上です。これで紹介を終えます。

【よくわかるポケモン解説】モスノウ編

 今回のポケモン解説はモスノウです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.873
分類    こおりがポケモン
英語名   Frosmoth
タイプ   こおり むし
種族値   H70 A65 B60 C125 D90 S65
高さ    1.3m
重さ    42.0kg
特性    りんぷん / こおりのりんぷん(隠れ特性)
性別比   ♂50%:♀50%
卵グループ むし


進化


ユキハミ→モスノウ(なつき)

 

図鑑説明


ポケットモンスターソード
はねの温度はマイナス180度。冷気を込めたりんぷんを雪のようにふりまき野山を飛ぶ。

ポケットモンスターシールド
野生を荒らすものには容赦しない。冷たいはねで飛びまわり吹雪を起こして懲らしめる。


耐性


4倍
ほのお,いわ

2倍
ひこう,はがね

等倍
みず,でんき,エスパー,あく,ゴースト,むし,フェアリー,ドラゴン,じめん,どく,ノーマル

1/2
くさ,こおり,じめん

1/4
なし

無効
なし


容姿


 巨大な白い蛾のような外見をしている。一時期はその姿からウルガモスのリージョンフォームではないかと噂された。翅と触角の一部は透明で、雪の結晶を思わせる白い模様が描かれている。
 モチーフは恐らくオオミズアオ。ちなみに冬を選んで活動する蛾の一種フユシャクの要素も入っていると思われる。名前の由来はモス+スノウと思われる。


概要


 ポケモン剣盾に登場するポケモンの一種。ユキハミの進化系。翅の温度は180℃でそこから鱗粉を雪のように振りまく。ばら撒かれる鱗粉だけでじめんタイプやくさタイプのポケモン達が大ダメージを受けそうな温度である。
 野生下では野山に生息する。住処を荒らすものには容赦せず、吹雪を放って徹底的に苦しめるという美しい外見に反して苛烈な一面を持っている。


ゲームのモスノウ

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 シールド版限定のジムリーダー、メロンの先鋒を務めるポケモンでもある。


▼マックスレイドバトル

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 ソロでは攻略困難なポケモンの1匹。全体攻撃技が多く、それらをちょうのまいで更に高めてくるため、自分がいくら強くても味方NPCがバタバタ倒されてしまう。

• ストーンズ原野
• ナックル丘陵
• 巨人の帽子


キャンプ


 ユキハミの頃はキャンプでのカレーライスを大盛りで食べていたのが、モスノウになった途端一匙サイズの量しか食べなくなってしまう。


対戦のモスノウ

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能力


 キャタピー並のスペックからかなり能力が上昇。それでも特攻・特防以外は低い。


特性


 「りんぷん」は技の追加効果を受けない。
 隠れ特性は「こおりのりんぷん」。特殊攻撃の受けるダメージが半減する。


オススメ技


特殊技


れいとうビーム
タイプ こおり
威力  90(135)
命中  100
備考  相手凍り10%

ふぶき
タイプ こおり
威力  110(165)
命中  70
備考  相手凍り10%

こごえるかぜ
タイプ こおり
威力  55(82)
命中  95
備考  相手素早↓100%

むしのさざめき
タイプ むし
威力  90(135)
命中  100
備考  相手特防↓10%。みがわり貫通

むしのていこう
タイプ むし
威力  50(75)
命中  100
備考  相手特攻↓100%

エアスラッシュ
タイプ ひこう
威力  75(112)
命中  95
備考  相手怯み30%

ぼうふう
タイプ ひこう
威力  110(165)
命中  70
備考  相手混乱30%

ギガドレイン
タイプ くさ
威力  75
命中  100
備考  HP回復

マジカルシャイン
タイプ フェアリー
威力  80(120)
命中  100
備考  相手全体攻撃

ウェザーボール
タイプ ノーマル
威力  50
命中  100
備考  天候のときに威力二倍。タイプ変更

りんしょう
タイプ ノーマル
威力  60
命中  100

ミラーコート
タイプ エスパー
効果  特殊技を倍返し
命中  100
備考  優先度-5


物理技


とんぼがえり
タイプ むし
威力  70(105)
命中  100
備考  攻撃後交代


変化技


ちょうのまい
タイプ むし
効果  自分特攻・特防・素早さ↑

あられ
タイプ こおり
効果  5ターン天候をあられにする

オーロラベール
タイプ こおり
効果  5ターン味方の耐久を強化

フェザーダンス
タイプ ひこう
効果  相手攻撃↓↓
命中  100

おいかぜ
タイプ ひこう
効果  自身と味方の素早さを2倍にする

ワイドガード
タイプ いわ
効果  先制してこちら2体を同時攻撃する技を防ぐ
備考  ダブル用

てだすけ
タイプ ノーマル
効果  使用したターンの間、味方の技の威力を1.5倍にする
備考  優先度:+5

リフレクター
タイプ エスパー
効果  味方の防御を強化。

ひかりのかべ
タイプ エスパー 
効果 味方の特防を強化

しんぴのまもり
タイプ ノーマル
効果  5ターンの間、状態異常を防ぐ。


ダイマックス技


ダイアイス
元の技 ふぶき
威力  140(210)
元の技 れいとうビーム
威力  130(195)
効果  天候:霰

ダイワーム
元の技 むしのさざめき
威力  130(195)
効果  敵:C↓

ダイソウゲン
元の技 ギガドレイン
威力  130
効果  場:GF

ダイジェット
元の技 ぼうふう
威力  140
元の技 エアスラッシュ
威力  130
効果  味方:S↑

ダイフェアリー
元の技 マジカルシャイン
威力  130
効果  場:MF

ダイサイコ
元の技 ミラーコート
威力  100
効果  場:PF

ダイアタック
元の技 はかいこうせん
威力  150
元の技 ウェザーボール
威力  130
効果  敵:S↓

ダイバーン
元の技 ウェザーボール
威力  130
効果  天候:晴

ダイストリーム
元の技 ウェザーボール
威力  130
効果  天候:雨

ダイロック
元の技 ウェザーボール
威力  130
効果  天候:砂嵐


テンプレート型


ちょうまいアタッカー型

特性:こおりのりんぷん
性格:おくびょう/ひかえめ/おだやか
努力値:S252 H252orC調整残りH もしくはHD調整残りS
持ち物:いのちのたま/回復系実/半減実/あつぞこブーツ/きあいのタスキ
確定技:ちょうのまい
攻撃技:れいとうビーム/むしのさざめき/エアスラッシュ/ギガドレイン/ミラーコート/とんぼがえり
変化技:フェザーダンス/リフレクター/みがわり

起点づくり型

特性:こおりのりんぷん
性格:おだやか
努力値:H252 B188 C4 D4 S60
持ち物:ひかりのねんど
確定技:リフレクター/ひかりのかべ
攻撃技:とんぼがえり
変化技:フェザーダンス/おいかぜ

スカーフ型

特性:こおりのりんぷん
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:れいとうビームorふぶき/むしのさざめき
選択技:ぼうふうorエアスラッシュ/ギガドレイン/マジカルシャイン/ウェザーボール/とんぼがえり/ミラーコート/おいかぜ


対モスノウ


注意すべき点


 特性こおりのりんぷんによる非常に高い特殊耐久が厄介。弱点を突けない特殊アタッカーだとちょうのまいの起点にされてしまう。素の特攻も高く積みを許すとこちらに大きな負担をかけられてしまう恐れがある。


対策方法


 物理耐久は脆いので物理で攻めるのが無難な対策。幸い一致技は半減しやすい部類であり、はがねタイプに有効な手段を持たない。岩4倍のため、事前にステルスロックを撒いておくのも有効。

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 以上です。これで紹介を終えます。

【よくわかるポケモン解説】ベトベトン(アローラのすがた)編

 今回のポケモン解説はベトベトン(アローラのすがた)です。

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 目次


基本データ


全国図鑑  No.089
分類    ヘドロポケモン
英語名   Muk
タイプ   どく あく
種族値   H105 A105 B75 C65 D100 S50
高さ    1.0m
重さ    52.0kg
特性    どくしゅ / くいしんぼう / かがくのちから(隠れ特性)
性別比   ♂50.0%:♀50.0%
卵グループ ふていけい


進化


ベトベター(RF) → ベトベトン(RF)(Lv.38)

 

図鑑説明


ポケットモンスターサン
やたら あざやかな からだの いろは くらった ゴミが たいないで つねに かがくへんかを おこしているから。

ポケットモンスタームーン
いがいに おとなしく なつくが エサの ゴミを ずっと あげていないと いえの かぐを こわして くらいだす

ポケットモンスターウルトラサン
たいないにある どくの しゅるいは 100いじょう。どくと どくの かがくはんのうが いのちの みなもと。

ポケットモンスターウルトラムーン
キバや ツメに みえるのは どくその けっしょう。 ふれるだけで どくに おかされるので ちかづくのは きけん。


耐性


4倍
なし

2倍
じめん

等倍
ほのお,みず,でんき,フェアリー,ドラゴン,いわ,ひこう,はがね,むし,こおり,ノーマル,かくとう 

1/2
くさ,どく,ゴースト,あく

1/4
なし

無効
エスパー


容姿


 紫色の体色から油膜めいたカラフルな体へと変化し、黒い隈取りに鋭い目つき、体中に付いている白い結晶体が特徴的。 


概要


 ポケモンSMから登場する、アローラ地方の環境で姿と性質を変化させたベトベトンのリージョンフォーム。 
 人口増加の影響でアローラ地方のゴミ問題が深刻化してしまい、問題解決のために海外から連れてこられた従来のベトベトンがそのゴミを主食としていくうちに、姿が変化した。 
 現在はゴミ処理場に多数生息し、アローラ地方中から出たゴミは全て彼らが平らげているという、ある意味現地の美しい自然と消費文明の両立を維持している立役者といっても過言ではない。 
 あらゆる点で原種のベトベトンの上位互換である生物となっている。図鑑説明によると、工場から垂れ流される廃液を主食とした原種は近年環境の整備に伴い数を減らしているようで、いずれ全てのベトベトンがこちらの姿へと変わってゆくだろうと言われている。 
 また、似たような境遇のダストダスも彼らに追い回されているのだとか。一方、常にゴミを食い続けていないとエネルギーが維持できないという燃費の悪い面もあり、基本的に食うのは無機物だが、地面に落ちたパンケーキ等の有機物も平気で食べる。
 空腹を感じると暴れ、周りの家具などを壊して食べ始めてしまうらしい。アローラのゴミ処理場で働く人間は、彼らの食欲を上手くコントロールする手腕が不可欠なのだとか。 
 本来のベトベトンは工業廃棄物等の汚染物質やヘドロという高濃度の毒素を栄養素としていたポケモンなので、ただの家庭ゴミは質量こそあるものの肝心の「毒素」が足りていないのかもしれない。
 それ故に原種と違い毒を体内で濃縮して外に出さずにして少しでも足りていない「毒素」を保っているのかもしれない。 


毒素


 食べ続けた多種多様なゴミや人工物は、体内で100種以上の有害な毒素として蓄積。それらが絶えず繰り返している化学反応が生きる為のエネルギーとなっている。 
 その為、体内には常に新しい毒素が生み出されており、体中の結晶体も体内で強まり続けた毒性が固まって作られた物である。触れるだけでも死に至る凶悪なもので、分解方法は解明されていない。
 これを牙や爪のように使って攻撃するが、割と簡単に剥がれて散らばるらしく、非常に危険。 
 体内に毒素を凝縮するという性質上、近付いても悪臭はしないらしい(特性からも「あくしゅう」が無くなっている)。あくタイプが追加されているが、気質はむしろ従来のベトベトンより大人しく、実際ゲーム内でもアローラ地方のあちこちで人や他のポケモンと共存しているベトベターを確認できる。 


ゲームのアローラベトベトン

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 シナリオではいかがわしきやしきあたりで使うとどく状態無効とエスパー、ゴーストに一致で弱点を突ける点で活躍してくれる。
 アローラベトベターがタマゴ技としておいうちを覚えるが、これは金・銀で事実上の没データとしてだがカントーベトベターのタマゴ技においうちが含まれていた名残であるといえる。


『ピカブイ』


 セキチクジムに出てくるエリートトレーナーのレンが使ってくる。どくどく、ちいさくなる、まもる、ムーンフォースという本格的な耐久型に近い構成であり、長引かせると面倒なことになる。
 どくポケモンの種類の比率が高いピカブイではシナリオ上でも馴染みの深いポケモン。無制限シングルではメガミュウツーYへの対策としてアローラベトベトンが優秀であり、アローラベトベトンを突破したいがためにメガミュウツーYがじしんを搭載した構成も珍しくない。


対戦のアローラベトベトン

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タイプ


 あくが付いたことにより特殊系のエスパータイプ相手に出しやすくなった。鈍足を生かせる「しっぺがえし」の威力も上がり、更に自力で「はたきおとす」を覚えたことで優秀なダメージソースを確保した。 
 反面、複合タイプになった事で格闘・虫・フェアリー技が等倍で通るようになってしまった。


能力


 素早さは低いものの、その他の能力は中々優秀で、特にHP、攻撃、とくぼうに優れる。 


特性


 「どくしゅ」は相手を毒状態にできる。グロウパンチやちいさくなるとの相性も悪くない。どくづきを採用する場合、約5割の確率で相手を毒状態にできる。
 「くいしんぼう」はHPが4分の1以下になってから使用するきのみなどを半分以下で使用するというもの。「フィラのみ」などと相性が良く、HPが半分以上削れた段階で発動し最大HPの半分を一気に回復させられる。
 隠れ特性は「かがくのちから」。味方のポケモンがひんしになった時にその特性を受け継ぐ。ダブルバトル用。


オススメ技


物理技


かみくだく
タイプ あく
威力  80(120)
命中  100
備考  相手防御↓20%

はたきおとす
タイプ あく
威力  65(97)/97(145)
命中  100
備考  道具排除

しっぺがえし 
タイプ あく
威力  50(75)/100(150)
命中  100
備考  後攻で威力2倍

おいうち
タイプ あく
威力  40(60)/80(120)
命中  100

ダストシュート
タイプ どく
威力  120(180)
命中  80
備考  相手毒30%。非接触

どくづき
タイプ どく
威力  80(120)
命中  100
備考  相手毒30%

どくどくのキバ
タイプ どく
威力  50(75)
命中  100
備考  相手猛毒50%

かげうち
タイプ ゴースト
威力  40
命中  100
備考  優先度+1先制技

ほのおのパンチ
タイプ ほのお
威力  75
命中  100
備考  相手火傷10%

れいとうパンチ
タイプ こおり
威力  75
命中  100
備考  相手氷10%

ストーンエッジ
タイプ いわ
威力  100
命中  80
備考  急所ランク+1

いわなだれ
タイプ いわ
威力  75
命中  90
備考  相手怯み30%

がんせきふうじ
タイプ いわ
威力  60
命中  95
備考  相手素早さ↓100%

かわらわり
タイプ かくとう
威力  75
命中  100
備考  壁破壊

グロウパンチ
タイプ かくとう
威力  40
命中  100
備考  自分攻撃↑100%

だいばくはつ
タイプ ノーマル
威力  250
命中  100
備考  使用後自分瀕死


特殊技


あくのはどう
タイプ あく
威力  80(120)
命中  100
備考  相手怯み20%

バークアウト
タイプ あく
威力  55(82)
命中  95
備考  相手特攻↓100%。みがわり貫通の全体攻撃

ヘドロウェーブ
タイプ どく
威力  95(142)
命中  100
備考  相手毒10%。ダブルでは周囲全体攻撃

ヘドロばくだん
タイプ どく
威力  90(135)
命中  100
備考  相手毒30%

ゲップ
タイプ どく
威力  120(180)
命中  90
備考  きのみ消費後使用可能

アシッドボム
タイプ どく
威力  40(60)
命中  100
備考  相手特防↓↓100%

クリアスモッグ
タイプ どく
威力  50(75)
命中  必中
備考  相手能力変化解除

だいもんじ
タイプ ほのお
威力  110
命中  85
備考  相手火傷10%

かえんほうしゃ
タイプ ほのお
威力  90
命中  100
備考  相手火傷10%

まとわりつく
タイプ むし
威力  20
命中  100
備考  拘束ダメ


変化技


どくどく
タイプ どく
効果  相手をもうどく状態にする
命中  必中

まもる
タイプ ノーマル
効果  攻撃を防ぐ

リサイクル
タイプ ノーマル
効果  消費した持ち物を回収
備考  教え技orゴンベのLv技

かなしばり
タイプ ノーマル
効果  相手の技を封じる
命中  100

みがわり
タイプ ノーマル
効果  HP1/4消費してみがわりを生み出す

ちいさくなる
タイプ ノーマル
効果  回避率↑↑

のろい
タイプ ゴースト
効果  自分攻撃・防御↑ 素早さ↓

とける
タイプ どく
効果  防御↑↑

たくわえる
タイプ ノーマル
効果  防御・特防↑
備考  3回までしか積めない

ちょうはつ
タイプ あく
効果  相手の変化技を封じる
命中  100

ねむる
タイプ エスパー
効果  HP・状態異常全回復
備考  眠り状態になる

おきみやげ
タイプ あく
効果  自分瀕死、相手攻撃・特攻↓↓
命中  100


テンプレート型


物理アタッカー型 

特性:どくしゅ/くいしんぼう
性格:いじっぱり/ゆうかん
努力値:HA252ベースにBDS調整
持ち物:とつげきチョッキ/混乱実(くいしんぼう)/くろいヘドロ/ふうせん/オボンのみ/ラムのみ/シュカのみ/こだわりハチマキ/いのちのたま
確定技:かみくだくorはたきおとす/ダストシュートorどくづき
優先技:かげうち
選択攻撃技:おいうち/かわらわり/ほのおのパンチ/だいもんじ/れいとうパンチ/ストーンエッジ/だいばくはつ/クリアスモッグ
選択補助技:どくどく/ちいさくなる/おきみやげ/ちょうはつ/リサイクル

ちいさくなる積み型 

特性:くいしんぼう(推奨)/どくしゅ
性格:わんぱく/しんちょう/のんき/なまいき
努力値:HBDS調整
持ち物:くろいヘドロ/カゴのみ/混乱実(くいしんぼう)
確定技:ちいさくなる/はたきおとすorかみくだく
優先技:リサイクル/みがわり/まもる
攻撃技:どくづき/かげうち/まとわりつく/かわらわりorきあいだま/ほのおのパンチorかえんほうしゃorだいもんじ
補助技:かなしばり/どくどく/のろい/ちょうはつ/ねむる

特殊受け型 

特性:くいしんぼう
性格:しんちょうorなまいきorおだやか
努力値:火力調整 残りHD
持ち物:フィラのみ系
確定技:リサイクル
物理技:はたきおとす/どくづき/どくどくのキバ/ほのおのパンチ/かわらわりorグロウパンチ/かげうち/だいばくはつ
特殊技:バークアウト/クリアスモッグ/まとわりつく/かえんほうしゃorだいもんじ
補助技:みがわり/ちいさくなる/どくどく/ちょうはつ/おきみやげ

[ダブル]かがくのちからムラっけ型 

特性:かがくのちから
性格:わんぱくorしんちょうorなまいき
努力値:HBD調整
持ち物:くろいヘドロ
確定技:まもる
優先技:ちいさくなるorたくわえる(両採用可)
攻撃技:はたきおとす/どくづき/まとわりつく
補助技:みがわり/どくどく/ねむる


ベトベトンアローラのすがた) 


注意すべき点


 高い特殊耐久と弱点1つの優秀な耐性を持ち、とつげきチョッキや回復きのみの採用率が高い。はたきおとす込みで数多くの特殊アタッカーを受けきれるほか、どくしゅによるスリップダメージもあるので長期戦に強い。
 ちいさくなる等の積み技の起点にされやすく、対処が遅れると複数回積まれてしまう。一致技・サブ技ともに追加効果に優れたものが多く、先制技のかげうちや必中どくどくなど注意すべき技が多い。クリアスモッグで積み技も牽制される。


対策方法


 等倍火力はそこまで高くないためある程度の耐久があるポケモンなら受け出しは可能。メガルカリオメガクチートならメイン技に耐性がありクリアスモッグも効かないので、技構成次第では後出しから積み起点にできる。
 地面弱点かつ物理耐久は並程度なので、じしんが最も有効。ガブリアス等で上から速攻。はたきおとすに注意。
 耐性5タイプ以外は等倍で通り、ちいさくなる型に対してもテッカグヤのヘビーボンバーやZワザなら高威力かつ必中で大ダメージを与えられる。
 くいしんぼう耐久型は回復が任意発動でないため、カプ・コケコクラスの火力なら特殊アタッカーでも通常技+Z技で突破できる。
 とつげきチョッキ持ちのアタッカーの場合と対処法が異なるため、使用技やダメージ量などから早めに型を特定して対処したい。


アローラベトベトンの歴史


第七世代


『SM』期

 リージョンフォーム獲得によりメジャーポケモンとなった。特性くいしんぼうの獲得もあり、特にダブルバトルでの使用が大幅に増え、シーズン1ではリーグレート戦ダブルバトルの使用率15位にランクインしている。
 同レート戦WCSではシーズン4で使用率11位、シーズン5で使用率16位を記録している。この世代のダブルバトルにおけるアローラベトベトンははたきおとす、まもる、かげうち、どくづきという技構築が主流であり、ポリゴン2との並びでトリックルーム下において力を発揮する。

『USUM』期

ダブルバトル

 ドーブルこのゆびとまれやいのちがけで退場することでアローラベトベトンのかがくのちからを発動してムラっけをコピーする「ドーブルべトン」がアローラベトベトン入りの構築として主流化。
 
シングルバトル

 はたきおとす、どくづき、ほのおのパンチ、かげうちという技構成にしてとつげきチョッキかくろいヘドロを持たせたアタッカー型、ほのおのパンチ、かげうちのわくをのろい、リサイクルに替えてフィラのみを持たせた耐久型がアローラベトベトンの主流。
 性格はしんちょう、いじっぱりがメインだが、ヤドランと組ませてトリックルーム状態で上から動くためのゆうかん、なまいきも使われる。
 ヤドランで物理を受け、アローラベトベトンで特殊を受け、メガボーマンダでフィニッシュする構築が一定数使われるようになった。


ポケモンGO』のアローラベトベトン

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 2018年6月22日のフレンド機能の追加と併せて解禁された、アローラポケモン第1弾の1匹として登場。 


入手


 野生の個体は存在せず、進化前のアローラベトベターを進化させることでのみ入手が可能。孵化率がやや低いのがネックだが、コンスタントに7kmタマゴを孵化させていればいつの間にか結構な数のベトベターが手元にいることも。 


性能


 通常のベトベトン自体がどくタイプの中では結構強力な部類に入るポケモンだったが、このアローラベトベトンもそれに負けず劣らずの非常に優秀な性能を誇る。
 あくタイプが追加され、2つのタイプが上手いこと弱点をカバーし合うおかげで、苦手とするタイプがじめんタイプしか存在せず、元の耐久性の高さも相俟って、ジム防衛用のポケモンとしてはかなりの性能を誇る。
 特に、それまで弱点だったエスパーわざを軽減できるようになったという点は大きく、ミュウツーサーナイトといった強力なエスパータイプにを、技の組み合わせによっては返り討ちにできることも。 
 ただし、原種とは異なり格闘わざを軽減することは出来ないので、ハピナスカビゴンの討伐ついでにカイリキーを始めとした格闘タイプのゴリ押しを許してしまいやすいため、その点に関しては注意した方がいいだろう。 
 ジム防衛のみならず、アタッカーとしても割と優秀で、現状、ボスゴドラ共々サーナイトを相手に比較的有利に戦える対抗馬の1体に数えられている。 
 いずれにせよ、攻めてよし、守ってよしの逸材なので、もしも運よく高個体値の個体を手に入れることができたら、育成を検討してみてもいいだろう。 


使用トレーナー


• プルメリ / スカル団幹部
• アクロマ / 元プラズマ団

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 以上です。これで紹介を終えます。