【よくわかるポケモン解説】ゴースト編
今回のポケモン解説はゴーストです。
目次
基本データ
全国図鑑 No.093
分類 ガスじょうポケモン
英語名 Haunter
タイプ ゴースト どく
種族値 H45 A50 B45 C115 D55 S95
高さ 1.6m
重さ 0.1kg
特性 ふゆう
性別比 ♂50.0%:♀50.0%
卵グループ ふていけい
進化
ゴース→ゴースト(Lv.25)→ゲンガー(通信交換)
メガシンカ
ゲンガー→メガゲンガー(ゲンガナイトを所持)
図鑑説明
ポケットモンスター赤・緑、ポケットモンスターファイアレッド、ポケットモンスターX
くらやみで だれもいないのに みられているような きがしたら そこに ゴーストが いるのだ。
ポケットモンスター青、ポケットモンスターリーフグリーン
ブロックの かべも すりぬけるので いじげん くうかんの じゅうにん ではないかと うわさに なっている。
ポケットモンスターピカチュウバージョン
なめられると いのちを すわれる。からだが ふるえて とまらなくなり やがては し に いたるという。
ポケットモンスター金、ポケットモンスターハートゴールド
ほんとうに なにもみえない くらやみで ゴーストは しずかに えものを ねらっているのだ。
ポケットモンスター銀、ポケットモンスターソウルシルバー
ガスじょうの したで なめられると からだの ふるえが とまらなくなり やがては し に いたるという。
ポケットモンスタークリスタル
くらやみで いきを ひそめながら まよいこんだ えものの いのちを うばおうと たくらんでいる。
ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
やみに うかぶ ゴーストが てまねきしても ぜったいに ちかよっては いけないよ。 ペロリと なめられ いのちを すわれてしまうぞ。
ポケットモンスターダイヤモンド
どんな ものでも すりぬけられる。 かべの なかに もぐりこんで あいての ようすを かんさつする。
ポケットモンスターパール
ガスじょうの したで なめられると たましいを とられてしまう。 やみに かくれて えものを ねらう。
ポケットモンスタープラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイト、ポケットモンスターY
くらやみにまぎれ ガスのてを のばし ひとのかたを たたくのが すき。 さわられると ふるえが とまらない。
ポケットモンスターサン
くらやみから にんげんを ねらう。 つめたい したに なめられると ひにひに よわり しに いたる。
ポケットモンスタームーン
ひかりに おびえ やみよを このむ。 よなかも あかるい とかいでは ぜつめつの ききに あるという。
ポケットモンスターウルトラサン
つきのない よる。 ゴーストは のろう あいてを さがしているので であるかない ほうが いいぞ。
ポケットモンスターウルトラムーン
かなしい きもちの よるは ひとりで そとに でると キケン。 ゴーストに つかまり いえに かえれなくなる。
耐性
4倍
なし
2倍
エスパー,あく,ゴースト
等倍
ほのお,みず,でんき,いわ,こおり,はがね,ドラゴン,ひこう
1/2
くさ,むし,どく,フェアリー
1/4
なし
無効
かくとう,ノーマル,じめん
容姿
進化してより具体的な意匠になり、胴体と手首が独立している。『赤・緑』で初登場した頃は指が4本あったのだが、いつの間にか3本に減らされた。
恐らくは身体障害者への配慮が原因だと思われるが、増やして5本にするならともかく、1本減らせばOKというのは不自然である。
単にそっちの方が良いデザインだと判断されたのかもしれない。
概要
暗闇で誰もいないのに見られている気がしたらそこにゴーストがいるらしい。
図鑑の説明の適当さが増して顕著に表れているポケモンで、進化後のゲンガーでも当てはまりそうな事が書かれている。(これは全世代のゴーストタイプにも当てはまる)
名前の由来は幽霊を意味する「ghost」そのまま。分類がガス状ポケモンの通りタイプにどくタイプが付いているが、どくタイプの技は自力では覚えない。
また、特性が「ふゆう」なのでどくびしを拾えない。進化させれば(第7世代以降)解除できるが。 ちなみに、この単語被り現象は和名のみかと思いきや英名でもこれとこれとこれが同じ単語("Psychic")だったりする。
なお、図鑑では舐められると魂を吸い取られ、死に至るという内容の説明が多く、段違いの恐怖ポケモンである。
ゲームのゴースト
能力
ゲンガーには叶わないが、実は割と高い水準の特攻と素早さを持っている。「とくこう」が何と115もある。このため進化させずとも(特にシナリオでは)十分な火力を確保できる。
とはいえ耐久は極めて薄い。「しんかのきせき」でも補いきれないのが実情なため、進化後の運用が基本。
特性
「ふゆう」はじめんタイプの技を防いでくれる。隠れ特性がないため特性はこれのみである。
第7世代からゲンガーが「ふゆう」でなくなったことで、何と通信対戦での差別化が果たされることになった。
出現場所
ゴースが出る屋内フィールドでは必ず低確率で出現。 『ダイヤモンド・パール』のもどりのどうくつでは、最奥部で異例のレベル66が出現する。
対戦では
ゲンガーの使用が禁止されたニンテンドウカップ99では代用として多くのパーティに抜擢された。
特にこの大会ではきりさくを武器にペルシアンが猛威を振るっていたため、メタ(対抗策)要因としての活躍が非常に目立った。
アニメのゴースト
ナツメのゴースト
CV:森川智之
概要
ナツメのゴーストは、無印編第23話から無印編第24話までサトシが所持していたポケモン。現在はジムリーダーのナツメが所持している。
出会い
シオンタウンのポケモンタワーで、ゴースやゲンガーとともに遊んでいた。無印編第23話にてサトシと出会う。
サトシは「ゲットした」と述べているがボールには入れておらず、正確にはゲットしたとは言えない。
そのため、サトシのポケモンが登場するAGやOP、EDにも登場していない。
特徴
いたずらが大好きで、サトシに同行している間もたびたびサトシを困らせていた。ゴーストの目は取り外したり位置を自由に変更ができる。流石ゴーストポケモン。
口の中はドラえもんの四次元ポケットのように様々な物を収納しておけるようだ。
活躍
無印編第24話で、ゴーストをゲットした目的である、ナツメと勝負した。
このとき得意の顔芸などでナツメのユンゲラーを笑わすことに成功。見事サトシにゴールドバッジをもたらした。ナツメも心を開いて笑い、その後はナツメのポケモンとなった。
技
• したでなめる
その他
• エンジュジムのジムリーダーであるマツバが所持。
• オレンジ諸島編第15話では沈没船を浮かび上がらせたり、ロケット団のニャースを操って言葉を伝えたりした。300年前のオレンジリーグ優勝者のポケモン。
マンガのゴースト
『ポケットモンスター SPECIAL』のゴースト
ジュンジ、キクコなどが持っている。
『電撃!ピカチュウ』のゴースト
2巻において、巨大で凶悪なゴースト、通称「ブラックフォッグ」が登場している。数年ごとにゴースを率いて現れては、人やポケモンの生命力を奪う災厄そのものであり、ナツメはポケモンを殺されたことから強い憎しみをいだいている。
サトシの提案によって、この巨大ゴーストへの対抗策として巨大で高出力なモンスターボールが用意され、一度は捕獲に成功するもだいばくはつで脱出されしまう。
サトシたちはブラックフォッグを追跡し、バトルの末消耗したところをモンスターボールでこんどこそ捕獲できると思いきや、2度目のだいばくはつによって完全に生命力を使い果たし、自壊消滅した。
このゴーストが最後に逃げ込んだ先が古代遺跡であり、ゴーストのような彫像も散見されたことから、タケシは「あのゴーストは、このあたりの地域でかつて信仰されていて、今は忘れられた旧い神だったのかもしれない」と述べている。
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以上です。これで紹介を終えます。