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【よくわかるポケモン解説】フシギダネ編

 今回のポケモン解説はフシギダネです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.001
分類    たねポケモン
タイプ   くさ/どく
種族値   H45 A49 B49 C65 D65 S45
高さ    0.7m
重さ    6.9kg
特性    しんりょく/ようりょくそ(隠れ特性)
性別比   ♂:87.5% ♀:12.5%
卵グループ かいじゅう/しょくぶつ


進化


フシギダネフシギソウ(Lv.16)→フシギバナ(Lv.32)

 

メガシンカ

 

フシギバナ→メガフシギバナ(フシギバナイトを所持)


図鑑説明


ポケットモンスター赤・緑ポケットモンスターファイアレッド
うまれたときから せなかに しょくぶつの タネが あって すこしずつ おおきく そだつ。

ポケットモンスター青ポケットモンスターリーフグリーンポケットモンスターX
うまれたときから せなかに ふしぎな タネが うえてあって からだと ともに そだつという。

ポケットモンスターピカチュウ
なんにちだって なにも たべなくても げんき! せなかのタネに たくさん えいようが あるから へいきだ!

ポケットモンスター金ポケットモンスターハートゴールドポケモンスタジアム金銀
せなかの たねの なかには えいようが たっぷり。たねは からだと いっしょに おおきくなる。

ポケットモンスター銀ポケットモンスターソウルシルバー
うまれたときから せなかにたねを せおっている からだが おおきくそだつごとに おおきくなる。 

ポケットモンスタークリスタル
うまれて しばらくの あいだ せなかの タネに つまった えいようをとって そだつ。

ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
ひなたで ひるねを する すがたを みかける。たいようの ひかりを いっぱい あびることで せなかの タネが おおきく そだつのだ。

ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイトポケットモンスターY
うまれてから しばらくの あいだは せなかの たねから えいようを もらって おおきく そだつ。


耐性


4倍
なし

2倍
ひこう,エスパー,ほのお,こおり

等倍
じめん,ドラゴン,はがね,いわ,どく,むし,ゴースト,あく,ノーマル 

1/2
フェアリー,でんき,みず,かくとう

1/4
くさ

無効
なし


容姿


 カエルに似た身体に大きな植物の種が特徴的なポケモン。(実際、漫画によってはカエルの鳴き声で鳴いていたりする) 
 緑色の体にはさらに濃い色の模様がいくつも付いており、可愛らしい目つきをしている。 
 ちなみに瞳の色が明確に赤色に定まったのはアニメ版放映以降で、初期の公式イラストでは緑色の瞳のフシギダネもいくつか見られる。 


色違い


 ベースの色が黄緑色になり、模様や後ろの種がより緑色になっている。 戦闘や図鑑で見ると分かりやすいが、生まれたばかりだと少しわかりづらい。 


概要


 全てのポケモンデータが記録されている全国図鑑で記念すべきNo.001に位置するポケモン。きっと特別な存在なのだろう。
 ゲーム ポケットモンスター 赤・緑・青・ファイアレッドリーフグリーンで最初に選べるポケモンのうちの一匹。
 名前の由来は、恐らく「フシギ(不思議) + ダネ(種)」。"不思議だね"と掛けているのだろう。 
 大きな種を背負っている。この種は生まれた時から植わっており、生後しばらくは種から養分を得て成長する。 
 背中の種から養分を受け取ることで、何日も何も食べなくても平気。 
 日光浴を好む生態で、太陽の光を浴びると種は大きくなり、ついには割れて草が生えてくるという。 
 ポケットモンスターSPECIALではレッドの手持ちとして登場。ニックネームはフッシー。その他、FF13にも友情出演した。


アニメでのフシギダネ

 

サトシのフシギダネ

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CV:林原めぐみ


 サトシの初期ポケモンとして活躍。御三家では最も早くサトシの仲間に加わった。
 鳴き声は「ダネダネ」「フッシー」「ダネダ!」などなど。
 初期から登場する多くのポケモン達がサトシの手元を離れ、ジョウト地方の御三家が加入する中、フシギダネは放送年数にしてなんと4年5ヶ月もサトシの手元でレギュラーとして活躍していた。 ピカチュウを除けば一番の古株であり、サトシの愛着も強かった。 


出会い

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 隠れ里のポケモン保護施設で暮らしていたポケモン。当初は保護施設のポケモンを捕まえようとしていたサトシ達を敵視していたが、ロケット団との一悶着から和解。区切りを付けるためのバトルの末にゲットされた。 


描写


 気難しく頑固者な性格で、進化を嫌がったり、サトシとはぐれた時は「捨てられた」とやけっぱちになったりしていた。
 しかし旅の中でサトシに本当の信頼を寄せるようになり、サトシもまた頼りがいのあるフシギダネを信頼するようになった。 
 直近で仲間になったゼニガメヒトカゲリザードン)とは腐れ縁だった。
 ゼニガメとの別れの際はそっぽを向きながらもつるのムチで握手をしたり、ツンデレの気もある。 サトシのヘラクロスによって種の中の蜜を吸われ、それをつるのムチで拒否するというお決まりのやりとりがある。 


バトル面

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 進化前のポケモンではあるが、今の姿にこだわるだけあってこの状態でもなかなかの強さを見せる。 
 ジョウトリーグでは、ジュンペイのメガニウムと意地のぶつかりあいが行われた。
 最高戦果はバトルピラミッド戦であろう。ジンダイのサマヨール(リザードンを撃破済み)を倒して、ソルロックと相討ちにもっていった。
 主な使用技は、はっぱカッター・やどりぎのたね・つるのむち・ソーラービーム


別れ


 オーキド博士の研究所に住む草ポケモンと水ポケモンの縄張り争いのいざこざを諌めた後、その手腕をオーキドに買われ、「フシギダネに残って欲しい」と懇願され、研究所の調停者としてサトシの手元を離れることとなった。 
 元々隠れ里の警備を行っていただけあって、そういう仕事は得意分野だったようだ。 


その後

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 レギュラーを離れた後はまとめ役としての風格が出たのか、以前のような頑固な面は鳴りを潜め、頼れるリーダーのような、頼もしい性格に成長した。 
 後にソーラービームを、打ち上げ花火の如く放って集合させる特技を習得。色合いなどで、地方別に集められる様になる。ベストウイッシュ最終話やサン&ムーン42話にも登場。
 サトシが研究所に帰ってくると嬉しそうに駆け寄ったり、同期のゼニガメリザードンとの再会を喜んだり、かなり性格も丸くなっている。 


ハルカのフシギダネ

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CV: 伊東みやこ 

 AG編73話から登場。性別は♀。サトシのフシギダネと比べるとやや小柄で、額にハート型の模様がある。 
 元々「禁断の森」に住むフシギバナの仲間だったが、崖から転落しかけたところをハルカに助けられたことをきっかけに、自分から彼女についてきた。 

 

描写・活躍


 おっとりとした性格。ずっと森の中にいたためか、ゲットされてしばらくの間は世間知らずな一面で周囲を振り回す場面もあった。また花を好むなど、♀らしい面も強い。 
 人間の世界に慣れていなかったため、初めてポケモンコンテストに出た時は大勢の前で緊張してしまい実力を出せなかった。旅を続け、コンテストの経験を積み重ねるうちに精神的にも成長していく。 

 

サトシのフシギダネとの関係


 同74話でサトシのフシギダネと対面しており、彼を先輩として慕うようになる。このこともあって、同133話でサトシのフシギダネと一緒にいれば勉強になると考えたハルカにより、オーキド研究所に預けられた。 
 DP編では、このフシギダネと同一個体と思われるフシギバナがハルカと共に登場している。 
 使用技は「たいあたり」「つるのムチ」「はっぱカッター」「はなびらのまい」。 


サナのフシギダネ

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CV: 犬山イヌコ 

 XY編において、サナのパートナーとして登場。彼女の最初のポケモンでもある。 
 人見知りで社交性に欠ける部分があり、ピカチュウたちとは当初あまり仲良くしようとしなかった。一方でバトルの実力は高く、相性の悪いフォッコの「かえんほうしゃ」も「エナジーボール」で打ち消している。 
 同46話での再登場時にはいくらか態度が改善され、度々笑顔を見せるようになっていた。 同90話以降はフシギソウに進化して登場。 
 使用技は「つるのムチ」「エナジーボール」「はっぱカッター」「ソーラービーム」「はなびらのまい」。 


ゲームのフシギダネ

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 初代に多かった『くさ/どく』複合型の典型。
 カントー御三家のたねポケモンの中では、唯一最初からの複合タイプであり、モクローが登場する以前は歴代の御三家の中でも唯一の複合タイプのたねポケモンであった。
 非常に弱点が多いのが悩みどころ。 (ほのお・こおり・エスパー・ひこうの4種類。初代はむし(4倍)を含めた5種類) 


赤緑青及びFRLG


 最初に入手できるポケモンの一種。 
 発売当初はカッコよさと可愛さが両立したヒトカゲ、愛くるしさ満点のゼニガメに押されてやや地味だったが、ジムリーダー戦において5/8(正確にいえば3)という割合でタイプの相性が良いことが判明したことで、評価が見直された。
 手持ちの揃わない序盤のジム戦では安定した活躍ができ(ヒトカゲは2番目のジム、ゼニガメは3番目のジムが鬼門となる)、戦力的に厳しくなる中盤以降も優秀な捕獲担当として活躍できる。
 いわやまトンネル・チャンピオンロード海上ポケモンなみのり時)などのダンジョン戦でも有利に戦闘できる
 しかし、ズバットの「きゅうけつ」が非常に痛い(当時はどくタイプもむしタイプの技が弱点)。ズバット系列は各地で出現するため、注意が必要だ。
 とくこう・とくぼうが最終進化まで通して上がりやすい。 但し自力習得技は物理に偏り気味なので、技マシンで補強する事も考慮に入れたい。くさタイプの技には攻撃・補助共に恵まれている。 


ピカチュウ


 仲間にするには、ピカチュウがなつかなくてはならない。そのため、中盤または終盤になってから仲間になってしまったり、そのまま忘れ去られてしまうなどの要因でパーティーから外れるケースが多い。


第4世代


 特別な条件を満たす事で入手が可能。これ以降、フシギソウフシギバナは自力習得できない「タネばくだん」を自力で覚えるようになった。


第6世代


 シナリオ中で入手する事ができる。 第一線で活躍させよう。


ポケモンGO』のフシギダネ

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 本作でも、ヒトカゲゼニガメと共にゲーム開始時最初に捕まえられる候補の一匹になっている。 
 その後も、御三家の中では最も出現率が高い。とはいえ、フシギバナまで進化させるのにはそれなりの労力が要るため、配信初期はフシギダネの巣に通った人が大量にいた。 
 特に最盛期にフシギダネの巣であった東京の錦糸公園は、NHKの密着取材も行われたほど。 
 現在は天候ブーストが導入され、晴れの日や曇りの日にはそこそこの確率で出現してくれるようになったので、以前と比べて入手難易度はやや緩和されている。 
 なお、(これは他の御三家にも言えることだが)他のポケモンよりも捕獲率が低いため、入手を狙う際はズリのみやランクの高いボールの使用を推奨する。 


コミュニティ・デイ


 2018年3月25日の正午~15:00に行われた同イベントではフシギダネが対象となり、世界中に夥しい数のフシギダネが降臨した。 
 イベント期間中にフシギバナに進化させると、専用技「ハードプラント」を覚えた特殊な個体へと進化させることができたほか、このイベントに合わせる形で色違いも実装された。


主な使用トレーナー

  • レッド  
  • グリーン 
  • リーフ
  • サトシ
  • ハルカ
  • サナ
  • レッド(ポケスペ)


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 以上です。これで紹介を終えます。