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【必見育成論!】最強サンダーの作り方!

 今回解説する育成論はサンダーです。
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目次

 

基本データ


全国図鑑  No.145
分類    でんげきポケモン
英語名   Zapdos
タイプ   でんき
種族値   H90 A90 B85 C125 D90 S100
高さ    1.6m
重さ    52.6kg
特性    プレッシャー/せいでんき(隠れ特性)
性別比   不明
卵グループ みはっけん

 

特性

 
 「プレッシャー」は技を受けた時、技のPPを2減らす。/レベルの高い野生のポケモンと出会いやすくなる。
 隠れ特性は「せいでんき」。直接攻撃を受けると、30%の確率で相手を『まひ』状態にする。/『でんき』タイプの野生のポケモンと出会いやすくなる。
 

耐性

  通常時 はねやすめ使用時
ばつぐん(4倍) - -
ばつぐん(2倍) こおり/いわ じめん
いまひとつ(1/2) くさ/かくとう/ひこう/むし/はがね でんき/ひこう/はがね
いまひとつ(1/4) - -
こうかなし じめん -


サイクル特化型


性格  ひかえめ(特攻↑ 攻撃↓)
特性  プレッシャー
努力値 HP:252 / 防御:20 / 特攻:172 / 特防:20 / 素早:44
実数値 197-85-108-183-113-126 
個体値 31-0-31-31-31-31
技構成 ボルトチェンジ / ねっぷう / めざめるパワー / はねやすめ
持ち物 オボンのみ


採用理由


特定のポケモン(並び)へのメタ


 このサンダーの役割対象は以下の通りである。

• カプ・レヒレ(HCベース)
• メガルカリオ
• メガボーマンダ
• ランドロス(霊獣)
• テッカグヤ
• ナットレイ
• メガハッサム
• ドリュウズ
• フェローチェ
• カミツルギ(スカーフ)
• ジャローダetc


地面の一貫切り


 地面の一貫を切ることができ、ランドロスドリュウズと言った火力のある地面タイプに強め。


高いサイクル適正


 多くの役割を持てる耐性、サイクル向きの技(ボルチェン、羽休め)、強い並びへの対処能力(レヒレ+ナット、カグヤ等)いずれもサイクル戦において有意に働く。  


調整により可能な立回り


・レヒレに対して水Zにも木の実にも後出し可能かつ羽で受けきれる。
・レヒレナットの並びを1匹でメタれる。
・耐久振りマンダの起点にならず、確実に役割を遂行できる。
・レランドに対して、チョッキにはめざ氷を2発打てる耐久があり、スカーフならめざ氷1発で飛ばせる火力がある。
・カグヤに対しては居座り熱風で身代わり破壊と先制ボルチェンの2種類の行動ができる。
ミミッキュ対面で混乱実でHP管理をしながら皮を剥がせる。


持ち物考察


オボンのみ


 Aに振り切ったランドや1舞マンダからの確定数をズラせる。ステロなどで不意に削られた場合にマンダの捨て身×2等でゴリ押しされることがあり、その対策としての意味が大きい。


混乱実


 役割対象が多く、過労死しやすいため、非常に相性の良い持ち物だと言える。
 HPが4nでない点が気になる場合はBかDに振り分ければ良い。
 レヒレアシレーヌ以外からz技を受けることはほぼなく、確定数をズラすより場持ちをよくする目的での採用となる。


技考察


ボルトチェンジ 

電/70(105)/100/20【特殊】 

 ミミッキュの皮を剥がして後続に繋げる他、前項で述べたカグヤ対面での2種類の立ち回りが可能になる。通常の負担をかけるor身代わりを破壊しつつ対面操作をする動きももちろん強い。

• H252カプレヒレ:55.3-65.5%
• H244D12テッカグヤ:57.1-68.9%

10万ボルト 

電/90(135)/100/15【特殊】

 ボルトチェンジと選択になる。レヒレに対して自身で処理する動きができ、再生持ち耐久水に対して、ボルチェン読み再生をされる心配がなくなる。

• H252カプレヒレ:71.1-84.7%
• H244D12テッカグヤ:74.8-88.6%

ねっぷう 

炎/95/90/10【特殊】

 耐性上有利な鋼や草に押し負けない為に必要。

• メガルカリオ:100.6-118.6%
• テッカグヤ:53.2-63.0%
• H253ジャローダ:62.6-74.7%
• H244D100ナットレイ:100.0-117.7%

めざめるパワー氷 

60/100/15 【特殊】

 控えめにする理由の一つに、耐久マンダやランドロスに役割を持つという点があるのでこの調整なら確定で採用してほしい。

• H212D156メガボーマンダ:67.0-79.1%
• H212D220レランド:46.0-56.5%(乱数2発 78.1%)

どくどく 

 ポリ2やカバルドン入りの並びを崩したい時に採用することになるだろうが、この調整でするよりはもっとメタりたい対象に合わせて耐久に振った調整の方がいい。


被ダメ


物理耐久


• メガルカリオのインファ2耐え(42.1-49.7%) 
• 意地A44レランド(チョッキランド)の岩封2耐え(39.5-47.7)
• 特化マンダの捨て身2耐え(41.1-48.7%)
• 特化ミミッキュのミミZで木の実確定発動(78.1-92.8%)


特殊耐久


• HD:特化レヒレの水Zで木の実確定発動(75.1-88.8%)
• 特化レヒレのムンフォ2耐え(38.5-46.1%)


特殊受け型


性格  おだやか(特防↑ 攻撃↓)
特性  プレッシャー
努力値 HP:252 / 防御:4 / 特攻:36 / 特防:172 / 素早:44
実数値 197-85-106-150-145-126 
個体値 31-0-31-31-31-31
技構成 10まんボルト / ねっぷう / はねやすめ / どくどく
持ち物 オボンのみ


採用理由


優秀なタイプ


 弱点が少なく、羽休めによる耐性変化もあるため役割対象から役割破壊を受ける心配が比較的少ない。


詰ませエース


 上に挙げたように弱点を突きにくい(=高火力をぶつけ続ける以外の処理がしにくい)ポケモンなので、一定以上の火力を持たないポケモンを毒羽(あるいは電磁羽)で嵌めやすい。
 また拘りアイテム持ちのppをプレッシャーで枯らせる動きも取れる。電気技がメインウェポンなのでミストを張ってくるレヒレを呼ばないのも偉い。レボルトと違い羽を使えるので過労死しにくい。一部の役割対象には何度でも後だしすることができる。


役割対象


ほぼ安定して後出し可能


ハッサム/ジャローダ/カグヤ/フェローチェ/アシレーヌ/ナットレイ/ポリゴン2/クレセリア/ヤドラン/ミトム(眼鏡ドロポンは羽連打でppを枯らせる)


型によっては対面厳しい(カッコ内は厳しい型)

 

 ギルガルド(剣舞シャドクロZ、諸刃、どくみが)/スイクン(チョッキ零度/瞑想型)/レヒレ(S振りカプZ)/コケコ(鉢巻/眼鏡)/メガボーマンダ(身代わり持ちはやや不利な択ゲーを強いられる/毒切ってる場合は勝てない)


調整


HB...A252メガルカリオインファイト2耐え
C...HDメガボーマンダの身代わりを10万ボルトで確定破壊(10万or毒の択ゲーを仕掛けられる)
S...最速カグヤ+2(やどみが嵌め対策、またレヒレが最速カグヤ+1調整にすることが多いのでそれを抜けるように余分に振った)
D...余り


特性


 役割対象的に接触技を受けるシーンがあまり多くないので、羽と合わせてPP枯らしを狙えるプレッシャーを推奨。


持ち物


オボン


 HSレヒレに後だしした時カプZ+ムンフォ*2を高乱数で耐えるようになるので挑発に怯えながら羽を打たなくて済むようになる。
 ついでに眼鏡ミトムにあと出ししてから羽連打でドロポンのppを枯らせるようになる。


残飯


 こちらでもミトムへの後だしが可能。
 また身代わり破壊しながら回復できるので身代わりマンダとの択ゲーがちょっとだけ有利になる。


達人の帯


 熱風でメガルカリオや剣ガルドを確1に出来るようになり後だしが可能に。ピンポイント気味だがその二匹が重くサンダーで見たいptであればアリ。
 副産物的に冷B撃ってきた変幻ゲッコウガも落とせる(玉冷Bは耐える)。


混乱実


 オボンに比べ発動条件が厳しく腐る可能性があるがレヒレのカプZに受けだしした時もっとも安定する。採用するならHの4N調整必須


技構成


確定技


熱風/羽休め

 熱風がなければナットレイジャローダへの役割遂行が困難。よって確定。
 電磁羽/毒羽をする上で羽は必要不可欠。なので羽も確定。

• 無振りメガルカリオ→82.7%-97.9%
• H252ブレードガルド→91%-107.7%乱1(43.8%)


選択1


10万orボルチェン

 メインウェポン。役割対象から引いてしまうボルチェンは受け寄りのサンダーには合わないと思うので10万を推奨。
 もしボルチェンを採用する場合はC振りが無駄になるのでその分をDかSに回すと良い。

【10万】

• H252レヒレ→57.6%-68.9%
• H252チョッキスイクン→37.6%-44.4%
• HD特化メガボーマンダ→25.3%-29.8%


選択2


毒々or電磁波

 低火力勢への嵌め用。毒々なら再生技持ちも削り倒せ、HDマンダに対して勝ち筋が見えてくる。
 電磁波はウツロイドゲッコウガの上を取れるようになり羽連打で麻痺バグ待ちしながら麻痺したタイミングで攻撃してちょっとずつ削っていくプレイングが可能に。
 電磁波採用の場合は確定欄の振り方だと最速スカーフウツロイドを麻痺込みでも抜けないので、Cを削ってSに回した方がいい。


被ダメ


• 特化メガマンダ・捨て身→41.1%-48.7%
• 無振りメガマンダ・恩返し→27.4%-31.9%
• A252メガルカリオインファイト→42.1%-49.7%
• 特化ガルド・ゴーストZ→71.5%-84.2%
• 特化アシレーヌ・専用Z→76.6%-90.3%
• 無振りレヒレ・ムンフォ→21.8%-26.3%
• C252コケコ・10万→40.1%-47.7%
• 特化眼鏡ミトム・ドロポン→56.3%-67%
• C252ジャローダ・リフスト→16.7%-19.7%
• C252ジャローダ・破壊光線Z(C2↑)→67%-79.1%
• C252ウツロイド・パワージェム→67%-79.1%
• 同上・ヘドウェ→34%-41.1%


ゴツメサンダー


性格  ずぶとい(防御↑ 攻撃↓)
特性  プレッシャー
努力値 HP:220 / 防御:236 / 特攻:52
実数値 193-89-148-152-110-120
技構成 10まんボルト / めざめるパワー / ねっぷう / はねやすめ
持ち物 ゴツゴツメット


採用理由


 バシャーモの全抜きストップをしてくるマリルリやアロー、ギャラに強めな点。広い技範囲によりタイマン性能も高く、物理ATへの後出しによる負荷をかけらるため。


オボンサンダーとの差別化


 オボンサンダーはゴツメのような物理への負荷のかけ方は出来ない。
 また、オボンを持っても鉢巻ガブや鉢巻カイリューの逆鱗を2耐えできない。しかし、ゴツメだと鉢巻ガブ、カイリューにゴツメダメ×2が蓄積されるため、バシャーモの飛び膝やめざ氷で突破することが可能になる。


調整


C:腹太鼓&オボンで回復したH228D12マリルリを10万ボルトで最低乱数以外一発
H4:化身ボルトを10万ボルトで確2
HB:A252ガブの逆鱗を94.5%の確率で2耐え
HD:C252化身ボルトの10万ボルトを98.8%の確率で2耐え


技候補


10万ボルト

• H228D12マリルリ 74.5%~89.2% 腹太鼓後オボン回復込みで最低乱数以外1
• H252マリルリ@チョッキ 50.2%~60.8% 確2
• H4ボルト 50.3%~60% 確2
• H4メガガルーラ 36.4%~43%+ゴツメダメ×4回 で確殺

ボルチェン

 使い勝手はよいが、技範囲が狭くなってしまう。

熱風

 ナットやハッサムに刺さる。バシャが炎技を覚えるので、普通のサンダーよりは優先度低め。

• H252メガハッサム 101.6%~122% 確1
• H4メガルカリオ 83.5%~98.6%+ゴツメダメ 確殺

めざ氷

• D4ガブ 72.1%~85.2%
• H4カイリュー(マルスケ非込み) 69.4%~83.8%

羽休め

 ゴツメで削ることが出来る上に、サイクル性能が上がる。

電磁波

毒々

 耐久ポケに撃てると美味しい。バシャでの突破が辛いポケモンとしてクレセなどもあがるためあると便利だ。


被ダメ


A252ガブ
• 逆鱗 43.5%~51.2% 低乱数2(5.5%)
• エッジ 48.7%~58% 高乱数2(94.9%)

A特化マリルリ
• じゃれつく 39.3%~47.1%
• +6アクアジェット 70.4%~83.9%

A特化メガギャラ
• 氷の牙 39.3%~46.6%

A4ギャラ
• 氷の牙 25.9%~31%

C252化身ボルト
• 10万 42.4%~50.2% 超低乱数2(1.2%)

C4スイクン
• 冷凍ビーム 35.2%~42.4%

C4クレセ
• 冷凍ビーム 31%~37.3%

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 以上です。お読みいただきありがとうございました。