【必見育成論!】最強ゲンガーの作り方!
目次
基本データ
全国図鑑 No.094
分類 シャドーポケモン
タイプ ゴースト/どく
種族値 H60 A65 B80 C170 D95 S130
高さ 1.4m
重さ 40.5kg
特性 かげふみ
性別比 ♂:50.0% ♀:50.0%
卵グループ ふていけい
催眠術搭載型
性格 おくびょう(素早↑ 攻撃↓)
特性 かげふみ
努力値 HP:44 / 防御:4 / 特攻:196 / 特防:12 / 素早:252
実数値 141-63-101-215-117-200
個体値 31-0-31-31-31-31
技構成 さいみんじゅつ / たたりめ / みがわり / ヘドロばくだん
持ち物 対応メガストーン
採用理由
受け・サイクル思考のポケモンの処理要員
交換を封じる影ふみ・行動制限しつつ、回復が追い付かないレベルの火力を押し付けられる。
また、催眠祟り目を持ち、処理するのが面倒な高耐久を無理矢理粉砕できる。
一部のポケモン入りPTに対する崩し
低火力なドヒドイデや、地震切ってるメガバナを初めとする一部の草ポケモンはメガゲンの身代わりを壊せない。
そのため、こいつらを影ふみキャッチして身代わりが残るように立ち回って処理すれば、裏のポケモンに対して身代わりを盾に催眠の試行回数を稼げる
催眠を当ててしまえばほとんどのポケモンはそのまま倒せてしまうので、前述のポケモンたち単体だけでなく、そいつらの組み込まれているサイクル全体に対して有利を取れる。
ワンチャンマン
大抵のポケモンを抜き去るSから催眠が撃て、かつ非常に一貫性の高い霊技をメインウェポンに持つ為、多くのポケモンに対してワンチャンを残せる。不利な状況に追い込まれても眠らせまくればズル勝ちの芽がある。
調整
最速は確定なため、性格臆病でSに252振り。Cを少し削ってDに回し、無振りドヒドイデの熱湯を身代わりが確定で耐えるようにした。
技構成
確定技
催眠術/祟り目
型の根幹なので確定。
【状態異常込み】
• 無振りガブリアス→82.5%-97.2%
• H252ドヒドイデ→61.7%-73.2%
• HD特化ナット→46.9%-56.3% 乱数2発 (80.9%)
準確定技
身代わり
役割対象+後続への催眠の試行回数稼ぎに使えるのでほぼ確定。
候補技
ヘドロ爆弾
催眠を封じてくるレヒレ・コケコへの有効打。他にも催眠打ちたくない場面でメインウェポンとして使える。
• H252レヒレ→82.4%-98.3%
• H252ミトム→55.4%-65.6%
気合玉
バンギ・ポリゴン2・ドラン辺りに撃てる。
• H252バンギラス→106.2%-125.6%
• H244ポリ2→59.6%-71.2%
被ダメ
• 無振りメガバナ・等倍めざパ→20%-23.7%
• 無振りクレセリア・サイコキネシス→59.2%-71.1%
• 同冷b→20%-23.7%
• 特化レヒレ・Zドロポン→100.7%-120%
• 同通常ドロポン→ 60.7%-71.8%
• 特化ギルガルド・影うち→75.5%-90.3%
• 特化テクニガッサ・岩石封じ→50.3%-60%
HD滅びの歌型
性格 おだやか(特防↑ 攻撃↓)
特性 かげふみ
努力値 HP:252 / 特防:252 / 素早:4
実数値 167-x-100-190-161-151
個体値 31-x-31-31-31-31
技構成 ほろびのうた / まもる / みがわり / ヘドロばくだん
持ち物 対応メガストーン
役割
受けへの崩し
ポリゴン2やカプ・レヒレ、ドヒドイデなどの耐久の高いポケモンはサイクルに組み込まれると突破が困難となる。
このようなサイクルに対してゲンガーを繰り出し、相手の受けを突破。相手の受けを崩すことで、後続のポケモンが通しやすくなり、サイクルを有利に進められる。
仮想敵
ポリゴン2、カプ・レヒレ、ドヒドイデ、クレセリア、ヒードラン、ナットレイ、ラッキー
対積み展開、まもみが
相手の嵌め戦法に強い。具体的には相手のナマコイーブイバトンを失敗させたり、オニゴーリをはじめとするまもみが戦法や、やどみがテッカグヤなどにも強く出られる。
また、積みアタッカーに滅びの歌を入れておくことで、流しとして使うこともできる。
立ち回り
――選出画面
相手のパーティで突破が困難なポケモンが見受けられた場合に選出する。
相手が受けループだった場合は、こちらが通したいポケモンを決めて、その障害となるポケモン=ゲンガーで滅ぼしたいポケモンをしっかりと見据える必要がある。
――滅び展開
サイクルの中でできるだけ早い段階でメガシンカして、相手をキャッチできる体制を整えておく。先発で出して、初手からメガシンカ守るで様子見をしても良い。
メガゲンガーの仮想敵が出てきたらメガゲンガーでキャッチして、滅びの歌を仕掛ける。基本的な立ち回りは、滅びの歌→守る→身代わりor金縛り→守るor交代という流れになる。
最後の守るか交代かは、今後ゲンガーを残しておく価値があるかや、後続のポケモンに負担が掛からないかで、場に応じて考える必要がある。
――アタッカー運用
このゲンガーはCとSにはほとんど振っていないが、実数値にしてC190 S151。これは臆病CSぶっぱのシャンデラの実数値であるC197 S145に迫る数値である。
そのため、仮に仮想敵が選出されなかったなどで、滅び展開ができなかったとしても、アタッカーとしての運用が可能。
前述した特殊耐久の高さも相俟って、ロトムやカプ・コケコ、霊獣ボルトロス辺りを対面から突破できる。
調整
仮想敵に中速特殊アタッカーが多く、それらの相手への行動回数を確保したいため、Sを最速85族(カプ・レヒレなど)抜きまでに留めた。
特殊耐久に特化したため、並大抵の特殊技は2耐えできるようになります。
技構成
確定技
滅びの歌 / 守る
採用理由なので確定。
準確定技
身代わり
安定したターン稼ぎの手段。相手の補助技透かしにも使える。
本来の役割対象でないキノガッサに有利を取ることができたり、スカーフランドロスとの対面で交代読み蜻蛉返りを守るで確認したあと、身代わりを残す動きができたりと、色々な場面で光る。
金縛り
相手の交代技を封じることができる可能性を秘めています。例えばボルトチェンジで滅び展開を回避できる水ロトムに対しても、守る→金縛りでボルトチェンジを封じられれば滅び展開が可能。
また、ハチマキナットレイなどのゲンガーで受けられない拘り持ちに対しては、金縛りで悪あがきしか使えない状態にすることができる。
相手が金縛りを警戒して、技を切り替えてくる可能性があるため、相手の思考に依存する部分が強いのが難点。
選択技
ヘドロ爆弾
安定した一致技。カプ・コケコや挑発持ちカプ・レヒレなどにも勝てるようになる。
また、ブルルドランやブルルドイデのような並びを1体で崩せる。
• H252カプ・コケコ 115.2%~136.7%
• H252カプ・レヒレ 74.5%~88.1%
シャドーボール
もう一つの一致技。ゲンガーやミミッキュへの打点となる。等倍範囲はこちらの方が広い。
• 無振りミミッキュ 106.1%~126.1%
• H252メガゲンガー 91%~107.7%(43.8%)
• 無振りメガルカリオ 66.2%~78.6%
道連れ
苦手な相手を強引に突破したり、役割遂行後に使い1対2交換を狙ったりできる。
被ダメ
• C84イーブイのエボルブアシパ 96.4%~114.4%(62.5%)
• C4イーブイのエボルブアシパ 81.4%~97.0%
• カプ・コケコのZ10万ボルト 80.8%~95.8%
• C252メガルカリオのラスターカノン 43.1%~51.4%(5.1%)
• C特化霊獣ボルトロスの10万ボルト 41.3%~49.1%
• C特化ヒードランの火炎放射 38.3%~45.5%
• 無振りカプ・レヒレのハイドロポンプ 26.9%~32.3%
控えめ型
性格 ひかえめ(特攻↑ 攻撃↓)
特性 かげふみ
努力値 防御:4 / 特攻:252 / 素早:252
実数値 135-x-101-244-115-182
個体値 31-x-31-31-31-31
技構成 シャドーボール / ヘドロばくだん / めざめるパワー / きあいだま
持ち物 対応メガストーン
採用理由
高火力・広範囲
C170のC種族値、広い技範囲による弱点の突きやすさから、対面性能が高く、及び対面相手に与える負担が大きいと言える。
今回はこの強みに着目し、SではなくCに補正をかけることで、さらに対面性能を向上させた。
高速
S130という高水準の速さを持っており、多くの相手を上から叩くことが出来る。
本来はこの強みを活かしてSに補正をかけるのが主流であるが、準速でも最速メガメタグロス、メガルカリオ、ジャローダを抜くことが出来るため、Sに補正をかけずに済む。
技構成
確定技
シャドーボール
メガメタグロスへの遂行技、霊弱点持ちへの打点、及び等倍範囲の広いメインウェポンその1。
• H156メガメタグロス 97.1%~116.5%(87.5%)
• H252ギルガルド 79%~93.4%
ヘドロ爆弾
草、フェアリーへの打点、及びメガリザードンX、メガリザードンYに対する遂行技。メインウェポンその2。
• H236カプレヒレ 96%~113.1%
• H252/D92カプテテフ 94.9%~112.9%
• H252/D4メガリザY 50.2%~58.9%
選択技
目覚めるパワー氷
ガブリアス、グライオン、ランドロス(霊獣)、メガボーマンダへの打点。こご風よりも安定する。
• D4ガブリアス 113.6%~135.5%
• H244ランドロス 114.8%~135.3%
• H212/D156メガボーマンダ 87.3%~103.5%(12.5%)
気合玉
ナットレイ、ヒードラン、ポリゴン2
バンギラス、メガギャラドス、メガガルーラへの打点。
命中不安の代名詞的な技とはいえ、タイプ一致のシャドボと同程度の火力、広い範囲を見れるようになることから優先度は高い
• H252ナットレイ 89.5%~106%(37.5%)
• H244ヒードラン 89.3%~105.5%(31.3%)
• 補正有H244/D252ポリゴン2 48.1%~57.5%(91%の乱2)
• H4メガガルーラ 101.6%~120.4%
10万ボルト
ギャラドス、スイクン、テッカグヤ
ニョロトノ、ドヒドイデに対する打点。
• H252チョッキスイクン 39.6%~47.3%
• 補正有H244/D252テッカグヤ 49.2%~58.1%(95.3%)
凍える風
めざ氷に比べると威力も命中率も劣るが、後続のサポート、ステロが撒けなかった際に舞ってくるメガボーマンダに対して刺すことが出来る。
• D4ガブリアス 104.9%~124.5%
• H244ランドロス 104.6%~125.1%
• H212/D156メガボーマンダ 79.1%~95.4%
被ダメ
物理耐久
• 特化テクニガッサの岩封 50.3%~59.2%
• 特化ミミッキュの影うち 53.3%~63.7%
特殊耐久
• 無振りドヒドイデの熱湯 22.2%~26.6%(乱4)
• 無振りクレセリアのサイキネ 62.2%~75.5%
味方の考察
ステロ撒き(霊獣ランドロス、カバルドン)
耐久振りリザY、メガマンダ等、ステロ込みで確一になる相手も多い為、ほぼ必須と言える。
HDポリゴン2
本論のメガゲンガーが不利となるカプ・コケコ、ゲッコウガ等の特殊ATに対するクッション要員。相性補完も良好。
テッカグヤ
メガゲンガーとの相性補完に優れ、テテフに対する安定した引き先。
構成例
• メガゲンガー+ポリゴン2+ランドロス(霊獣)
• メガゲンガー+カバルドン+テッカグヤ
────────────────────
以上です。お読みいただきありがとうございました。