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【よくわかるポケモン解説】ガルーラ編

 今回のポケモン解説はガルーラです。

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目次


基本データ


全国図鑑  No.115
分類    おやこポケモン
英語名   Kangaskhan
タイプ   ノーマル
種族値   H105 A95 B80 C40 D80 S90
高さ    2.2m
重さ    80.0kg
特性    はやおき / きもったま / せいしんりょく(隠れ特性)
性別比   ♂0.0%:♀100.0%
卵グループ かいじゅう

 

メガシンカ

 

ガルーラ→メガガルーラ(ガルーラナイトを所持)


図鑑説明


ポケットモンスター赤・緑ポケットモンスターファイアレッド
メスは おなかの ふくろに こどもを いれて そだてる。 れんぞくパンチ こうげきが とくい。

ポケットモンスター青ポケットモンスターリーフグリーン
こどもは ははおやの おなかにある ふくろから ほとんど でてこない。 やく3ねんで おやばなれする。

ポケットモンスターピカチュウ
おなかのふくろで こどもをそだてる。 こどもを まもるためになら どんな あいてにも たちむかっていく。

ポケットモンスター金ポケットモンスターハートゴールドポケットモンスターY
あんぜんな ばしょなら こどもも おなかの ふくろから でて あそぶ。 おやは それを じっと みまもる。

ポケットモンスター銀ポケットモンスターソウルシルバー
こどもを まもるためなら どんなに キズついても けっして たたかいを あきらめない。

ポケットモンスタークリスタル
ねむるとき おなかの ふくろにいる こどもを つぶさないよう よこにならず すわりこんで ねむる。

ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド、ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア
ガルーラの こどもが 1ぴきで あそんでいても ぜったいに つかまえたりしては いけないよ。 ちかくに いる おやが はげしく おこりだすぞ。

ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイトポケットモンスターブラック2・ホワイト2、ポケットモンスターX
おなかの ふくろで こそだてをする。 あんぜんな ときだけ こどもを ふくろから だして あそばせる。

ポケットモンスターサン
ガルーラの ははおやの あいじょうは ふかい。 わがこを まもるためならば しさえ おそれないと いわれている。

ポケットモンスタームーン
おなかの こどもは およそ 3ねんで おやばなれする。 ははおやが おおごえで なくのは そのときだけ。


耐性


4倍
なし

2倍
かくとう

等倍
ノーマル,ドラゴン,ほのお,くさ,みず,でんき,あく,エスパー,はがね,こおり,いわ,じめん,フェアリー,どく,ひこう,むし

1/2
なし

1/4
なし

無効
ゴースト


容姿


 おなかの袋に子供を入れて育てるという、有袋類のカンガルーのような特性を持つ。この性質からメスしかいない。 
 頭部は強固な外殻で覆われており、どちらかというと怪獣(恐竜)じみた外見である。同じような体型のボスゴドラバンギラスよりもでかいくせに、体重はたったの80kgしかない。 
 卵から孵った時に既におなかの袋に子供がいるため、その生態についてはまだ謎が多い。子供を押しつぶさないように、座った体勢で寝る。子供は約3年で親離れする。  
 ポケパルレでは子供を撫でると怒られてしまう。オスはメスに比べて極めて個体数が少ないという説もあったがゲーム中には登場しない。当然ながら繁殖するには他の怪獣ポケモンのオスまたはメタモンを受精するしかない。 


概要


 ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ(第1世代)から登場しているポケモン
 カントー地方のサファリゾーンで捕獲でき、エリアによって出現率が微かに異なるが、ラッキーやケンタロスと並んで出現率は低い。 
 ニンテンドウ64の「ポケモンスタジアム」ではレンタルポケモンのガルーラにお世話になった人も多いのではなかろうか。無印ではガルーラがダウンすると、子供が心配そうに親の元へチョコチョコ歩いていた。 
 漫画関連ではポケスペオーキド博士が使用していた他、トキワの森に大きな野生のガルーラが生息していた。ポケダンシリーズではおばちゃんキャラで登場しており、主に倉庫の管理を担当している。


ゲームのガルーラ

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初代


 サファリゾーンに低確率で登場するが、ただでさえ出にくいのに捕まえるのにもかなりの運を要するため、ケンタロスやラッキー同様手に入れるのが異常に難しいポケモンだった。
 青バージョンでは野生では登場しないが、サイドンとの交換で手に入れることができる。NNは「ロダン」。


第4世代


 『DPt』では主人公の母アヤコがコンテストマスターランクで使用。ニックネームは「ガルちゃん」。
 このガルちゃんはコンディションが完璧であり、かつ演技部門においても技やCPUが強力なため相当に優れたポケモンを用いても勝つのが困難なくらい強い。
 相手に当たってしまった場合その場でリセットするのがある意味最も確実で安全な攻略法である。
 『HGSS』ではポケウォーカーを使えばかなり簡単にパーティーに入れることが出来る。序盤においては異常に高い種族値のため物凄い強さを誇り、殿堂入りされた人もいるだろう。

 

対戦のガルーラ

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能力


 メガシンカ前の種族値は見た目の割に控えめで、対戦で使うポケモンの中ではやや低めと言ってもいい。 
 しかし配分がやたら優れており、能力の低さはすべて特攻がこうむる形になっている為、結果的に隙の無い種族値を持つ。
 特にとくしゅが分離されたことにより、初代からの最大の弱点である特殊攻撃に耐性が上がったのは利点。 


特性


 「はやおき」は眠り状態になったときに素早く起きられる。ねむるとの相性も良く、相手の催眠戦法にも若干強い。
 「きもったま」はゴーストタイプにもノーマル・格闘タイプの技が当たるようになる。この効果のお陰でノーマル・格闘技だけでヌケニン以外のポケモンに等倍以上のダメージを与えられる。
 隠れ特性は「せいしんりょく」。怯み状態にならなくなる。きもったまが強力なためあまり使われないが、使用頻度の高いねこだましいわなだれあくのはどうなどでひるまなくなるのは大きな利点。

 

オススメ技


物理技


すてみタックル
タイプ ノーマル
威力  120(180)
命中  100
備考  反動1/3

おんがえし
タイプ ノーマル
威力  102(153)
命中  100

ブレイククロー
タイプ ノーマル
威力  75(112)
命中  95
備考  防御↓50%(防御↓50%/↓↓25%)

ねこだまし
タイプ ノーマル
威力  40(60)
命中  100
備考  優先度+3先制技。怯み100%

からげんき
タイプ ノーマル
威力  70(105)→140(210)
命中  100
備考  状態異常で威力倍

じしん
タイプ じめん
威力  100
命中  100

けたぐり
タイプ かくとう
威力  20~120
命中  100
備考  威力体重依存

ドレインパンチ
タイプ かくとう
威力  75
命中  100
備考  HP吸収1/2

シャドークロー
タイプ ゴースト
威力  70
命中  100
備考  急所ランク+1

かみくだく
タイプ あく
威力  80
命中  100
備考  相手防御↓20%(防御↓32%/↓↓4%)

ふいうち
タイプ あく
威力  70
命中  100
備考  優先度+1先制技

アイアンテール
タイプ はがね
威力  100
命中  75
備考  相手防御↓30%(防御↓42%/↓↓9%)

れいとうパンチ
タイプ こおり
威力  75
命中  100
備考  相手凍り10%(凍り19%)

ほのおのパンチ
タイプ ほのお
威力  75
命中  100
備考  相手火傷10%(火傷19%)

いわなだれ
タイプ いわ
威力  75
命中  90
備考  相手怯み30%(怯み51%)

がんせきふうじ
タイプ いわ
威力  60
命中  95
備考  相手素早↓100%(素早↓↓100%)

ひみつのちから
タイプ ノーマル
威力  70(105)
命中  100
備考  フィールド依存で追加効果30%

グロウパンチ
タイプ かくとう
威力  40
命中  100
備考  相手攻撃↑100%(攻撃↑↑100%)

ちきゅうなげ
タイプ かくとう
効果  100固定ダメージ


特殊技


れいとうビーム
タイプ こおり
威力  90
命中  100
備考  相手凍り10%(凍り19%)

かえんほうしゃ
タイプ ほのお
威力  90
命中  100
備考  相手火傷10%(火傷19%)

だいもんじ
タイプ ほのお
威力  110
命中  85
備考  相手火傷10%(火傷19%)

シャドーボール
タイプ ゴースト
威力  80
命中  100
備考  相手特防↓20%(特防↓32%/↓↓4%)

10まんボルト
タイプ でんき
威力  90
命中  100
備考  相手麻痺10%(麻痺19%)


変化技


みがわり
タイプ ノーマル
効果  HP1/4消費してみがわりを生み出す

どくどく
タイプ どく
効果  相手をもうどく状態にする
命中  90


テンプレート型


【ダブル】通常ガルーラ:サポート型 

特性:きもったま/せいしんりょく
性格:ようき/わんぱく
努力値:HP252 素早さ252or耐久252
持ち物:だっしゅつボタン/ヨプのみ/きあいのタスキ/おうじゃのしるし
確定技:ねこだまし
選択技:各種攻撃技/こごえるかぜ/なげつける/まもる/てだすけ/かなしばり/ほえる/しんぴのまもり/いばる/どくどく/にらみつける/みがわり


対ガルーラ 


注意すべき点


 特性おやこあいこそ弱体化されたものの、依然として高い耐久力と高火力に、ねこだまし・ふいうちによる対面性能の高さ、いわなだれによるごまかし性能の高さが加わり、極めて高い汎用性を誇る。
 物理受けで後出しから受け切ることはかなり厳しい。おにびによる対策はからげんき・みがわり・特殊攻撃技(・ちきゅうなげ)には無力で、接触攻撃技に対しゴツゴツメットでダメージを蓄積させ別のポケモンで縛るという対策はひみつのちから・特殊攻撃技に対しては無力となる。
 縛ること自体も、ふいうちの存在から容易ではない。


対策方法


 すべての型を1匹で対処することは厳しいので、複数のポケモンで対策するのが望ましい。基本的には、メガガルーラを後出しから削るポケモンと、メガガルーラに先手を取れるポケモンの組み合わせ。
 メガガルーラを削りさえすれば、先手を取れるポケモンで倒すことができる。先手を取れるポケモンは構築に複数入れておく。
 また、見せ合いでメガガルーラの選出を抑制することも重要。特定の構成のメガガルーラであれば対応できるポケモンを多く用意し、
 どの構成のメガガルーラであっても選出されにくいようにする。


ガルーラの歴史


第一世代


 同じノーマルタイプであるケンタロスの影に隠れていたせいで目立たなかった。
 とくしゅ以外は悪くないステータスではあるが、とくしゅの種族値が40とHPが高めであるにも関わらず特殊耐久がHPで補えないほど悲惨。
 一応フリーザーなどの対策にはなれるいわなだれを覚えられたものの、こうげきでもすばやさでも劣り、特殊耐久もボロ負けという完全にケンタロスの劣化となっていた。
 97カップの優勝者はケンタロスとともにLv55のエースとして起用していたが、試合での実績は不明。


第二世代


 とくしゅの分割でとくぼうが40から80に倍増し、金銀のサンダー以上の特殊耐久になった。初代では不遇だったかくとうが台頭してきているが、技はカビゴン並みに豊富に覚え、新しく追加された技はシャドーボールときしかいせい、補助技はのろいとほえるなど。
 中でも、新たに登場したのろい+ほえる型はとても強力で、のろいの積み合いに強く、のろいですばやさを落とせばほえるを同時に使った場合、当時の先攻のほえるは不発なのでほえるで対策は不可能。
 メインには弱体化したはかいこうせんの代わりとしてすてみタックル、サブにじしんまたはだいもんじだが、ゴーストタイプやエアームドで止められることもある。
 その他のノーマルポケモンとも違う独自の戦い方を得たおかげで、非常に強力なポケモンになった。
 ニンテンドウカップ2000全国大会でも決勝進出者11人のうち1人のみであったが使用者は優勝している。決勝戦においても活躍はできなかったが選出されている。


第三世代


 特性のはやおきを入手したことで、ねむる→ねごと→ねむる→ねごと……といった使い方を活かした耐久型が登場した。
 こごえるかぜの範囲が2体になり、さらに先制ひるみのねこだましも手に入れたのでダブルバトルにおけるサポート性能が高い。
 その他にもかわらわりやブレイククローなどを習得。2004年12月から2005年1月の期間、ニューヨークのポケモンセンターで配布されたなぞのタマゴ産のあくび個体が存在するが、これが第六世代に多少なれど禍根を残すこととなった。
 XD技としてうたうを覚えるが、この世代の主流である「ねむねご型」の場合はねむる、ねごと、攻撃技で簡単に4枠埋まってしまうため、とても搭載する余裕などない。


第四世代


 もう一つの特性であるきもったまを入手し、ノーマル技が無効であるゴースト相手で止まりにくくなった。ねこだましをゴーストタイプに当てられる唯一のポケモンにもなっている。
 さらに覚える物理技の数が大幅に増え、アームハンマーかみくだくギガインパクトげきりん、シャドークロー、ふいうちなどを手に入れた。
 プラチナでは、物理化したほのおのパンチ、れいとうパンチ、かみなりパンチ、ハートゴールドソウルシルバーではけたぐりやずつきも覚えることができる。
 大会実績としてはポケモンリーグ2007中学生以上の部福岡地区4位の記録を残している。

沖縄振り

 WCS2010沖縄予選準優勝のパーティには個体値がジャッジの評価で言う「平均以上」のポケモンしかいなかった。
 とりわけその手持ちの中のガルーラは物理型なのに性格がひかえめであり、努力値が5箇所に100ずつ振って余りを適当に振ってあり明らかにえいようドリンクでの手抜き育成であることが窺るなどから当時は話題になり、特にその努力値の振り方は「沖縄振り」と呼ばれるようになった。


第五世代


 隠れ特性でせいしんりょくを入手。採用率はきもったまの方が高いものの、かくとうポケモンが大抵ひこう対策に覚えているねこだましトゲキッスなどが使うエアスラッシュなどでひるまなくなるのが強みである。


第六世代


XY期

 メガシンカを得た。特性は相手単体を攻撃する際、1回目の攻撃の後に1回目の半分の火力で2回目の攻撃を行うおやこあいを得る。
 連続攻撃になるのできあいのタスキは無効となり、実質的に全ての技の威力を1.5倍にするのに等しくなる。
 さらに追加効果が能力変化にかかわるものならば2回分判定が行われるようになる。
 メガシンカによる種族値上昇とこの特性によって大幅に強化され、対戦環境の最前線に立つポケモンとなった。
 レーティングバトルではXYリーグーズン1からシーズン3、シーズン5、シーズン7を除いて各リーグ、各シーズンにおいて総合使用率1位を誇るなど、名実共にこの世代の代表格となった。
 レーティングバトルすべての対戦における使用率最低位がXYリーグシーズン1の5位であったことからもその凄さが分かるだろう。

ORAS

 当時の対戦環境ががあまりにもガルーラ、ガブリアスファイアローに支配されていたことから、特にORAS発売後は「ガルットモンスター オメガブリアス・アルファイアロー」などと揶揄されることもしばしばであった。
 ORASリーグシングルバトルでは露骨にゴツゴツメットカバルドンで対策を撃たれるようになり、それに対応するかのごとくれいとうビーム型がシーズン10に確立され、特殊一刀型すら珍しくなくなった。
 ねこだましグロウパンチ、じしん、すてみタックルという技構成にしてしまうと、メガシンカ後にはゲンガーにすべてのウエポンを無効化されてしまうため、1枠をかみくだくに替えた型もあった。
 因みに第三世代の配布産を偽装したあくびを覚えた不正個体(改造ポケモン、あるいはバグ産)がレーティングバトルで使用されるケースがあった。
 しかし、メガガルーラとして使用する場合フルアタック構成がざらであるためこのような不正個体を使うという思い至りをするプレイヤーは改造プレイヤーの中でも比較的少なく、ねがいごとラッキーほど大事には至らなかった。

大会実績

 多様なパーティが組まれていたWCS2014(カロスダブル)では使用率が低く、マスターカテゴリではベスト4に残らなかった。シニアカテゴリでもベスト4進出者中1人が使用に留まり、ジュニアカテゴリですらベスト4進出者中優勝者と準優勝者以外は不採用であった。
 露骨にメガガルーラ耐え調整されたポケモンが増えるであろうことが目に見えていた上にトリパも多かったのが、事前の予想より採用率が伸びなかった要因である。
 ところがWCS2015(全国ダブル)では裏をかくよりパーティパワーで押した方が安定して勝てるため積極採用された。同大会マスターカテゴリではベスト8進出者中6人が使用、同大会同カテゴリ優勝を記録。


第七世代


SM期

 おやこあいの2回目の火力が半分から1/4に減少。第六世代から比べると実質的に17%近く火力を下げたことになり、これは乱数最小率85%を下回ったため確定数に大きく影響する。
 更にカプの登場によりサブウエポンの多くが相対的に弱体化し、アローラガラガラミミッキュなどゴーストタイプの導入の普及によって、メガシンカさせた場合はノーマルタイプのメインウエポンの通りが悪くなった。
 またメガガルーラより素早さの高いポケモンが増えたため、特にシングルバトルでは前世代と比べ使用率が下がった。SMリーグシングルバトルシーズン7ではついに使用率ベスト30選外に。しかしダブルバトルでは変わらない人気を誇っている。

USUM期

 シングルバトルでは、素早さの優位性低下を要因としてがんせきふうじ型もたまに見られるようになった。
 敵に回すと厄介なカプは味方につけると中々の相性補完を形成する。特にカプ・テテフは先制攻撃技やいたずらごころの防止にもなる上に、ガルーラが呼び込むかくとうタイプには滅法強い。
 ダブルバトルではメガガルーラにとって非常に厄介なゴツゴツメット接触時発動特性を回避するため、カプ・テテフがかくとうを4分の1で受けられる性質を活かして、味方のカプ・テテフグロウパンチを打って火力を増強することで相手への接触機会を減らすというプレイングが成立。
 通常のレーティングバトルよりも寧ろ公式大会の環境で人気があり、その背景にはメガシンカ前に持つ特性のきもったまでゴーストタイプに睨みを効かせることができるという利点がある。
 WCS2018世界大会に出場した日本人選手の1人は、親名と個体名とで言語が違うガルーラを使用しており、改造が濃厚視された。

ピカブイ

 ピカブイでは21ばんすいどうのコーチトレーナーが使用するが、そのコーチトレーナーの特徴的な口調から「このトレーナーは手持ちのガルーラのピヨピヨパンチを食らって混乱したのか?」と思うプレイヤーも少なくなかった。


ポケモンGO』のガルーラ

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概要


 本作ではオセアニア地域限定のポケモンとなっており、当初日本での通常プレイによる入手は不可能だった。 


入手


グローバルチャレンジ


 2017年11月に、1週間で30億匹のポケモンをゲットするという世界規模のゲーム内イベント「グローバルチャレンジ」が開催される。
 その報酬の1つとしてガルーラの(日本を含む)東アジア地域での特別出現が含まれていることが発表されたのだ。 
 通常では手に入らないポケモンが手に入る可能性が出るということで、特に日本を中心とした世界各国で白熱したポケモンハントが繰り返された結果、11月26日の午前9時ごろ(日本時間)に無事ノルマの30億匹を達成し、これにより東アジア地域に一時的にガルーラが出現するようになった。 
 ちなみに、出現率は割と高く、1日中精力的に街を歩き回れば結構な数のガルーラと出会うことができた。更に高個体値の子も多く戦力増強に繋がったトレーナーも数多くいた。 


ウルトラボーナ


 2018年9月14日~30日には、グローバルチャレンジ達成記念のウルトラボーナスの一環として、カモネギケンタロスバリヤードといった他の地域限定ポケモン共々、期間限定で7kmタマゴから孵化するよう調整が入ったため、再度入手が可能となった。 


性能


 タイプ一致技に恵まれない反面様々な技を器用に使いこなす汎用ポケモンとなっている。通常技とゲージ技でじめんタイプの技を覚えられるので、じめんタイプの代役として運用することも可能。 
 最大CPは2400程度と少々心許ないが、耐久が高く、技の出も全体的に遅めなので、どちらかと言えば防衛向きの性能である。 


アニメにおけるガルーラ

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 無印編第34話で初登場。声優はなんとあの小林幸子が担当している。そのためか小林幸子が歌ったED曲「ポケモン音頭」において彼女は「ガルーラ小林」という名義でクレジットされている。ピカチュウのふゆやすみに登場したガルーラの声優は水原リン


ポケットモンスターSPECIAL』のガルーラ


 第1章でトキワの森に登場した他、第2章では回想シーンで若いころのオーキド博士が「ガルっち」というニックネームのガルーラを手持ちとして使っているシーンがある。
 キクコのゲンガーを第一世代ではタイプ相性的に効かないはずのピヨピヨパンチで圧倒している。

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 以上です。これで紹介を終えます。